- 綺麗なスイングプレーンを作りたい
- ボールの方向性を安定させたい
- スイング作りに効果的な練習器具が欲しい
上記のようなゴルファーの方にとって、これからご紹介するLITE(ライト)のシンプルマスターOP(オンプレーン)は、うってつけの練習器具かもしれません。
ティーチングプロとして有名な谷将貴さんが監修された練習器具ということで、実際に僕自身も長年愛用していまして、スイング作りには欠かせないアイテムになっています。
この練習器具は、主に次のような方にマッチすると思います。
- アドレス時のライ角が維持できない方
- インサイドからシャフトが寝て入る方
- アウトサイドインのカット打ちになっている方
上記はインパクトゾーンにおける典型的なエラーですが、シンプルマスターオンプレーンを使えば効果的に矯正することが可能になります。
鏡を見たり動画を確認しながらスイング矯正するのは手間や時間がかかりますが、シンプルマスターオンプレーンを使い続ければ、あなたのスイングを短時間でオンプレーンスイングへと導きます。
【症状別】シンプルマスターオンプレーンの3つの使い方
シンプルマスターオンプレーンは、置き方を工夫することで様々な使い方ができます。
つまり使い方を変えることで、ゴルファーの様々な悩みを解決できるというわけです。
その悩みというのが、主に下記の3つです。
- アドレス時のライ角が維持できない
- インサイドからシャフトが寝て入る
- アウトサイドインのカット軌道
ここからは、上記の悩みに合った使い方を紹介していきます。
ご自分の悩みとマッチする使い方をしていただければ、効率的にあなたのスイングを矯正できると思います。
使い方①ボールの正面に置く【ライ角の維持】
もっともオーソドックスな使い方で、主にライ角の維持に効果があります。
関連記事 ライ角とは?スコアアップのために知っておくべき3つの重要性
アドレス時のシャフトと平行になるように、角度と長さを調節し、ボールの正面に置きます。
バーに当たらないように、最初はハーフスイングからゆっくり打ってみましょう。この際、手元を低く保つことがポイントです。
ボールが右に飛んでしまったりスライスして飛距離が出ないという人には、インパクトで手元が浮いてしまう人が多いです。手元が浮いてしまうと、フェースが開いてしまうからです。
ライ角が維持できるようになると、方向性の安定や、つかまりが良くなって飛距離アップなどの効果があります。
使い方②真後ろに置く【シャフトが寝てしまう人向け】
ダウンスイングでシャフトが寝てしまいボールが左右に散らばるという人は、シンプルマスターオンプレーンを後方に置いてボールを打つ、もしくは素振りを行うのが効果的です。
バーに当たらないように注意してスイングしましょう。
僕自身もシャフトが寝る癖があるので、定期的にこの方法で矯正を行っています。
テークバックをインサイドに引きすぎる癖がある方にも効果的です。
使い方③斜め後方に置く【アウトサイドインの矯正】
シンプルマスターオンプレーンの使い方の3つめは、アウトサイドイン軌道の矯正です。
アウトサイドインは言うまでもなく、スライスや飛ばない原因になるため、治したいという方が少なくないと思います。
バーに当てないようにスイングすることで、インサイドイン、もしくはインサイドアウトの軌道に修正することが簡単にできてしまうのです。
シンプルマスターオンプレーンの詳細情報や基本的な使い方
シンプルマスターオンプレーンは、次の部材で構成されています。
- 土台となる重り(黒い鉄板)
- 角度可変式のバー
- 発泡スチロール製カバー(黄色)
土台となる重りには、かなり重量感のある鉄板を使っているので、角度を倒しても倒れることがありません。
ちなみに鉄板とバーはマグネット式になっており、自由に取り外し可能。
僕は練習場などに持ち運ぶ際には、重りとバーを外してキャディバッグに収納しています。
バーは根元の部分でお好みの角度に調整できます(無段階)。
バーには発泡スチロール製の太めの黄色いカバーが付いています。
これのおかげで手に当たっても安全です(とはいえ衝撃で本体ごと倒れる可能性があるので、周囲の状況には注意しましょう)。
長さの調節は、バーで行います。
バーについている突起が発泡カバー(黄色)のストッパーになっており、これで長さを調節します。