ゴルフ用のショットマーカーを買いたいけど「スプレー式(エアゾール)」と「シール式」どっちがいいんだろう?コスパがいい方を選びたいけど、使い勝手が悪いと嫌だな。
こんにちは。たけちんです。
みなさんは「ゴルフ用のショットマーカー」って使ったことありますか?
そうそう!フェース面にスプレーをかけたり、シールを貼ったりして「打球の痕(あと)」を調べるアレです。「ショットマーク」とか「ショットセンサー」とも呼ばれてますね。
このようにショットマーカーには「スプレー式」と「シール式」の2種類があるわけですけど、結局のところどちらがいいのでしょうか?
今回調べたのは次の2つです。
- コスパがいいのはスプレーとシールのどちら?
- 使いやすいのはどっち?
ゴルフの上達用にショットマーカーを買おうか迷っている人は、参考にして下さいね。
ショットマーカーは「スプレー」と「シール」の2種類!
ゴルフボールが「フェースのどこに当たったか?」を知るためには、ショットマーカーというグッズを使うと非常に便利です。
僕自身も練習で頻繁に活用しているグッズで、ゴルフ上達には欠かせないアイテムだと思ってます。
そんなショットマーカーには「スプレー式」と「シール式」の2種類があります。
スプレー式はアイアン・フェアウェイウッド・ドライバー共通で、シール式はアイアン用・フェアウェイウッド用(ユーティリティ兼用)・ドライバー用の3種類に分かれて販売されています。
- スプレー式:アイアン・ウッド・ドライバー全て共通
- シール式:アイアン用・ウッド用・ドライバー用の3種類
ちなみにシール式には「パター用」もあるんですよ。
ゴルフ用ショットマーカーの仕組み
ショットマーカーは、スプレーとシールで仕組みが違います。
まずスプレー式ですが、画像のように噴射した部分に白い粉の膜が付着します。(初めて使ったのでムラが出来てしまいました。慣れるまで時間がかかりそうです。)
ボールが当たると白い粉が取れ、打球痕が付く仕組みです(少し見づらいので、オレンジ色で囲ってます)。
繰り返し使うためには、白い粉が取れた場所にだけ再度スプレーを振りかければOKです。
一方のシール式はゴルフクラブのフェース面に貼り、ボールが当たると青色に変色する仕組みです。
1セット買うと複数枚のシールが入っていて、必要に応じて貼り替えて使用します。
スプレー vs シール!「使い勝手」がいいのはどっち?
今回、実際に両方のショットマーカーを使い比べてみた率直な感想を書きます。
結論を言うと、僕が個人的に使い勝手がよいと思ったのは「シール」です。
その理由は、スプレー式には次の3つの「難点」があるからです。
- 粉が飛び散る
- 打痕が見づらい
- クラブが汚れる
まずひとつめの理由として、スプレー式はインパクトした瞬間に白い粉が飛び散ります。
撮影した日は問題ありませんでしたが、風の強い日に風下に人がいる場合は配慮が必要かもしれません。
次にシール式は青い打球痕がハッキリと見えるのですが、スプレー式は打点が見づらいです。
これについては僕のスプレーの仕方が悪く、もしかするとムラがないように塗れれば改善するかもしれません。
ゴルフクラブが汚れやすいのも、難点のひとつです。
下の画像を見て下さい。フェース面だけでなく、クラウン部分にも白い粉が飛び散り付着してししまってます。
ですのでスプレー式のショットマーカーを使う際には、濡れたタオルなどで拭いてあげることをおすすめします。
確かにスプレー式には「どのクラブでも共通して使える」というメリットがあるのは事実ですが、次のコスパの面も含めて、僕の個人的な感想ではシールの方が使いやすいかなと思います。
スプレー vs シール!「コスパ」がいいのはどっち?
次は「コスパ」の面を調べてみました。
メーカーによって価格は前後するのですが、今回使用したライト(LITE)さんのショットマーカーで比較をしてみます。(価格はメーカー希望小売価格(税込)です。)
商品パッケージには、スプレーは50回分、シールは14枚入りと書いてあります。
- スプレー:750円/50回分
- シール:220円/14枚入り
上記を単純計算してみますと、
- スプレーは1回あたり15円
- シールは1枚あたり15.8円
となり、一見するとコスパ面では変わらないように見えます。
ところが実際に使用してみたところ、スプレーは粉が落ちてしまうため1ショットごとにスプレーをし直す必要があるのに対し、シールは1枚で複数ショットが可能であることがわかりました。
つまり、コスパ面においてもシールの方が優れているというのが、僕なりの結論です。
もちろんスプレータイプはシールを貼り替えるような手間はなく、ゴミが少ないというメリットがあるのも事実です。
あまり手間をかけずにサッと打痕を確認したいという方にはスプレー式を、コスパ重視の方はシール式を、というのがおすすめの選び方です。