【80台も出せる】ダブルボギーを打たない秘訣と3つの対策

スコアメイク
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いつも肝心なところでダブルボギーを打ってスコアを崩してしまう、と悩んでいませんか?

90切りはもちろん、100切りを目指すには、できる限りダブルボギーを打たないゴルフが求められます。

しかし、一度ダブルボギーを打ってしまうと、なぜか続けてダボを叩いてしまい、スコアを大きく崩してしまうという方は少なくないと思います。

万が一ダブルボギーを打ってしまったとしても、悪い流れを食い止めることができれば、上手くスコアをまとめることが可能になります。

 

そこでこの記事では、ダブルボギーを打たないための秘訣や対策法をお伝えします。

ダブルボギーを打たないために高い技術力は必要なく、ちょっとした考え方や工夫で簡単に防ぐことが可能です。

そして、ダブルボギーを打たないゴルフが身に付けば、安定して80台でラウンドすることができるようになります。

たけちん

JGAオフィシャルハンディ8.6のアマチュアゴルファーです(2022年6月現在/ベストスコア72(ハーフベスト35))。「2025年までにハンデ3以下になる!」を目標に日々練習に励んでいます。

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ダブルボギーを打たない最大の秘訣

はじめに、大前提としてダブルボギーを打たない最大の秘訣をお伝えします。

それは「ダブルボギーを絶対に打たない」という明確な意志を持つことです。

「そんな当たり前のことか」と思ったかもしれません。でも、実は意外とできていないものです。

 

というのも、ダブルボギーを打つときは多くの場合、心のどこかで「パーで上がりたい」「バーディを獲りたい」と考えているときだと思います。

たとえば、グリーンにできるだけ近づくようにドライバーを飛ばしたり、パー5の2打目で2オンを狙ったり、パー3でピンを狙って打ったり。

でも、こういうときは決まってOBや池、ダフリなど、スコアに直結するミスショットが出て、大叩きします。

 

そもそも、僕たちアマチュアゴルファーに、狙ってバーディやパーを獲る能力は基本的にありません。

狙って獲れるのは、プロか一部のトップアマだけかなと。

つまり、ダブルボギー以上を打ってしまうのは上記のように「自分ではコントロールできないこと」を実行しようとするからだと思います。

 

コントロール可能なことに集中する。

反対に、「ダブルボギーは絶対に打たない」という目標なら、なんとかコントロールできそうな気がしませんか?

たとえばパー4なら、3打でグリーンに乗せて、2パットで入れる。パー3なら、2打で乗せて、2パットでOKです。

初心者の方は難しいかもしれませんが、今100前後で回れている方なら、全然できると思います。

このように、ゴルフではコントロール可能なことに集中するというのはとても重要です。

 

ゴルフメンタル強化メソッドという本の中に、次のような記述があります。

あなたは自分の思うままにならない要素と格闘して、エネルギーを消耗していませんか?ツアープロを含めて、多くのゴルファーがコースでコントロールできないことに一喜一憂して、ショットに集中できないでいます。

自分がコントロールできることに集中する。この考え方がナイスショットの確率を高めてくれるのです。

 

ダブルボギーを打たない最大の秘訣は、「ダブルボギーを絶対に打たない」という意志を明確にすること。そして、それを実現するための対策を徹底的にやることです。

こうすることで、ダブルボギーを打たないゴルフが体に染みつき、やがてボギーを狙って獲れるゴルフができるようになります。

そして、ボギーを狙って獲れるようになれば、80台はもちろん、70台のスコアも視野に入ってきます。

 

では次に、ダブルボギーを打たないための具体的な対策法をお伝えします。

ダブルボギーを打たない3つの対策

対策は、次の3つです。

  1. ボギーオンに徹する
  2. ペナルティに打たない
  3. 2パットを死守する

それぞれ解説します。

①ボギーオンに徹する

ダブルボギーを打たないマネジメントのひとつが、「ボギーオンに徹する」です。

具体的には、次のように考えます。

  • パー3:2打でのせる
  • パー4:3打でのせる
  • パー5:4打でのせる

上記をクリアして、2パットならボギーで上がれます。1パットなら…パーです。

 

上のように考えると、無理なショットが不要になります。

たとえば、ドライバーを250ヤード飛ばしたり、ロングの2打目で3番ウッドを持ったり、パー3でピンを狙ったり。

ダブルボギーを打つときというのは多くの場合、これら「無理したショット」が絡んでいるはずです。

無理して飛ばそうとすれば曲がってOBになりますし、ダフって10ヤードしか飛ばないこともあります。

 

ボギーオン狙いは無理なショットを打つ必要がなくなるので、ダブルボギーを防ぐことができます。

なお、ボギーオン狙いは距離の長いバックティーからのゴルフでも効果的で、このあたりはバックティーから100切りする方法で詳しく書いています。

②ペナルティに打たない

ボギーオンは、ペナルティに打たないことが絶対です。

ペナルティとはOBや池など、入れた瞬間にスコアを損するものすべてです。打った瞬間に、ボギーオンの可能性がゼロになります。

ダブルボギーならまだ良いほうで、トリプルボギーや「10」もありますよね。

 

ちょっと難しいのが、上記に徹することができるかどうかだと思います。

どういうことかと言うと、僕も含め多くの人が「ドライバーで飛ばせたら…」と一瞬でも考えるからです。

たとえば、460ヤードの短いパー5だけど、ちょっと狭いホール。OBもあるけど、ナイスショットすればバーディが獲れるかも。もしかして、イーグルも…!?

こんなシチュエーションで、ユーティリティで刻む勇気がありますか?ということです。ちょっと自信がないという人も多いかもしれません(笑)。

 

ドライバーを使わない=せこい?【答えは勇気ある正しい選択です】で書きましたが、スコアメイクを優先にゴルフをするなら、刻む選択肢は「当然」だと思います。

少しでもOBの可能性があるなら、短いクラブで刻むか、ドライバーでコントロールショットを打つかの2択がベストです。

ダブルボギーを打たないためには、最低限の条件として、OBや池などのペナルティは徹底的に避けましょう。

③2パットを死守する

ダブルボギー以上打つ人には「3パットが多い」という点もあると思います。

ボギーオンを前提にした場合、3パットだとダブルボギーになってしまうので、なんとか2パットを死守したいところです。

ポイントは、タッチ(距離感)を合わせることです。

なぜかと言うと、3パットを打つときは、方向よりも距離の狂いの方が多いからです。

たとえば、3メートルのパットを2メートルもオーバーして、返しを外してしまう。こういう経験が多いと思います。

タッチさえ合わせておけば、多少方向が狂っても、そこまで距離は残りません。よほど難しいラインでない限り、2メートルも3メートルも外れることはありません。

詳しい内容は、パターの強さはジャストタッチがいい?それとも強め?で書いていますので、気になる方は参考にしてください。

ダブルボギーが続いてしまう理由

一度ダブルボギーを打つと、次以降のホールでもダブルボギーが続いてしまう…。

上記の悩みの方は、「スコアに集中している」からだと思います。

本来スコアメイクでは「コースに集中」しなければいけません。

 スコアを気にし過ぎて過剰反応すると、ロクなことはありません。肝心のプレーに対する集中力が途切れ、結果的にマイナスに働くのです。

「スコアのことを考えないで淡々とプレーする」。これこそが、つねに好調な状態を持続する秘訣なのです。

上記はいずれもゴルフメンタル強化メソッドからの引用です。

 

たとえば、ダブルボギーの次のホールで、ドライバーを曲げてOBなどトラブルになることが多くありませんか?

これは曲げてしまったという技術的なエラーではなく、ダブルボギーというスコアに気をとられてコースに集中できていないことが原因です。

冷静にコースと向き合えばOBは防げたはずだからです。

たぶん、こういったところからズルズルとスコアが崩壊していくのだと、僕の経験上感じます。

 

大事なのは、ダブルボギーを打ったことは事実として受け止め、次のホールは「絶対にダブルボギーを打たない」と明確な意志を持ち、コースと向き合うことだと思います。

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