ゴルフコンペデビューを控えた初心者の方。
この記事では、ゴルフコンペ初心者が知っておくべきゴルフコンペのルールや決まりごとについて詳しく解説しています。
ゴルフコンペは、仕事関係や友人たちなどとの親睦を兼ねた、楽しい行事。
とはいえ、最低限知っておくべきルールや決まりごとなどが存在します。ゴルフコンペの参加者として、それらのルールを守ることはマナーのひとつです。
ゴルフコンペに参加する前に、この記事を読んでルールを学んでおきましょう。
初心者が知っておくべきゴルフコンペの基本ルール2つ
ゴルフコンペのルールには、次の2つがあります。
- ゼネラル・ルール
- ローカル・ルール
それぞれについて解説します。
①ゼネラル・ルール
ゼネラル・ルールとは、簡単に言えば「世界共通のゴルフルール」です。
例えばコース内に設置してある白杭を越えたらOBとか、池(レッドペナルティエリア)に入った場合処置などが該当します。
ゴルフの基本的なルールですが、数がかなり多いので、初心者のうちはルールブックを常に携帯していつでも確認できるようにしておくことをおすすめします。
②ローカル・ルール
ローカル・ルールとは、正式なゼネラル・ルールとは別に、特別な事情の下に設けられるルールのことです。
ローカル・ルールには、主に次の2つがあります。
- ゴルフ場独自のローカル・ルール
- ゴルフコンペ独自のローカル・ルール
✓ゴルフ場独自のローカル・ルール
ゴルフ場の「営業の都合等により」設けられたルールです。
ゴルフ経験がある人なら、OBの際に適用される「プレイング・フォー(前進4打)」は知っているかもしれませんね。これも実は、ローカル・ルールのひとつです(ゼネラル・ルールではありません)。
OBの場合、正式なゼネラル・ルールであれば、ティーイングエリアから3打目として「打ち直し」をしなければいけません。
しかし競技ではない通常営業では、打ち直しだとプレーに時間がかかり過ぎてしまうため、ローカル・ルールである「プレイング・フォー」を適用して、前方の特設ティーから4打目を打たせるルールになっているのです。
その他ローカル・ルールは、ゴルフ場のスコアカードの裏面に記載されていますので、ラウンド前に確認しておきましょう。
✓ゴルフコンペ独自のローカル・ルール
他にも、ゴルフコンペ内のみに適用される特別なルールも存在します。
たとえば次のようなものです。
- ワングリップOK
- 6インチプレース
- スコア上限
上記について詳しいことを知りたい方は、すぐわかるゴルフコンペのルールと競技方法【幹事さん向けガイド】を参考にして下さい。
ゴルフコンペには、初心者から上級者、老若男女さまざまな人が参加します。
また、ゴルフコンペは競技よりむしろ「親睦」を目的としているので、あまり厳格なルールに縛られてしまうと、面白みや公平性に欠ける部分が出てしまいます。
そこでゴルフコンペでは独自のローカル・ルールを設定し、参加者全員に楽しんでもらおうと考えるわけです。
その他ゴルフコンペのルールや決まり事
以上はゴルフというスポーツとしてのルールを紹介しましたが、ゴルフコンペにはマナーの側面からみたルールや決まりごとがあるので、恥をかかないように覚えておきましょう。
特に初心者の人が覚えておくべきものは、次の3つです。
- 集合時間厳守
- プレー・ファスト
- プレー中は静かに
集合時間厳守
ゴルフコンペは団体でのイベントです。
一人が遅れてしまうと、すべての人に影響が出てしまうので、決められた集合時間は厳守しましょう。
プレーファスト
プレーファストとは、早くプレーすることです。
これもゴルフの基本ルール・マナーのひとつで、日本のゴルフ場の多くはハーフ(9ホール)を2時間15分以内に終えるよう、プレーヤーにお願いをしています。
特に初心者のうちはプレーが遅くなりがちなので、クラブは複数本持つ、カートを降りたらボールまで走る、構えたらすぐに打つなど、プレーが遅くならないように心掛けましょう。
プレー中は静かに
ゴルフの基本ルールのひとつに「他人のプレーを邪魔しない」というものがあります。
特に人が打つときは、静かに見守りましょう。
その他のルール&マナー
その他の基本的なマナーについては、下の記事にまとめています。ゴルフコンペに参加する前に、一通り確認しておきましょう。
ゴルフコンペはルールを守って楽しく参加しましょう
ゴルフコンペは主に参加者どうしの親睦を深めるために行なわれるものですが、スポーツである以上、一定のルールが存在します。
また、マナーという側面でのルールも存在するので、ゴルフコンペ初心者の方は事前に確認をしてから参加するようにしましょう。
あとは忘れ物がないよう、ゴルフコンぺに出かける前には必要な持ち物をチェックするようにして下さいね。