【90切り】ダボ(ダブルボギー)を打たないための「3つのお約束」

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こんにちは。たけちんゴルフです。

「90切り」という目標を達成するために、僕たちゴルファーには「やるべきこと」があります。

それはダボ(ダブルボギー)をできる限り打たないことです。

しかし、わかっていても出来ないのが、ゴルフの難しいところ。

「今日はダボを絶対に打たないゾ!」と、意気揚々とラウンドを始めるものの、上がってみるとダボやトリがいくつも…。

結局いつもの90台や100台で終わってしまう、という人も多いと思います。

 

ダブルボギーは「打たない」とか「打ちたくない」といった「気持ち」だけでは、防ぐことはできません。

でも、ちょっとした対策を知っておけば、かなりの確率で防ぐことができます。

その対策とは、決してプロのようなナイスショットを打つことではありません。

普段から90や100前後でまわることができる人なら、誰にだってできる簡単なことです。

 

というわけで今回は、安定して90を切るために必要な「ダボを打たない」をテーマにお話をさせていただきます。

もしかすると、あなたは十分にショットが上手なのに、「打たなくてもいいダボ」を叩いているのかもしれませんよ!?

たけちん

JGAオフィシャルハンディ8.6のアマチュアゴルファーです(2022年6月現在/ベストスコア72(ハーフベスト35))。「2025年までにハンデ3以下になる!」を目標に日々練習に励んでいます。

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ダボ以上を打たないことが80台の近道

「90を切る」「安定して80台でまわる」と聞くと、まるでナイスショットの積み重ねのように聞こえるかもしれません。

実はそうでもなくて、ぶっちゃけショットの調子が悪くても、ダボさえ打たなければ割と簡単に80台を出すことができます。

 

たとえば、皆さんがプレーする機会が多い「パー72」のコースで考えてみましょう。

全18ホールでボギーなら、スコアはいくつでしょう?

そうです。「90」です。

つまり、たとえボギーばかりでも、その中の1つでもパーになれば「89」を達成できるということです。

このように90切りとは「ボギーペースを維持しつつ、その延長線上でいくつパーが取れるか」というのが基本的な考え方になります。

この記事を読んでいただいている方の中には、「1ラウンドで1個か2個くらいはパーが取れている」という方も多いと思います

 

しかし、ダブルボギー(ダボ)を打ってしまうと、状況は一気に苦しくなります。

ボギーならパー1個で取り返せますが、ダボだとパーが2つ必要になるんです。

ましてやトリプルボギーとかダブルパーとかだと…大事件です。

 

このように、ダボを打つとスコア的に(精神的にも)苦しくなっちゃうので、出来るだけ打たないように避けるのが、「常に80台」を目指す僕たちの課題です。

ダボを打たないための「3つのお約束」

では、ゴルフでダボ(ダブルボギー)を打たないためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか?

それには「ミスショットを減らす」ということになるのですが、これだとちょっと具体性に欠けるので、今回3つの対策をご紹介したいと思います。

最低限これだけでもおさえておけば、かなりの確率でダボを打たなくなると思うので、ぜひ取り入れてみてください。

それが、次の3つです。

  1. OBと池は絶対ダメ!
  2. グリーンまわりの「安全地帯」を把握
  3. 「3オン3パット」を回避する

①OBと池は絶対ダメ!

OBや池などは、入った瞬間にペナルティ(罰打)が発生するため、ダボになる可能性が高くなります。

特にティーショットのOBは、「3打目で打ち直し」か「プレイング4」のどちらか。

ダボ以上にリーチがかかる極めて苦しい状況になるので、徹底的に避けましょう。

 

とはいえ、「誰も打ちたいと思ってOBや池に打っていない!」という方がほとんどだと思います。

ではどうすればOBや池を避けられるのかというと、何よりまず「飛ばそうとしないこと」に尽きると思います。

飛ばそうと力むと、どうしても手元(グリップ)が先行してフェースが開きやすくなりますし、芯に当たりにくいので余計に曲がったりします。

良いスコアを出すために「ティーショットはできるだけ飛ばして、セカンドを有利にしたい!」という気持ちはよ~くわかるのですが、プレーヤーがコントロールできないほど「マン振り」してしまうのは、いただけません。

ティーショットは8割くらいの力感で、200ヤード飛べば十分くらいの気持ちで、狙ったポジションに置く。

これくらいの力感なら大きく曲がることはないので、OBや池などの「行ってはいけない場所」を避けられると思います。

ティーショットは200ヤードでも、十分に80台は出せますよ。

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ドライバーは振れば飛ぶけど方向性が安定せずスコアが悪くなってしまうという方。ドライバーは200ヤード飛ばすことができれば、100切りはもちろん80台も十分可能です。この記事ではドライバーを飛ばさずにスコアメイクするコツを紹介します。

もちろん、これはドライバーでのティーショットに限った話ではなくて、「セカンドOB」や「セカンド池」も要注意です!

②グリーンまわりの「安全地帯」を把握

ティーショットでせっかくフェアウェイに置いたのに、何だかんだでダボになってしまう場合があります。

こうなる原因のひとつに、「やみくもにピンを狙ってしまう」という点があります。

 

たとえば、グリーンの左端にカップが切られている場合。

この状況で、ピンを狙ったショットが少しフックして、左の深いバンカーに入ったとしましょう。

このケースでは、ダボ以上を打ちやすい要素をいくつも抱えることになってしまいます。

  • バンカーである
  • しかも深い…
  • エッジからピンまで近い
  • ホームランすればOB

 

セカンドショットでは無意識にピンを狙う人も多いと思います。

確かに成功したときの報酬は大きいかもしれませんが、失敗した時の代償も大きくなります。

まさに「ハイリスクハイリターン」な選択ですね。

 

パー3のティーショットやパー4のセカンドなど、グリーンを狙うショットではやみくもにピンを狙うのではなく、「外すならどこが安全か?」を把握しなければいけません。

グリーンを中心として4分割した場合、そのうち1箇所や2箇所は「安全地帯」が必ずあるはずです。

たとえば、グリーン手前の花道は、安全地帯の代表ですよね。

たとえ外した場所がラフでも、エッジからピンまで距離がある上りのラインなら、転がしのアプローチが使えますので「安全」といえます。

 

反対に、先ほどのような深いバンカーや、エッジからピンまで近いショートサイド、下りのアプローチが残る場所などは「危険地帯」です。

このようなエリアはアプローチが難しく、3パットの危険どころか、グリーンに乗せることも難しくなります。

よく「アプローチが苦手なんだよね~」と言う人がいますが、意外と難しいアプローチばかりやっているケースが多いです。

決してその人が下手なのではなく、セカンドショットを外す場所が悪いために、プロでも寄せるのが大変なアプローチばかり残ってしまっているんですね。

 

このように、グリーンを狙うショットを打つ前には「どこが安全で、どこが危険か?」を考える癖をつけることが、ダボを打たない秘訣です。

③3オン3パットを避ける

先述のとおり、90を切るためには「毎ホールボギー狙い」が基本になるのですが、ここで気を付けたいのが「3オン3パットのダブルボギー」です。

ボギーオン(例:パー4で3オン)に成功したにもかかわらず、3パットをしてしまう。

いわゆる「素ダボ」というやつですね。

OBにも池にも入れなかったのに…ショックが大きくなります。

 

この場合、3パットというよりも、それ以前の「3打目」に問題があるのかもしれません。

要するに、3打目で2パットに収められる場所に乗せられなかったから、3パットのダボになってしまった可能性が高いということです。

 

3パットになりやすい具体的な状況として、たとえば下記のものがあります。

  • 20m以上の超ロングパット
  • 下りのファーストパットが3mオーバー
  • 2パット目が、大きく曲がる1mのスライスライン

 

上記のどれも、想像するだけで手に汗をかきそうですね(笑)。

 

3パットをしない最大の秘訣は、パットの技術を向上させるのはもちろんですが、それ以前に難しいパットの機会を減らし、簡単なパットを増やすことです。

では、簡単なパットとはどのようなものか?

それは、次の3要素を持っています。

  1. 上りであり
  2. ストレートラインに近い
  3. 距離が近ければ尚良し

 

3打目では、できるだけ上の3つの要素を満たすエリアにボールを置くことです。

そうすれば必然的に3パットのリスクが減り、ダボを打たずに済みます。

ここで大事なのが、3の「距離」が最優先ではないということです。

たとえ距離が1mでも、下りの超スライスラインだと、入る確率はかなり低いでしょう。

ならば2mでも上りのストレートラインの方が、圧倒的にカップインの確率が高くなります。

 

3打目でパットが優しいエリアに運ぶためには、先ほど②でお話したように、安全地帯からできるだけ簡単なアプローチを打つことです。

そして、普段から100ヤード以内の練習を積み重ねておくことが大切です。

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一緒にがんばりましょう(^^)/♪

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