
練習すればするほどゴルフが下手になる…。これだけ頑張っているのに、なんでゴルフが上手くならないんだろう?
こんにちは。たけちんです。
今日はこのお悩みに答えます。
✓この記事の内容
- 練習をすればするほどゴルフが下手になる理由
- どんな練習が効果的か?
練習すればするほどゴルフが下手になったように感じる。ゴルフあるあるですね。
でも安心して下さい。
ゴルファーならほとんどの人が経験することですし、僕自身もありました。
みんなこの経験を乗り越えてゴルフが上達していったんですから、大丈夫です。
とはいえどうして練習すればするほ下手になるのか、気になりますよね?
今日はそんなお話です。
練習すればするほどゴルフが下手になる理由
練習すればするほどゴルフが下手になる理由は2つです。
- 下手になったと感じるだけ(上手くなっている)
- 本当に下手になっている(上手くなっていない)
詳しく解説しますね。
下手になったと感じるだけ(上手くなっている)
これはゴルフに限らずあらゆるスポーツや芸術などに共通する心理です。
例えばピアノとかバイオリンなどでも同じなのですが、ある時を境に多くの人が自分の演奏を聴いて「下手になった」と感じるそうです。
しかし第三者に聴いてもらうと、ちゃんと上達しています。なぜか?
これは初心者の頃に比べて「耳が肥えた」のが原因で、これまで気付くことがなかった自分のミスに気付くようになったからです。
ゴルフも同じでして、本当は上手くなっているのに「下手になった」と感じているだけにすぎません。
初心者の頃はただひたすらにボールを打ち、前に飛ぶことが上達した証だったはず。
ところがゴルフが上達していく過程で、球筋や手に伝わるボールの感触などに対するハードルが高くなっていくんですね。
これはゴルフに対する向上心があればこその自然な心理で、決してゴルフが下手になったわけではありません。
自分が求めるレベルが高くなっているだけなので安心して下さい。

ゴルフ初心者に限った話じゃなくて、上級者でも「練習すればするほど下手になる」という感覚を持つ人は大勢いるんですよ。
向上心の現れですね!
本当に下手になっている(上手くなっていない)
ここまでは「アメ」の話でしたが、今度は「ムチ」の話です(笑)。
練習すればするほど、残念ながら本当にゴルフが下手になる人も大勢います。
なぜ練習すればするほど本当に下手になってしまうかというと、目的と手段を履き違えてしまうからです。
どういうことなのか?
ゴルフで良いスコアを出すことが目的だとすると、手段との関係は次のようになります。
(手段)ナイスショットを打つこと(ミスしないこと)
テストでいい点を取るために勉強するのと同じですね?
一方で練習すればするほど下手になる人は、下のような状況に陥りがちです。
(手段)練習場に通うこと???
なかなかゴルフが上手くならないゴルファーの多くは、練習場にナイスショットを打つために通っています。
目的がいつの間にかナイスショットを打つことにすり替わっているので、練習すればするほど下手になるんです。
厳しい言い方かもしれませんが、いくら練習場にナイスショットを打ちに行ってもゴルフは上手くなりません。
なぜなら「ゴルフが上手い=いいスコアが出せる人」だからです。
このあたりは「ゴルフが上手くなる人の特徴|ゴルフが上手くならない人との根本的な違い」で詳しく解説していますので合わせて読んでみて下さい。
どんな練習をすれば効果的か?
ゴルフで良いスコアを出すために一番大切なのが「リスク回避」という考え方です。
OBや池などに入れず、いかにペナルティ(罰打)を避けるかということですね。
なのでゴルフ練習場では真っ直ぐ遠くに打つのはいったん置いておいて、ボールを意図した方向に曲げる練習をおすすめします。
例えば右がOBの状況で意図的にフックを打てれば、それだけでペナルティを回避できます。
ボールを自分の思ったようにコントロールするには、スイングも大事ですがそれ以前に「クラブの特性」を理解する方が早いです。
ゴルフクラブはシャフトの延長線上に芯がない独特の形状(L型)なので、クラブの特性や動きのクセを知っているのと知らないのとでは、ボールのコントロールに雲泥の差が出てしまいます。
ゴルフクラブの独特の動きを理解するのに役立つのがフレループという練習器具で、ゴルフクラブの動きが手に取るように理解できるので持っておくことをおすすめします。
レビュー記事も公開していますので気になる方は参考にして下さい。
