最近ゴルフを始めたばかりの初心者ゴルファーの方。
次のような疑問を持っていませんか?
- 打ちっぱなしではどのクラブをメインに練習すればいいの?
- 「初心者=7番アイアン」は本当?
- 打ちっぱなしにはクラブを何本くらい持って行けばいい?
こんにちは。たけちんです。
ゴルフクラブにはドライバーからパターまで14本あるため、打ちっぱなしに行くと「どのクラブで練習すれば一番効果があるのか?」と疑問を持つ初心者ゴルファーの方は多いと思います。
中にはネットや雑誌などで「初心者は7番アイアンから始めよう」と書いてあるのを見て、その通りやってみたけど上手くいかないという人もいるかもしれません。
結論から言うと、7番アイアンをメインに練習するのはおすすめしません。
この記事では次の内容について書いています。
- 初心者が打ちっぱなしで練習すべきクラブ
- 7番アイアンがNGの理由
- 打ちっぱなしに持って行くクラブの本数
初心者のうちは「どのクラブをメインに練習するか」は、とても重要な決定です。
なぜならその選択が、ゴルフを得意にも不得意にも変えてしまうからです。
打ちっぱなしで初心者が練習すべきクラブ
結論から言うと、ピッチングウェッジです。
理由は次のとおりです。
- ボールが上がりやすい
- シャフトが短い
ピッチングウェッジは比較的ボールが上がりやすいので、初心者の方でも簡単にボールを上げることができます。またシャフトが短いので、取扱いが容易です。
同様の理由で、代わりに9番アイアンでもいいでしょう。
上達のコツは「成功体験」
ゴルフで上達するためのコツは、成功体験の多さです。
成功体験を多く重ねるほど、練習が楽しくなり、結果が良くなります。
ピッチングウェッジのように簡単なゴルフクラブであれば、多くの成功体験を得られます。ロフトが寝ているのでボールは上がりやすいですし、シャフトが短いのでとても打ちやすいクラブです。
反対にシャフトが長くロフトが立ったクラブだと、ボールに上手く当てられないだけでなく上がりにくいので、苦手意識を感じてしまうかもしれません。
どうやれば上手く打てるかがわからなくなり、途中で挫折する人も出てくるでしょう。よほどストイックな人なら別ですが…。
成功体験が積み重なれば、ゴルフがどんどん好きになるでしょう。もっと打ちたい、もっと上手くなりたいという欲求も湧いてきて、上達も早くなると思います。
効果が出る練習方法
打ちっぱなし練習場では、ピッチングウェッジを使って、腰から腰までのハーフスイングをおすすめします。
「ハーフスイングの練習はどれだけやっても害はない」というのはある有名なレッスンプロの言葉ですが、スイング作りの土台になるので皆さんもぜひやって欲しいと思います。
僕も打ちっぱなしに行けば、必ずピッチングウェッジのハーフスイングからはじめます。スイングの良し悪しがハッキリ出るので、これ以上にいい練習方法が見つからないほどです。調子の悪い時にこの練習をやると、すぐに戻るので効果大です。
テークバックでシャフトはスタンスと平行。フォローでも平行。軽くフックボールが打てれば、合格です。
30ヤードでも40ヤードでもいいので、距離は気にせずリズムよく「ポーン、ポーン」と。
この練習をいっぱいやれば、長いクラブも難なく打てるようになりますよ。
初心者に7番アイアンをおすすめしない理由
理由は初心者には難しいから。
特に最近の7番アイアンは昔に比べてロフトが立っているので、難易度がけっこう高いです。
7番アイアンを構えてみて「難しそうだな」と感じたことはありませんか?フェース面が絶壁みたいに立っていて、ボールが上がる気がしない。そんな人が少なくないと思います。
打ちっぱなしに持って行って練習するのはOKですが、メインにするのはおすすめしません。なぜかというと、7番アイアンは難しいので成功体験が積み重ねられないからです。
7番アイアンは、実は中級ゴルファーにとっても難しいクラブです。打ちっぱなしで観察していても、上手に打てている人は少数派です。
7番アイアンで苦手意識を持ったまま面白くない練習を繰り返すくらいなら、簡単なピッチングウェッジなどを使ってコツをつかむ方が数倍有益だと思います。
7番アイアンを練習するのであれば、ピッチングウェッジでボールを捕まえるコツをつかんでからで十分でしょう。
おすすめはピッチングウェッジでコツをつかみ、7番アイアンを打ってみる。もし上手く打てなければ、またピッチングウェッジに戻るというやり方です。
この練習を繰り返すうちに、徐々に7番アイアンのコツもつかめるようになると思います。
打ちっぱなしに持って行くべきクラブの本数は?
初心者のうちは3本あればOK。
おすすめはピッチングウェッジ、7番アイアン、ドライバーの3本です。7番アイアンが難しければ、8番アイアンでもいいでしょう。ドライバーはラウンドで必ず使うので、普段から練習して慣れておくことをおすすめします。
打ちっぱなしで14本すべてのクラブを打つことはないので、フルセットで持って行く必要はありません。重くて持ち運びも大変です。
ゴルフクラブが数本入るクラブケースで持ち運べば身軽で打ちっぱなしに行けますし、自転車でも練習に行くことができて便利ですよ。僕もよく自転車にくくりつけて、打ちっぱなし練習場まで走っています(笑)。
打ちっぱなしに行くときには、練習器具も一緒に使うと効果がアップします。ただボールを打つだけでは、練習の目的意識が薄れるからです。
下の記事では初心者ゴルファーの方に特におすすめの練習器具を紹介していますので、よければ参考にして下さい。