ゴルフコンペは会社の関係先など、両者の親睦を図る意味で行われる場合がほとんどです。そのため、ゴルフコンペの後で「お礼のメール」を活用する事により、一層深い関係を築いていくことが可能になります。
先日得意先のコンペに出席したけど、お礼のメールの書き方がわかりません。メールを送るタイミングも、いつがいいのでしょうか?そのほかに注意することはありますか?
この記事では、そんな疑問にお答えします。
<<この記事でお話すること>>
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ゴルフコンペのお礼メールの書き方
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お礼メールを送るタイミングや注意点
メールの例文も交えて書きますので、参考にしてみて下さい。
ゴルフコンペのお礼メールの書き方
ゴルフコンペに参加したあとのお礼メールの書き方についてです。
お礼メールには3つのポイントがあり、このポイントをおさえておくことで基本的なお礼メールができあがります。その3つとは
- 感謝の意を伝える
- プレーの内容に触れる
- 今後の前向きな付き合いを願う言葉を添える
です。
1.感謝の意を伝える
お礼メールなので当たり前ですが(笑)、相手にしっかりと感謝の意を伝えます。感謝の伝え方といっても相手によって違います。
- 招待された側:招待されたことに対して
- 招待した側:(忙しい中)わざわざ来てもらったことに対して
何に対して感謝をするかというのは、自分の状況や立場によって変化します。
2.プレーの内容に触れる
お礼メールは下の例のように感謝の意を表し、最後に「今後ともよろしくお願いします」で結べば、形としては完成していますが何となく味気がありません。定形的で、相手に対して冷たい印象すら与えてしまいます。
(悪い例)
ここに「スパイス」を加えることで、一気に好感度&親密度がアップします。そのスパイスというのが「相手のプレー内容に触れる」というテクニックです。
だいぶと雰囲気が変わりましたね。
これは相手にお世辞を言うのが目的ではなくて、私はしっかりとあなたのことを気にかけていますよというメッセージを含めることに本当の目的があります。会社と会社の「薄っぺらい関係」ではなく、私はあなたと個人としてお付き合いしていますというアピールをすることで、相手もあなたを個人として意識をし、懐に入りやすくなります。
営業のテクニック「モノを売らずに、自分を売れ」の典型的なパターンです。
3.今後の前向きな付き合いを望むことを添える
これはメールの結びことばとしてベーシックなものです。
最初に書いた通り、ゴルフコンペはお互いの親睦を図る目的で行われる場合がほとんどですから、今後の良いお付き合い前提であることは間違いありません。
ゴルフコンペのお礼メールを送る際の注意点
件名をわかりやすく書く
メールに「件名」の欄がありますが、ここを簡潔にわかりやすくすることで、相手に伝わりやすく、ストレスを感じさせにくくなります。
先方には、あなた以外のメールもたくさん飛び込んできます。その中に件名が書かれていないあなたのメールを見ても「仕事の内容か何なんだ?」と捉えられて、開封の緊急度も不明になってしまいます。
もしも件名に「先日のゴルフコンペのお礼の件」と書かれていれば、相手も内容を理解しやすく、「手が空いた時にゆっくり見よう」という気分になれます。
件名を付けることは、相手にメールの内容を一目でわかってもらうようにするための気遣いのひとつです。
ゴルフコンペ翌日の午前中には送る
メールはスピードと鮮度が命です。メールのレスポンスの速さ=仕事の速さと捉える人が非常に多いからです。もしもあなたのライバル会社も一緒に参加していたなら、一番にお礼メールを送ることで「おっ?もうお礼のメールが来ているな」というアピールにつながります。
ゴルフコンペお礼メールの文例
ここまでの話のまとめとして、ゴルフコンペのお礼メールの文例を上げます。コピペOKですので、自由にお使いください。
ゴルフコンペに招待された立場としてのお礼メールの例
件名:ゴルフコンペのお礼の件
○○株式会社 営業課長△△様 いつも大変お世話になっております。株式会社○○の△△でございます。 先日は貴社20周年記念ゴルフコンペにお招きいただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、とても楽しい時間を過ごさせていただき、社内でも先日の話題で持ち切りです。 △△課長とラウンドをする機会を頂戴するだけでなく、ゴルフに関するアドバイスまで頂き、非常に勉強になりました。7番ホールでの△△課長のショットを参考に、私もゴルフの腕を磨くよう努力してまいりたいと存じます。 今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。 |
ゴルフコンペに招待した側からのお礼メールの例
件名:ゴルフコンペのお礼の件
○○株式会社 営業部長△△様 いつも大変お世話になっております。株式会社○○の△△でございます。 先日は大変お忙しい中、当社10周年記念ゴルフコンペにご参加いただき、感謝申し上げます。 当日の△△様のプレーを後ろから拝見しておりましたが、10番ホールのドラコンは大変お見事でした。当社の力自慢の若手社員も「あれは無理だ」と諦めておりました。順位は3位と優勝にはあと一歩でしたが、次回はぜひ優勝を狙ってご参加いただければと存じます。 今後とも変わらぬお付き合いを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 |