
ボールが右に飛ぶ症状が直らない。いつもティーショットで右プッシュアウトばかりでOBが出てしまう。手を返したら今度は左にチーピンするし、ゴルフにならない…。なんとかしたい。
今日はこのお悩みを解決します。
✓この記事の内容
- ボールが右に飛ぶ原因やメカニズム
- フェースを無理やり返しても無意味です
- ボールが右に飛ばない方法
ボールが右に飛ぶクセがあると怖くてドライバーが振れなくなりますよね。
この記事ではボールが右に飛ぶ理由やメカニズム、そして右に飛ばないようにするための解決法を詳しく解説しています。
最後まで読み終わった頃には「右に飛ばさないためにはどうすればいいか」が具体的に理解できていると思うので、ぜひ読んで参考にして下さい。
ゴルフで右に飛ぶ原因【簡単です】
ボールが右に飛んでしまう理由は単純で、それはインパクトでフェースが右に向くからです。
「そんなのわかってるよ!」と怒られてしまいそうですが、実はこれからお話するフェースが右に向く根本的な原因がゴルフ上達のためにとても重要なことなので覚えておくことをおすすめします。
フェースが開いてしまう原因は次の2つの動きにあります。
- テークバックで右回転する
- トップで左手が甲側に折れる
それぞれ詳しく解説します。
テークバックで右回転する
ボールが右に飛ぶ人はほとんど「右回転」のテークバックになっています。
これだと99パーセントの確率で右に飛ぶことが確定します。
これはゴルフクラブの後ろ側が重いのが原因で、重力でヘッドが後ろに倒れようとするからです。アイアンだとそうでもないですが、ドライバーはもっと後ろ側が重いのでさらに回ろうとします。
テークバックの時点でシャフトが右回転し始めると、よほど手を返さない限りフェースは右を向いたままになります。
ドライバーだとプッシュアウトですし、アイアンだとシャンクですね。
トップで左手が甲側に折れる
テークバックで右回転すると、必然的にトップで左手が甲側に折れてしまいます。手首が手の平と反対側にくの字に曲がるということです。
「甲側に折れる=フェースが右を向く」ということなので、ボールは右に飛びやすくなってしまいます。
フェースを無理やり返しても無駄です
テークバックで右に向いたフェースをインパクトで元に戻そうとすると、思い切りフェースを返さなければいけません。
だけど「タイミング勝負」になるので上手くいかないはずです。
手を返すタイミングが遅ければボールは右に飛びますし、間に合ってもフェース面が急激にターンするのでチーピンが出る確率が高いです。
ゴルフで「右にも左にも曲がる」という人は、最初のテークバックを見直すのが一番早いです。
ボールを右に飛ばさないための方法
解決法はいたってシンプルで、テークバックでゴルフクラブが右に回転しないようにします。
専門用語だと「シャットに上げる」なんて言いますが、要するにヘッドが後ろに倒れないようにフェース面を斜め下に向けたままテークバックをすれば解決します。
あとはトップでも左手が甲側に折れないように我慢することです。これについては左手が甲側に折れる原因と解決方法で詳しく方法を解説をしていますのであわせて読んでもらえると嬉しいです。
ただこれまでのスイングのクセを直すにはかなりの時間がかかるかもしれません。そんなときはフレループという練習器具を使うと時短で矯正できます。
テークバックでクラブが右回転すると手にダイレクトに伝わるため、目をつぶっていてもスイング矯正ができる点がおすすめですね。
左手が甲側に折れる動きも同時に矯正できるので、僕も毎日これで素振りしてます。
フレループのレビュー記事も書いているのでよければ参考にして下さい。
