パターの方向性は準備が9割【合わせ方のコツとおすすめ練習器具】

パター
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こんにちは。たけちんゴルフです。

今回のお話のテーマはパターの方向性についてです。

この記事を読んでいただいている人の中にも、「なぜか狙った方向に転がってくれない…」とお悩みの方も多いと思います。

しかし、長くて難しいドライバーなら仕方がないとして、クラブの中でもっとも短く打ちやすいはずのパターさえ狙った方向に転がせないなんて…。

一体なぜ、こんなことが起こるのでしょう?

 

パターの方向性に問題がある場合、実は打ち方よりも事前準備の段階でエラーがあるケースがほとんどです。

つまり、構えたときのパターの合わせ方に問題があるということです。

先日、メーカーのフィッテイング担当の方は「8割のゴルファーがまっすぐ合わせているつもりでも実際は右や左を向いている」話していました。

パターの方向性を上げるには、打ち方に悩む前に、狙った方向にボールやパターの向きをセットできるかが鍵になります。

 

そこでこの記事では、以下の内容に沿ってお話を進めます。

  • パターの方向性は準備が大事!
  • パターの方向性をアップさせる合わせ方のコツを紹介
  • パターの方向性を上げるおすすめ練習器具

 

以前の僕は、パッティングが大の苦手でした。

50cmを外すことも多々ありましたし、ロングパットは「あさっての方向」に転がる始末…。

長い間「きっと打ち方に問題があるに違いない」と、グリップを変えてみたりストロークを練習するなどしましたが、なかなか改善できずに悩み続けました。

しかし問題はそこではなく、単にフェースの合わせ方が間違っていただけだったんです。

その点を改善できてから、パターの精度は格段に変わりました。

 

もし今、僕と同じような悩みをお持ちなら、きっと参考になる内容だと思いますので最後までお付き合いください(^^!

たけちん

JGAオフィシャルハンディ8.6のアマチュアゴルファーです(2022年6月現在/ベストスコア72(ハーフベスト35))。「2025年までにハンデ3以下になる!」を目標に日々練習に励んでいます。

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パターの方向性は準備が大事!

大事なので繰り返しますが、パターの方向性はアドレス時の準備(特にフェースの合わせ方)がとても重要です。

いくら良いストロークで打っても、そもそも合わせた方向が間違っていれば、狙った方向に転がらないからです。

また、間違った方向にフェースを合わせるとと、引っ掛けたり押し出したりなど、無意識にスイング軌道の修正をしてしまう可能性もあります。

パターの方向性を安定させたい場合、ストロークを見直すことはもちろん大切です。

だけど、それ以前に「狙った方向に構えることができているか?」が大切です。

パターの方向性をアップさせる合わせ方のコツ

パターのフェース面を合わせるコツをいくつかご紹介します。

具体的には下記のとおりです。

  • スパットに合わせる
  • ボールにラインを入れる
  • ラインとパターを合わせる

上記を行うだけでも、かなりパターの方向性はアップするはずです。。

スパットに合わせる

スパットとは、芝の上にある「目印」のことです。

打ち出したい方向(注:カップの方向じゃありません)に、何か目印になりそうなものを見つけ、ボールを合わせます。スパットの候補としては、芝の色が変わっている所やピッチマーク跡などがあります。

注意点は、スパットはあまり遠い場所に設定しないことです。遠くなるほどフェースを合わせるのが難しくなりますし、アライメント(体の向き)も狂いやすくなるからです。

スパットは、30センチくらい先に設定して、そこにフェース面を真っ直ぐに合わせるようにしましょう。

 

30cmとはいえ、そこにフェースをまっすぐに合わせるのは意外と難しいです。

家の中でOKなので、日頃からスパットに合わせる練習をやっておくことをおすすめします。

たとえば僕は、ボールの30cm先にもう1つボールを置き、当てる練習をやっています。

たかが30cm、されど30cm。

これだけでも、ショートパットの確率は格段に上がりました。

ボールにラインを入れる

ボールにラインを書くことで、より狙った方向に合わせやすくなる

上の写真のように、ゴルフボール用のマーカーを使ってラインを書いておくと、狙った方向(スパット)に合わせやすくなります。

松山英樹プロをはじめ、多くのプロゴルファーもやっていますね。

下の画像のようにタテだけでなくヨコのラインも書いておくと、フェース面とスクエアに合わせやすくなり、より正確性が上がります。

僕はこのやり方を採用していますが、以前より打ち出しの方向性が良くなりました。構えたときの安心感もあるので、おすすめの方法です。

ヨコのラインを入れるとフェース面と合わせやすくなり、より方向性がアップします。

ラインとパターを合わせる

ボールのラインとスパットを合わせたら、最後にパターとボールを真っ直ぐに合わせます。

意外とこの作業が難しいので、何度も練習を重ねて欲しいと思います。

ポイントは、ボールと「パターのライン」を活用することです。

「パターのライン」とは何かというと、パターのヘッドに存在する水平や垂直のラインのことです。

下の画像はブレード型のパターですが、色んな場所に「ライン」があることに気が付きます。ブレード型はボールと直角のラインが目立つタイプです。

ボールと直角に構えやすいブレード型パター

 

 

画像引用元:CLUB PING|製品情報

 

一方でマレット型は、ボールと平行のラインが目立つタイプです(下の画像)。

後方が大きいマレット型は、ボールと平行に構えやすいタイプといえる

画像引用元:CLUB PING|製品情報

 

このように見ると、ブレード型は「ボールと直角に合わせやすいタイプ」、マレット型は「ボールと平行に合わせやすいタイプ」と言うことができます。

どちらのラインが合わせやすいかによって、パター選びを考えるのもひとつの方法かもしれませんね。

 

ちなみに、僕は2ボールタイプのパターを使っています。

ボールに書いた線に合わせやすいよう、マジックでラインを手書きで追加しています。ボールが3つ並んでいるように見えて、より真っ直ぐに合わせやすいです。

最近では、あらかじめラインが入った2ボールパターも売られていますね。

 

ラインを引いたボールが3つ並んで見えるので、よりスクエアに合わせやすい

人によってどのラインを重視するかの癖が変わりますので、ご自身が真っ直ぐ合わせやすい方法を選んでいただければと思います。

パターの方向性を上げるおすすめ練習器具

アドレスしたときにパターの合わせ方がちょっとでも狂っていると、たとえ30cm先でも方向が狂ってしまいます。

僕はその確認として、松山英樹プロも愛用している「パッティングチューター」も活用しています。

ゴルフ中継で見たことがある!という方もいるかもしれませんね。

フェース面を合わせるのに便利なガイドラインが付いているだけでなく、ボールの先に「ゲート」があって真っすぐ打ち出す練習もできる優れものです。

フェース面がちょっとでも狂うと、ボールの先に設置されたパチンコ玉に当たるので緊張します(笑)。

パッティングチューター

 

 

自宅のパターマットの上だけでなく、練習グリーンでも使えるのが便利ですね。

本番前にこれで練習しておけば、ラウンド時の方向性に自信が持てるようになります。

レビュー記事も公開していますので、気になる方はチェックしてみてください。

松山プロ愛用のパター練習器具をレビュー【パッティングチューター】
マスターズ覇者である松山英樹プロが愛用していることで有名なパター練習器具「パッティングチューター」のレビュー記事です。本記事では、パッティングチューターを使ってみた率直な感想やメリット・デメリットなどを紹介しています。
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