パターを真っ直ぐ打つコツ【自宅練習でライバルに差をつけよう】

パター パター
記事内に広告が含まれています。

パターが苦手な人には、次のようなお悩みがあるかもしれません。

  • パターが真っ直ぐに打てているかわからない
  • 1メートルくらいのパットを外してしまう
  • 3パットが多い
  • いつもパット数は40前後
  • パターさえ入ってくれればスコアがまとまるのに・・・

 

なかなか90切りや100切りできない人のよくある問題に「パターが真っ直ぐ打てない」という点があると思います。

ドライバーやアイアンなどショットの調子がよくても、パターが真っ直ぐ打てないがためにショートパットを外してしまい、スコアを崩してしまうのは本当にもったいないですよね。

プロゴルファーでもショートパットが入らないことが原因で、ショットの調子を崩してしまうのはよくあることです。

もしも今、あなたが3パットの数が多く100や90を切れないでいるなら、ショットの練習だけでなく、まずはパターを真っ直ぐ打つ技術を身に付けなければいけません。なぜなら真っ直ぐ打つ技術は短いストレートラインに限らず、ミドルパットやロングパット、はたまたスライスラインやフックラインでも必要不可欠だからです。

いわば真っ直ぐ打つ技術は、いわばパッティングの「要(かなめ)」です。

 

この記事にはパターを真っ直ぐ打つためのコツや練習方法について、できるだけ詳細に書きました。これを読むことでパターを真っ直ぐ打つノウハウが身に付くはずです。

いつもパターでスコアを損していると感じている人は、ぜひ最後までお付き合いください。

スポンサーリンク

パターを真っ直ぐ打つコツ

パター

パターを真っ直ぐに打つためのもっとも重要なコツは、インパクトでフェース面を打ち出したい方向に向けることです。パターの場合、インパクトしたときのフェースの向きが打ち出す方向を決定するからです。

極端に言えば、インパクトでフェースが真っ直ぐになっていれば、多少ストロークに狂いがあっても真っ直ぐに打ち出されます。これは最近の研究で判明した事実で、もし近くにパターマットがあるならぜひ試してみて下さい。

もちろんストロークに狂いがあるとボールに効率よくパワーが伝わらないので、適当にストロークしていいというわけではありません。これは距離感が合わないなど別のエラーの原因につながるので、インサイドインの正しいスイング軌道が正確なパッティングに必要不可欠なのは言うまでもありません。

とはいえインパクトでフェース面をスクエア(目標に対して真っ直ぐなこと)にすることは、ボールを真っ直ぐ転がす上でもっとも重要なコツのひとつです。

 

芯でとらえることも大事

意外と見落とされがちなのが、芯で捉えることです。

なぜかと言うと、パターの芯を外すとインパクトの衝撃でフェース面がブレてしまうからです。たとえばパターのトゥ側でヒットすると、フェースは開く方へと回転します。反対にヒール側だと、閉じる方向に動きます。

ドライバーやアイアンだと芯に当たったかどうかは比較的わかりやすいですが、パターはインパクトが弱めなので芯に当たったかどうかがわかりにくいもの。

日頃のトレーニングで、パターの芯をとらえる感覚を養っておくことが、真っ直ぐ転がすためには必要です。

パターを真っ直ぐ打つための練習方法

パター

おさらいします。パターで真っ直ぐ転がすコツは次の2つです。

  • スクエアインパクト
  • 芯でとらえる

パターを狙った方向に真っ直ぐ転がすためには、上記2つのスキルがマストになります。

ですので練習でこの2点を重点的に練習すれば、パターを真っ直ぐ転がすための「土台」が出来上がることになります。

ではここから、具体的な練習方法を紹介します。

リビングでもできるスクエア習得法

インパクトでフェース面を真っ直ぐにするためには、そもそもスクエアフェースを体に覚えさせないといけません。

どういうことかと言うと、自分ではフェースを真っ直ぐにして構えているつもりでも、実は真っ直ぐになっていないことがあるということです。これでは正しいストロークをしていても、真っ直ぐに転がることはありません。

スクエアの状態を体に覚えさせるのは、実は自宅のリビングでも十分できるんですよ。

 

フローリングのラインにフェース面を合わせて構えます。

このとき、足や膝、腰、肩のラインもフローリングの線にピッタリ合うように構えましょう。

フェース面を真っ直ぐにするだけでなく、正しいアドレスもマスターできる一石二鳥の練習方法です。もちろん畳でもOKです。

2ボール同時打ち

2個のボールを同時に打つ練習は、スクエアインパクトを身に付ける上でとても効果的で集中力のいる練習方法です。

インパクトでフェースが真っ直ぐにならないと、2個のボールをともに真っ直ぐ打つことができない、ごまかしの効かない練習方法です。

2個のボールを真っ直ぐに転がせるようになれば、「スクエアフェースマスター」と呼んでOKでしょう。

芯で捉える練習

パターで真っ直ぐ転がすには、芯に当てる技術を磨かなければなりません。

理由は繰り返しになりますが、フェースの芯を外してしまうとインパクトの衝撃でフェースの向きがブレてしまうからです。

芯でとらえる練習方法には色々ありますが、おすすめなのがパターのフェース面につま楊枝を付けて打つ方法です。元アマチュア世界ランク1位でパット巧者の金谷拓実プロもやっていることで有名な練習方法です。

詳しくは下の記事で公開していますので参考にして下さい。

【おすすめ】パターに爪楊枝(つまようじ)を装着して芯に当てる練習方法
パターに爪楊枝を2本取り付けて芯に当てるための練習方法を紹介します。上達の効果が高く費用がほとんどかからないためおすすめの練習法です。

練習器具を使うと効果が高い

パターを真っ直ぐ打つ訓練には、練習器具を使うとさらに効果が高くなります。

マスターズを制した松山英樹プロをはじめとして、フィル・ミケルソンなど多くのPGAツアー選手が愛用していることで有名なパッティングチューターは、中でも最適な練習器具です。

実は僕自身も愛用していまして、レビュー記事を書いていますのでよければ参考にしてみてください。

参照 松山プロ愛用のパター練習器具をレビュー【パッティングチューター】

松山プロ愛用のパター練習器具をレビュー【パッティングチューター】
マスターズ覇者である松山英樹プロが愛用していることで有名なパター練習器具「パッティングチューター」のレビュー記事です。本記事では、パッティングチューターを使ってみた率直な感想やメリット・デメリットなどを紹介しています。

パターを真っ直ぐ打つことの重要性

パター

真っ直ぐに打てる技術を身に付けることは、自分の中に「基準」を作ることです。

どういうことかと言うと、常に真っ直ぐ打てていれば、たとえパットが外れても「今のはラインの読み違えだったんだな」とか「ちょっとタッチが強すぎただけ」などエラーの原因が明確になるということです。

反対にこの基準がないと、カップインしなかった原因が不明確になり、いつまでも上達に必要な情報が蓄積されていきません。「真っ直ぐ打てていないのに入ってしまう」ことさえ起きてしまいます。

パターを真っ直ぐ打ち出す練習は、本物のグリーン上でなくても自宅にパターマットがあればいつでも練習ができます。

本物のグリーンだと傾斜があって真っ直ぐに打てたかどうかがわかりにくく、かえって自宅練習の方が都合がよかったりします。

パターを真っ直ぐ打つ練習は、パターの要です。

しっかりマスターして、一緒にスコアアップをがんばりましょう!

タイトルとURLをコピーしました