ドライバーは200ヤードで十分と考えたら80台が安定しはじめた話

ドライバー
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運動経験のある男性の方や、力がある人であれば、ドライバーで250ヤード以上飛ばせるという人もいると思います。

ただ、方向性に問題があり、OBが出てスコアメイクが上手くいかないという方が多いかもしれません。

 

以前の僕もまったく同じでして、振れば270~80ヤードは飛ばせていました。

過去にテニスをやっていて、日頃から筋トレをしているので、飛ばないほうではないと思います。

その代わり、調子が悪いと右へ左へOBを連発。良いときは80台前半ですが、悪いときだと110くらい。「スコアはドライバーに聞いてくれ~」という感じでしたね(笑)。

そこで始めたのが、ドライバーを200ヤードに落とす方法です。

最初は勇気が必要でしたが、はじめてみるとスコアのブレが少なくなり、80台で安定してラウンドできるようになりました。

 

結論を言うと、ドライバーは200ヤード飛ばせれば、80台を狙えます。

というより、飛ばさないほうが安定して出せると思います。

そして、やがて70台の未来も見えてきます。

たけちん

JGAオフィシャルハンディ8.6のアマチュアゴルファーです(2022年6月現在/ベストスコア72(ハーフベスト35))。「2025年までにハンデ3以下になる!」を目標に日々練習に励んでいます。

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ドライバーは200ヤードで十分な理由

ドライバーは、200ヤード飛ばせば十分です。

なぜかと言うと、80台はボギー狙いの延長にあるからです。

ボギー狙いが80台の基本

18ホール全部でボギーを取ると、スコアは90です。

そして、1つでもパーが拾えれば、80台です。

つまり、僕たちがやるべきなのは、まずは全てのホールでボギーを取ること。そのためにパーオンさせる必要は、皆無です。パーオン率は0%でOKなんです\(^o^)/。

間違っても、ドライバーでかっ飛ばして、アイアンでパーオンさせて…なんて考えないでくださいね。スコア崩壊が待ってます(笑)。

僕たちが目標とすべきは、ボギーオン率100%です。

ボギーオンは200ヤードで十分

ボギーオンとは、下記の通りです。

  • パー3:2打でグリーンオン
  • パー4:3打でグリーンオン
  • パー5:4打でグリーンオン

ドライバーを使わないパー3は別にして、パー4やパー5でボギーオンさせるなら、ドライバーで200ヤード飛ばせれば楽勝です。

 

たとえば、400ヤードのパー4なら、残りは200ヤードですね。

ユーティリティで150ヤード飛ばして、50ヤードをウェッジかショートアイアンで乗せればOK。9番アイアンで、100ヤードを2回打っても大丈夫です。

もちろん、50ヤードとか100ヤードをグリーンに乗せる練習はマストですけど、少なくともドライバーは200ヤードで十分だと理解できると思います。

 

僕はこの考えに変えてから、ゴルフがかなり楽になりました。

これまではドライバーで250ヤード飛ばし、残りの150ヤードを7番アイアンで乗せなきゃダメという、固定観念満載のゴルフを思い描いていたからです。

150ヤード以上をグリーンに乗せるのは、ぶっちゃけ「鬼ムズ」です。

平坦なライならいけるかもしれませんが、ほぼ傾斜地ですからね。

 

ドライバーは200ヤードで十分と考えると、残り距離が長くなるので、2オンがほぼ絶望的になります。

すると、2オンを諦めて「刻もう」という意識が芽生えます。

要は残り距離を2打で乗せればいいので、余計なプレッシャーがなく、気楽にゴルフができるようになりました。

ドライバーを200ヤードに抑えるメリット

メリットは、次の通りです。

  • 力まなくて良い
  • ドライバーで死ななくなる
  • 他のショットも良くなる

力まなくて良い

たぶん一般男性なら、力まなくてもドライバーで150~200ヤードは飛ばせると思います。

力まずに済むメリットとして、次があります。

  • 芯に当てやすい
  • 曲がらない
  • チョロしない
  • ティーショットが気楽

 

僕個人的に、「ティーショットが気楽」なのはメリットが大きいですね。

なぜかと言うと、ティーショットではなるべくエネルギーを使いたくないからです。

ティーショットで頑張ると、セカンドショット以降で気が抜けるときってないですかね?ドライバーをドキドキしながら打って、何とか成功して、ホッとするみたいな。

けど、そういうときは、セカンドショットが割と適当になったりします。ティーショットで完全燃焼して、集中力が切れてしまう感じです。

 

ゴルフは、カップに向かって徐々に集中力を上げていくのが正しい方法です。

なぜなら、カップに近づくにつれて、ターゲットが狭くなるからです。

反対に、ティーショットは意外と適当でOKです。フェアウェイ幅は3~40ヤードもありますから。ラフも含めたら、80ヤードくらいあるんじゃないですかね?

ドライバーで死ななくなる

一番のメリットですね。

ドライバーで死なないというのは、OBや池など、スコアに直結するミスが出ないということです。

ドライバーを200ヤードに抑えると、曲がり幅が小さくなり、OBが減ります。

また、200ヤード前後なら、OBにかからないホールも増えると思います。

 

以前の僕は、1ヤードでもグリーンに近づけようと、ドライバーを振っていました。自分の力が10としたら、10をフルに出し切る感じです。今のように「7割の力加減でOK」なんて、考えもしなかったですね。

その代わり、右に左に制御不能で、ほぼ運任せのゴルフです。これじゃ、スコアがまとまるわけないですよね。

 

ドライバーは200ヤードで十分と考えるようになってから、飛ばすことの無意味さを知りました。

無意味は言いすぎかもしれませんが、僕のゴルフには、あまり必要のないことでした。

それ以来、安定して80台のスコアを出せるようになり、70台も出るようになりました。

他のショットも良くなる

意外だったのが、アイアンやフェアウェイウッドなど、他のクラブにも好影響が出たことです。

たぶん、ドライバーで無理なスイングをしなくなった分、スイング自体が安定したのだと思います。

というのも、昔の僕のスイングは、典型的な「あおり打ち」でした。

飛ばそうと力むあまり、インパクトにかけて伸び上るようなスイングです。

【効果大】ドライバーでプッシュアウトスライスが出る原因と直し方で書きましたが、あおり打ちはプッシュアウトだけでなく、チーピンも引き起こします。

僕が左右にOBを打っていた原因です。

 

「飛ばさなくて大丈夫」とわかってから、力むことがなくなり、あおり打ちも消えました。

その結果、アイアンや他のクラブの精度もアップしたんです。

ドライバーで200ヤード先を狙う方法

とはいえ、「ドライバーで200ヤード先を狙うなんて難しい」という人もいるかもしれません。

これについては、スミマセン…。練習しかないです。

ドライバーの方向性を上げる練習は、下の記事で紹介しています。よければ参考にしてください。

ドライバーの方向性を安定させる確実な練習方法【効果は保証します】
次のようなお悩みを持っていませんか? ドライバーの方向性が安定しない ドライバーさえまともならスコアが良いはずのに・・・...

僕が毎回やるのが、ドライバーで150ヤード先のグリーンを狙う練習です。

いきなり200ヤードは厳しいので、150ヤードを基本に、徐々に距離を伸ばしていくやり方です。

振り幅は、肩から肩までのハーフショットです。

皆さんもやるときは、できればフック系のボールがいいと思います。ランが出て飛距離が稼げるからです。キャリーが180ヤードでも、200ヤード以上飛ばせます。

もちろん、スライス系のボールでもOKですよ。

ドライバーのハーフスイングで飛距離が伸びる3つの理由
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200ヤードの先にある未来

ドライバーで200ヤード先を正確に狙えるようになったら、次は210ヤード、220ヤード…と、徐々に距離を伸ばしていきます。

すると、最初は200ヤードだったのが、段々とフェアウェイキープできる距離が伸びていきます。

これはすごい武器でして、もし250ヤード先のフェアウェイを8割くらいの確率で狙えるようになれば、かなりの上級者になれます。

僕はまだその境地に達していませんが、そこを目指して日々、基礎の200ヤードを磨いています。

大事なのは、つまづいたら、基礎に戻ることだと思います。

例えば、210ヤードに伸ばしてブレるようなら、200ヤードに戻るということです。

もちろん200ヤードにこだわらず、180ヤードでも150ヤードでもいいと思います。大切なのは、自分が狙える最低限の距離を基礎にして、伸ばしていくようにすることです。

そして、基礎となる150~200ヤードが身につくと、250ヤードを飛ばせる「土台」ができあがってきます。

スイングが良くなって、ミート率が上がるからですね。

ドライバーが飛ばない理由【250ヤード飛ばすために必要なこと】
一生懸命振っているつもりなのに、ドライバーが飛ばない。こんなお悩みを抱えているゴルファーの方はとても多いですね。 僕も数...

お互い、がんばりましょう!

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