ドライバーにアイアン、サンドウェッジ、パター。明日のゴルフに向けてゴルフバッグに意気揚々とゴルフクラブを詰め込んだものの、ちょっと待てよ。ところで、ゴルフクラブの本数ってルールで決まってるんだっけ?
今回は、そんなゴルフのギモンにお答えしていきたいと思います!
ルールで本数は決められているのか?
世界で統一されているルールブック「ゴルフ規則」の「規則4 プレーヤーの用具」内には、次のように記載があります。
4.1b 14本のクラブの制限;ラウンド中のクラブの共有、追加または取り替え
(1)14本のクラブの制限。プレーヤーは次のことをしてはならない:
- 14本を超えるクラブを持ってスタートすること。または
- ラウンド中に14本を超えるクラブを持つこと。
(引用元:JGA日本ゴルフ協会 2019ゴルフ規則)
このように、正式なルール上では「ゴルフクラブは14本以下」と定められています。
ですので、ゴルフ規則が適用される競技会などでは、ゴルフバッグには14本を超えるゴルフクラブをラウンドに持ち込むことはできません。そしてラウド中に追加することもできません。
もしこの規則に違反した場合は、所定のペナルティを加えられたり、適正な処置をしなければ最悪の場合「競技失格」となってしまうこともあります。
プライベートのラウンドではどうなる?
例えば、会社の人たちやゴルフ仲間とのラウンドで、「14本ルール」をそこまで気にする必要はありません。よほど仲間うちにルールにうるさい「堅物」がいれば別ですが(笑)。同伴の人たちにひとこと断りを入れておけば十分です。
プライベートのラウンドでは、例えば新しく買ったドライバーと古いドライバーを打ち比べてみたり、普段セッティングには入れないクラブを試してみたいということも多いでしょう。そういう場合は15本とかそれ以上になることもあると思います。ただし、あまりに多い本数だとキャディバッグが重くなったり、クラブ同士がぶつかって傷つきやすくなるなどデメリットも多いので、その点は注意して下さいね!