ドライバーが振りきれない理由【まずはコレから始めよう】

ドライバー
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こんにちは。たけちんゴルフです。

6月後半に早くも梅雨明けが発表され、「これからゴルフに行きまくるゾー!」と思いきや、近ごろの天気はまるで、梅雨真っ只中…。

ゴルフの予定日に限って雷とか「数十年に一度クラスの大雨」に見舞われ、なかなかラウンドできずにモヤモヤな日々が続いております。

きっと皆さんの中にも、僕と同じようなストレス(?)を抱えている方も多いと思います。

しかし、こんなときこそ、自宅練習やイメージトレーニングなどで、ゴルフ力を上げちゃいましょう!

 

今回のお話のテーマは、「ドライバーが振りきれない問題」です。

ドライバーで飛距離を伸ばしたり方向性を良くするためには、フィニッシュまで振り切ることが大事と言われています。

しかし、次のような悩みを持っている方も少なくないと思います。

素振りだと最後まで振り切れるのに、本番になると振りきれない…。

自分では「振り切ろう」としているのに、どうしてドライバーが振りきれないのでしょう?

OBが怖いからでしょうか?それとも、ドライバーに自信がないから?

確かに上記のようなメンタル的要因もありますが、ドライバーが振りきれないのには、もっと「根本的な問題」があるんです。

ちょっとだけ時間と努力が必要になるかもしれませんが、この問題さえ修正できれば、ドライバーをフィニッシュまで振り切ることができてスイングが綺麗になるだけでなく、飛距離が今より大幅に伸び、方向性も格段に良くなるはずです

 

というわけで今日は「なぜドライバーが振りきれないのか?」をテーマに、どうすればフィニッシュに向かって綺麗に振り抜けるのかについてお話します(^^)。

たけちん

JGAオフィシャルハンディ8.6のアマチュアゴルファーです(2022年6月現在/ベストスコア72(ハーフベスト35))。「2025年までにハンデ3以下になる!」を目標に日々練習に励んでいます。

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なぜ、ドライバーが振りきれないのか?

ドライバーを持つと、なぜかスイングが途中で止まってしまい、最後まで振り切ることができない。

ドライバーが振りきれない大きな原因として、ズバリ「グリップの握りが強すぎる」という点があります。

ドライバーを最後まで振り切れない人の多くが、飛ばそうとして、知らないうちに「強く握りすぎてしまう」傾向があるんです。

グリップ圧が強いと振り切れないワケ

なぜグリップ圧が強いと最後まで振り切れないのかというと、スイング中に手ばかりが動いてしまい、肝心のクラブヘッドが走らなくなるからです。

 

たとえば、公園にある「ブランコ」を思い浮かべてみましょう。

ブランコは、天井の支点を中心に座席を「ブーン、ブーン」と大きく動かすことができる、振り子の原理を使った遊具です。

では、もしブランコの支点が固定されず、あちこちに動いたらどうなるでしょう?

これだと、いくら子供が座席を揺すっても、大きく動かすことはできませんよね。

 

同じ振り子運動のゴルフも、支点である手元の動きが小さいほど、ヘッドの運動量が大きくなります。

そして、ヘッドの運動量が大きくなるほど遠心力が強く働き、自分で振り切ろうとしなくても、自ずとシャフトが首に巻き付くようになります。

これは、途中で止めようと思っても止められる力ではありません。

ドライバーは「振り切られるもの」

ここでのポイントは、ドライバーは「振り切るもの」ではなくて、「勝手に振り切られるもの」だということです。

先述のとおり、ヘッドの運動量が大きくなればなるほど遠心力が強く働き、フィニッシュで「勝手に」シャフトが首に巻き付くようになります。

 

とはいえ、ヘッドを大きく動かそうとして、腕の力で引っ張り下ろすのは逆効果です。

支点となる手(グリップ)が大きく動いてしまうからです。

 

重要なのは、下半身を先行させて、ヘッドを自然の重力に任せて落下させることです。

すると支点の動きが抑えられるので、クラブヘッドの動きがよりダイナミックになります。

さらに、シャフトのしなりも大きくなるので、更なる飛距離アップも望めます。

手元の動きが小さいので、ミート率がアップするというのも、大きなメリットのひとつですね。

 

とはいえ、グリップを今までのようにギュッと握りしめては、手元ばかりが動いてしまい上手くいきません。

グリップをできるだけ緩く握り、腕力に頼らないスイングが必要です。

ドライバーを振り切るには、まずはグリップを緩めよう

ドライバーを振り切るためには、まずはグリップを緩く握ることから始めましょう。

目安としては、10がMAXとして、1とか2くらい。

感覚を染み込ませるためには、指先でつまむくらい、極端でもOKです。

 

あまりに頼りないグリップなので、最初は全然飛ばない気がするかもしれません。

そして、実際に飛ばなくなることも多いと思いますし、ボールがどこに飛ぶかもわからない状態になるかもしれません。

だけど、飛距離や方向性については、一旦忘れましょう。

この練習の目的は、あくまでもヘッドの重さを感じて、ヘッドの運動量を多くすること。

「飛ばそう」とか「狙った場所に飛ばそう」と考えた時点で、またすぐに元の「腕力に頼ったスイング」に戻ってしまいます。

 

ドライバーを振り切るには、まず優先すべきは、腕力に頼ったスイングから脱却すること。

遠回りに感じますが、実はこれが飛距離アップの最大の秘訣です。

 

長年の「力を入れる癖」を取り除くにはちょっと根気のいる作業ですが、何カ月も続けていくと、ゴルフが大きく変わると思います。

一緒に頑張りましょう(^^)/!

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