こんにちは。たけちんゴルフです。
いよいよ本格的な冬に突入しましたね。
雪の中でもゴルフがしたい僕は、週間天気やゴルフ場のクローズ情報とにらめっこする毎日です(笑)。
さて、そんな冬ゴルフで注意したいのが「スコアの大崩れ」です。
皆さんの中にも、もしかすると「冬ゴルフはいつも大叩きしちゃう!」という方もいるかもしれません。
気温が低く芝も薄いこの季節は、いつもと同じマネジメントでプレーしてしまうと、思わぬ落とし穴にはまってしまうことが多々あります。
そこで今回は「冬ゴルフの注意点」と題し、スコアの大崩れを防ぐ3つの約束をお伝えしたいと思います。
たった3つですが、これを知っているかで、1日のスコアが大きく変わる可能性があります!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
冬のゴルフの注意点
冬のゴルフの注意点は、次の3つです。
- グリーンの凍結
- バンカーの凍結
- アプローチは転がし優先
それぞれ、詳しく解説します。
①グリーンの凍結
冬ゴルフでもっとも警戒すべきなのは、グリーンの凍結です。
特に午前中の早い時間帯は、グリーンがカチコチに固まっていることが多く、注意しなければいけません。
注意すべきなのは、グリーンに直接キャリーしたボールが跳ねて奥まで飛んでしまうケースですね。
グリーン奥はOBというホールもあり、「ナイスショットが大きなミス」になりかねません。
冬のゴルフ、特に出だしの数ホールは直接グリーンにキャリーさせるのは極力避ける。グリーンが凍結して跳ねる可能性があるから。せっかくのナイスショットも奥OBになりかねない。早い時間はピン位置に関わらず手前から攻め、グリーンを直接狙うのはグリーンが柔らかくなったのを確認した後。
— たけちんゴルフ (@takechin_golf) December 20, 2022
上のツイートでも書きましたが、冬ゴルフは「手前から攻める」が定石です。
特に朝のスタートホールは、グリーンの状況がわからないままセカンドショットを打つことになります。
ピンがどこにあろうと、常に手前に置いておく。
ピンを狙うのは、グリーンが柔らかくなったことを確認してからです!
②バンカーの凍結
意外かもしれませんが、グリーンだけじゃなくバンカーも凍るので要注意です。
バンカーが凍ると、カチカチの砂でバンスが跳ねてしまい、ボールを上げるのが極端に難しくなるんですよね。
「コンクリートの上から打つみたい」と言うと、わかりやすいかもしれません。
先日の、スタートホールでのセカンドショット。
僕が6番アイアンで打ったボールは、グリーン手前のバンカーにつかまりました。
届くかギリギリの選択でしたが、ティーショットがベスポジだったこともあり、つい「狙っちゃった」んですね。
このクラブ選択が、地獄の始まりでした。
バンカーを覗いてみると、ライに問題があるように見えませんでした。
しかし、サンドウェッジで普段通りに打ってみると…。
いつものバンカーとは全く違う、「ゴツン!」という硬い音。
いつもの1/3ほどしか高さが出せず、胸の高さほどあるバンカーの中腹あたりにボールが当たり、コロコロと戻ってきました。
結局、脱出に「3打」かかってしまい、痛恨のトリプルボギー発進でした。
対策は、バンカーを徹底的に避けることです(特に冬は!)。
バンカーは池と同じと考え、絶対に入れないようマネジメントするのが大叩きを防ぎます。
たとえば、150ヤード先にバンカーがあるなら、140ヤード打って手前で止める。
刻むのは「損した気分」になるかもしれません。
だけど、実際には得するケースがほとんどです。
僕がスタートホールでつまずいたのは、バンカーショットを失敗したからではありません。
パーオンを欲張り、「刻む勇気」を持てなかったのが大きな要因です(大反省)。
③アプローチは転がし優先
冬ゴルフでのアプローチは、上げるより転がした方が圧倒的に「吉」です。
その理由は、次の2つです。
- グリーンが凍っている可能性がある
- 芝が薄い
理由の1つめが、グリーンの凍結です。
先述したように、高い弾道は「跳ねて奥に大オーバー」のリスクを秘めます。
パターやアイアンで転がした方が、こんな「大ケガ」を回避できます。
理由の2つめが、芝の薄さです。
芝が薄くなる冬は、ロフトの多いウェッジだとボールが拾いにくく、トップやダフリのミスが出やすくなるんですね。
ボールが浮きやすいラフならOKですけど、グリーン周りの花道やフェアウェイなど「ペタペタ」なライでは、ロフトが立ったクラブが無駄な1打を防ぎます。
ちなみに、クラブの優先順位は、パター→FW(UT)→アイアンの順番。
つまり、ロフトが立ったクラブが最優先で、ウェッジは「最後の手段」です。
この考え方は、季節問わず「共通」ですね。
冬のゴルフ、特に出だしの数ホールは直接グリーンにキャリーさせるのは極力避ける。グリーンが凍結して跳ねる可能性があるから。せっかくのナイスショットも奥OBになりかねない。早い時間はピン位置に関わらず手前から攻め、グリーンを直接狙うのはグリーンが柔らかくなったのを確認した後。
— たけちんゴルフ (@takechin_golf) December 20, 2022
冬ゴルフはとにかく「手前で止めて転がして寄せる」がキーワードですよ!
冬ゴルフは風にも注意
プラスαの注意点として、冬特有の風の強さがあります。
特にアゲンスト(向かい風)だと、つい飛ばしたくなって強振しがちですが…。
風に抗うほど、余計に飛ばなくなり、曲がります!
理由は、強振によるスピン量の増大です。
強く振るほど、バックスピンやサイドスピンが増えて、飛距離ロスや曲がりの原因になるんですね。
たとえばアゲンストに負けまいと強振してフェースが開くと、「ブーメランかよ」と言うくらい曲がります。
風が強いときほど、ゆっくり振るよう心掛けましょう。
ゆっくり振ると、余計なスピンが減るので、飛距離ロスや曲がりを最小限に抑えられます。
僕なんかは風が強いときほど「あの辺でいいや~」と、テキトーに打つようにしてます。
「テキトー」というと語弊があるかもしれませんね。「それくらい力を抜いている」という意味です。
風と戦っても無駄なのは承知してますし、過去に立ち向かって何度も惨敗してますからね(笑)。
風が強いときほど、力を抜いてゆっくり振る。
特に風が強い冬ゴルフでは、頭の片隅に入れておいてください!
きっとスコアの大崩れを防ぐことができますよ(^^♪