こんにちは。たけちんゴルフです。
最近久しぶりに、プロコーチにスイングを見てもらうようになりました。
自分のスイングの修正すべき部分や今後の課題が明らかになり、大変だなあと感じつつも、とてもワクワクとした楽しい日々を過ごしております。
やっぱり客観的にスイングを見てもらうというのは、大事ですね。
今日のお話のテーマは「ゴルフスイングの3大ミス」と言ってもいい、ドライバーで手元が浮くっ癖についてです。
もちろんドライバーに限った話ではないのですが、インパクトで手元が浮いてしまうと、スライスやプッシュアウト、シャンクなど多くのミスショットが出てしまいます。
何より、手元が浮くと体が伸び上ってボールにしっかりと力が加わらないので、「こすり球ばかりで飛距離が出ない」という方は、ぜひとも修正したい部分ですよね。
とはいえ…
![](https://i0.wp.com/takechingolf.com/wp-content/uploads/2021/06/komatta_man2.png?w=1256&ssl=1)
手元が浮かないように体の近くを振っているつもりなのに、自分のスイング動画を見てみると、めっちゃ手元が浮いている…。
という人も多いと思います。
僕もそうでしたが、特にドライバーは遠心力がキツイので、「つもり」や「気持ち」ではなかなか上手くいきません。
そこで今回は、インパクトで手元が浮く原因と修正するコツについてお話しします。
繰り返し練習が必要ですが、きっと「こうすれば手元が体の近くを通るのか!」と実感できると思います(^^)。
ドライバーで手元が浮く原因
ゴルフでは、構えた位置にグリップを戻してくるのが基本とされています。
もちろん「寸分違わず正確に」ということではなく、プロでも多少はズレるものなのですが、「出来る限り構えた場所の近くにグリップを通す」のが理想です。
そもそも、どうしてインパクトで手元が浮いてしまうのかというと「遠心力」が理由としてあります。
スイング中、重いクラブヘッドには大きな遠心力が働き、体から離れようとするんですね。
これは遊園地にある「メリーゴーランド」とよく似ています。
最初はほぼ真下に垂れ下がっている椅子ですが、回転が速くなるにつれて外側に離れていきます。
ゴルフでは、これと同じように外側に離れようとする力に対する「抵抗力」が必要になります。
とはいえ「力む」とか「力を入れる」という意味ではありません。
グリップ(手元)が体から離れないような体の使い方が大事になります。
手元が浮くと色んなミスが出る
ゴルフでは、インパクトで手元が浮くと、様々なミスショットが出てしまいます。
たとえば次の通り。
- スライス
- シャンク
- プッシュアウト
- チーピン
手元が浮くとフェースが開くので、こすり球が多くなります。
アイアンだと、ヒールがボールに近くなるので、シャンクも多くなります。
手元が離れるぶん、体を起こしてアジャストせざるを得ないので、クラブが寝てプッシュアウトやチーピンになります。
このようなミスを防ぐためにも、できる限り手元が浮く現象を抑え込むことが大事です。
手元が浮く癖を修正する方法
インパクトで手元が浮くという方に、おすすめの方法(ドリル)をご紹介します。
ドライバーのような長いクラブは、特に遠心力が大きくなるので、意識して取り組んでみて下さいね!
✓ポイントは左腕の外旋
インパクトで手元が浮かないようにするためには、ダウンスイングで左腕をしっかりと外旋させましょう。
外旋とは、自分から見て外側に回転させること。
右打ちの方であれば、左腕を外側(反時計回り)に回します。
インパクトで手元が浮く人は、この左腕の外旋が不足しているために、クラブの遠心力に負けてどんどん手元が体から離れてしまっています。
左腕を外旋させながらダウンスイングを行えば、左肘が下を向いて左わきがギュッと締まり、グリップを体の近くに通すことができます。
そしてフィニッシュでは、左肘が地面を向いたカッコいい形になります。
このとき、同時に左肘を下に下げるようにすると、さらに手元が浮くのを抑えられると思います。
ぜひ反復練習で体に染み込ませてくださいね。
多くのゴルファーに売れている「フレループ」を使うと、手元が浮く癖を修正できるだけでなく、スイング全体が良くなるので、あわせて使うと効果的ですよ!
興味がある方はレビュー記事を公開していますので、よければ参考にしてください(^^)↓
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