パターの強さはジャストタッチがいい?それとも強め?

ゴルフパッティング パターの打ち方や練習方法

パターの強さは、「ジャストタッチ派」ですか?それともカップをオーバーする「強め派」でしょうか?

世に出回っている様々なパッティング教本や雑誌などで、意見が二分していることから、果たしてどちらがよいのか迷っている方も多いはず。

今回はこのテーマに沿って、冒頭で「ジャストタッチ」と「強め」のそれぞれのメリットやデメリットを挙げ、最終的にどちらを選んでプレーするべきなのかを考えていきたいと思います。

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「ジャストタッチ」のメリットとデメリット

ジャストタッチはその名のごとく、カップにちょうど届くくらいのパターの強さでボールを転がす技術です。

3パットが激減する

ジャストタッチの最大のメリットは、何と言っても「3パットの危険が激減する」ことです。ジャストタッチでファーストパットを打つことができれば、カップインせずとも、残りはせいぜい50センチほど。「お先に」パットでホールアウトできる可能性が高くなります。そのため、精神的に優しい打ち方と言えます。

「惜しい」パットが多くなる

ジャストタッチでパッティングをしていると、最後のひと転がりでコロンと入ることもありますが、手前で止まって結果的に「惜しい」というパットが多くなります。

強めのタッチに比べると、1パットで入る可能性が低くなるため、ラウンド平均のパッティング数が「36」に近い数字になります。

傾斜の影響を最大限に受ける

カップに届くギリギリの強さのため、そういった意味で傾斜の影響を最大限に受けることになります。そのため、ライン読みが甘いと、カップインラインより下の「アマチュアライン」に外れ、手前にショートしやすくなります。

「強めのタッチ」のメリットとデメリット

「強めのタッチ」とは、カップに蓋をしたと仮定して、必ずカップをオーバーする強さでパッティングをするという技術です。

プロゴルファーの中でも、パッティングの名手と呼ばれる選手に多く、タイガー・ウッズ選手や人気の渋野日向子選手が果敢に強気のパットでカップにねじ込む姿が印象的です。

1パットの可能性が高くなる

強めのタッチは必ずカップに届く強さになるため、その分1パットでカップインする機会が多くなります。「ネバーアップ・ネバーイン(カップに届かなければ一生カップインすることはない)」という有名なゴルフの格言は、如実に強めのタッチの重要性を表しています。

3パットの危険性も

1パットで入る可能性は高くなりますが、大きくカップをオーバーしてしまい3パットの危険も発生するという、「リスク&リワード」の関係性があります。言い換えれば、1パットで入る可能性が50%あるとすると、3パットの危険性も50%あるということです。

そのため、精神的に負荷が大きくかかる傾向があります。

傾斜の影響を受けにくい

強く打てば打つほど、傾斜や芝目の影響を受けにくくなります。ゴルフ用語でこのことを「ラインを消す」という言い方をしたりもします。特に芝目の強い高麗芝のグリーンでは、有効な打ち方と言えます。

どちらを選択するべき?

ここまで、「ジャストタッチ」と「強めのタッチ」それぞれのメリットとデメリットをお話させてもらいました。

それぞれに良い所も悪い所もあることから、「じゃあ、結局どっちがいいの?」と逆に悩ませてしまったかもしれません。

ここからは、そのメリットやデメリットを踏まえて、「ジャストタッチ」と「強めのタッチ」のどちらを選択すればいいのかを考えていきましょう。

その際に重要な尺度になるのが、現在持っているあなたの「パッティング力(りょく)」です。

パッティング力とは?

パッティング力とは、ボールをカップに沈める(あるいは近付ける)ために必要な、総合的な指標です。私は個人的に、パッティング力には3つの要素があると考えています。「技術力」「リーディング」そして「メンタル」です。

「技術力」とはその名の通り、ボールを狙った場所に打ち出す技術であったり、ボールに順回転をあたえて転がりをよくしたりといったものです。

「リーディング」は、傾斜や芝目を「読む」力です。あと風なんかもそうですね。

そして「メンタル」。強気なのか弱気なのか。まわりの視線を気にするのか。流れに流されてしまうのか。メンタル的な要素はいくつもあります。

これら3つの要素を自分と照らし合わせてみてどうなのか?その答えによって、「ジャストタッチ」なのか「強めのタッチ」が合うのかを決めるのが正解だと、私は考えています。

パッティング力が「低め」なら、迷わず「ジャストタッチ」を

先ほどの3つの「パッティング力」を自分に照らし合わせてみて、総合的に点数が低めだと感じるのなら、迷わず「ジャストタッチ」を選ぶ方が賢明です。パッティング力が低いということは、平均スコアが90以上の方が圧倒的に多いでしょう。

「ジャストタッチ」を選ぶべき理由は3つあります。

ジャストタッチを選ぶべき理由

ひとつめに、ジャストタッチでパッティングを繰り返していると「リーディング(読む)」力が身に付きます。常にカップにギリギリ届く距離で打つと、傾斜の影響を最大に受けるというお話をしました。つまり、「これだけの傾斜なら、これくらい曲がる」という感覚が、反復されることにより自然と身に付きます。これは芝目も同じです。強めのタッチだと、ラインを消しにいくため、曲がり幅が身に付きません。

ふたつめに、メンタル的に浮き沈みが出にくいということ。強気に打ってカップを1メートルほどオーバーさせて、返しのパッティングはどのような心境になりますか?「返しを外したらどうしよう」「同伴競技者に笑われる」などと考えてしまうようなら、強めのタッチは選ぶべきではありません。なぜなら、たとえ返しのパットが入ってパーをセーブしても、緊張から安堵へのメンタル移行が、あまりプレーにいい影響を与えないからです。ゴルフは18ホールをできるだけ「なだらかな感情」で回る方がずっとスコアがいいからです。「ヤバい!」「ほっ・・・助かった」のようにジェットコースターのように繰り返していたら、きっと疲れるでしょう(笑)。

最後に、強気のパットは、あくまで正確に狙った所に打ち出せる技術力があるからこその方法だからです。打つたびにフェースが開いたり閉じたりしてしまうのに、強めのタッチで打つとどうなるか。想像するだけで、ゾッとしませんか?

パッティング力が低いうちは、イチかバチかの1パットを狙いに行くより、粘り強く2パットを取り続けていくことが、スコアメイクの上で大切なんです。

距離感を磨くのに役立つパターマット

パターマットといえば、2メートルくらいのマットの先端に上り坂が設けられており、中央に穴が開いているというものが多いと思いますが、残念ながらこのマットは「距離感」を養うという意味ではあまり効果がありません。

パッティングの距離感を重視する私が毎日使用している「パターマット工房」は、日本の多くのゴルフ場で採用している「ベント芝」を見事に再現した、数少ないパターマットのひとつ。自宅に居ながら本物のグリーンに近い感覚でパター練習をすることができます

穴が開いていないパターマット

この「パターマット工房」のもうひとつの特徴は、マットにカップインの穴が開いていないことです。そのため、カップインすることよりも距離感を養うことだけに集中することが可能です。

「ワングリップオーバー」を可能にする「距離感マスターカップ」も付属で付いているので、絶妙なタッチを自宅でも身に付けることができます。

私も毎日、食後やお風呂上りなど、時間を見つけて転がすようにしています。

通常のパターマットのように傾斜がついていない、薄いカーペットのような商品なので、リビングや廊下に敷きっぱなしにしても「邪魔だ!!」と奥さんに叱られなくても済みますよ(笑)。

【追記】

ぶっちゃけ、パッティング練習は毎日やらないと効果があまりありません。ラウンド前に慌てて練習をしても、パッティングは上手くなりません。

私も90や100を切れないと悩んでいたころは、ショットの練習ばかりやって、パッティングはラウンド前日と、当日練習グリーンで転がすだけでした。もちろん、当時の平均パット数は、36~40をうろちょろ。

そこで知り合いのシングルさん(今では仲のいいゴルフ仲間)に相談したところ、1日だけ1時間まとめて練習するより、毎日3分でも5分でもいいからパター練習した方がいいよと勧められました。

それからは、パターマットを購入して毎日5分必ずボールを転がすようにしています。おかげで平均パット数は30くらいに落ち着いてきました。

仕事や家事などで毎日まとまった時間が取れない!という人も多いと思いますが、1日たった5分の時間だけでも、ゴルフ上達のために空けてみてはどうでしょう?

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