こんにちは。たけちんゴルフです。
「一生懸命に練習しているのに、スコアが全然良くならない。」
「ショットは悪くないのに、なぜか90以上叩いてしまう。」
あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?
このような「スコアの伸び悩み」を感じている方は、これからお話する「パー54のゴルフ」を試してみてはいかがでしょうか?
下は僕のツイートです。
100ヤード以内を常に3打以内で上がれるようになれば、80台だけでなく70台も狙える。
100ヤード以内に来たらスコアのカウント開始。18ホール「54打以内」で上がれるかどうかに一点集中。
「スコアは100ヤード以内で作られる」という言葉が痛いほどわかる。— たけちんゴルフ (@takechin_golf) August 26, 2022
ショートゲームを制する者は、スコアを制する。
100ヤード以内を常に3打で上がることに意識を向けることができれば、きっとあなたのゴルフは大きく変わると思います。
100ヤード以内を3打で上がる「パー54のゴルフ」とは
今回、僕が提案する「パー54のゴルフ」とは、100ヤード以内に来たらスコアをカウントし始め、各ホール3打以内で上がることを目標としたもの。
つまり、18ホール合計で54打以内を目指すゲームです。
なぜ100ヤード以内のスコアをカウントするのかと言うと、理由は2つあります。
1つめは、スコアの大半が100ヤード以内の寄せとパットで作られること。
2つめは、100ヤード以内に意識を向けることでショートゲームの大幅な実力アップに期待できることです。
これは、YouTubeや各種メディアで活躍されている中井学プロが著書「ゴルフ100ydシングルになる!」の中で提唱しているもので、僕も毎ラウンド実践しています。
100ヤード以内を常に3打以内で上がれれば、90切りはもちろん、70台も視界に入ってきます。
100ydシングルとは、100yd以内を3打、もしくは3打以内で上がることをコンセプトにしています。仮に18ホールすべてで、100yd以内から3打で上がれば、合計で54打となります。80を切るには、100yd以内を除くショットを25回以内におさえることが必要です。
(引用:ゴルフ 100ydシングルになる!)
具体的に「どうやって100ヤード以内を3打以内におさめるか」という技術的な面については、本の内容におまかせするとして、大事なのは100ヤード以内に集中力を集めることです。
もしかすると、あなたはティーショットでもっとも集中し、グリーンに向かって集中力が「尻すぼみ」になっているかもしれません。
しかし、本来は逆で、グリーンに向かうにつれて集中力を増していくべきです。
なぜなら、スコアの大半は100ヤード以内の寄せとパットで占めているからです。
ドライバーやフェアウェイウッドの出来はとりあえず脇に置いておき、「100ヤード以内は絶対パープレー(=54打)で回る!」と決めましょう。
このように目標を掲げると、否が応でもショートゲームに目を向けることになります。
すると、自分に足りないものが明確になって、今後の練習課題が浮き彫りになります。
たとえば、50ヤードをグリーンに乗せられないなら、50ヤードを徹底的に練習する。
ロングパットの距離感がバラバラなら、なるべく早くゴルフ場に来て、練習グリーンでタッチを合わせる練習に重点を置く、などなど。
こうやって「問題点の炙り出し→対策→実践→問題点の炙り出し…」というサイクルを繰り返せば、確実にショートゲームの実力が上がっていくと思います。
打ちっぱなしに行き、ただ漠然とウェッジを持って打つのとでは、質がまったく違うのがわかると思います。
100ヤード以内からスコアカウント開始!
スコアの付け方は、自由で構いません。
スコアカードの空欄に「正の字」だけ書いてカウントしてもOKですし、使用クラブと残り距離を書いておくと、より詳しくて良いですね。
僕は後者を採用していて、たとえば「①50PW ②10PT ③0.5PT」のようにメモしてます。
これは、1打目は50ヤードをPW(ピッチングウェッジ)で打ち、2打目は10メートルをパター、3打目は0.5メートルをパターで打ったこと表しています。
この場合、1打目のショットで10ヤード外しているわけですから、クラブ選択も含めて50ヤードのショットに課題があることが一目でわかります。
「キャリーが大きかった」とか「右に飛んだ」など補足的な情報を書いておくと、よりわかりやすいですね。
これ以外に、もっと良いスコアの付け方があると思いますので、皆さん各自で工夫をして欲しいと思います。
ぜひスコアメイクの参考にしてみてください(^^)!