フィニッシュでよろけてしまい、カッコよく静止できない。
「フィニッシュを見ればゴルファーの腕前がわかる」と言われます。
フィニッシュが綺麗だと、周りから「上手そう」と思われるので、それだけでもメリットですよね。
とはいえ、ネットや動画で「フィニッシュを綺麗に取る方法」を調べても、実際上手くいかないという人もいると思います。
そこでこの記事では、フィニッシュがよろける原因と、綺麗にフィニッシュを取るための方法を解説します。
今からお伝えする内容を、1日3分やるだけで、カッコいいフィニッシュが取れるようになると思います。
僕もやっていて、ゴルフ仲間から「綺麗なスイングだね」と言われるようになりました。
とはいえ、全然難しくないので、ぜひ試してください。
フィニッシュでよろける原因【理由は簡単です】
フィニッシュでよろける原因は、次の2つです。
- 筋力不足
- 柔軟性不足
「そんな簡単なことかよ…」と思った方、まだ閉じないでくださいね(笑)。
理由をちゃんと説明します。
フィニッシュは、キツイ…
フィニッシュって、キツくないですか?
5秒くらい止まると、左足はプルプル。肩とか脇の下の筋肉がピンと張って、つりそうになってきます。息苦しさも感じるかもしれません。
僕みたいにデスクワーク中心の人や、体が硬くなってきた30代以降の方は、結構キツイと思います。
僕も昔、レッスンプロに「打った後、3秒止まれ!」と言われて、めちゃキツかったです。たしか30球くらいでギブアップしたと思います(笑)。
フィニッシュで止まれる筋力と柔軟性が必要
ゴルフスイングのフィニッシュの姿勢は結構シンドイものでして、静止するにはそれなりの筋力や柔軟性が必要です。
プロゴルファーのフィニッシュはすごく綺麗ですよね。これは下半身や体幹に筋力があるのと、肩回りや背筋などの柔軟性に理由があると思います。
例えば、石川遼選手やローリー・マキロイ選手のフィニッシュは、右肩がターゲットを指すくらい回ってます。
「プロゴルファーみたいな筋力や柔軟性なんて、無理…」と思うかもしれません。
しかし、それは心配無用でして、要はフィニッシュで止まれるくらいの筋力や柔軟性があればOK。
石川遼選手のようなフィニッシュは無理にせよ、上手く見えるフィニッシュは誰でも作れます。
正しいスイング=綺麗なフィニッシュとは限らない
「正しいスイングをすれば、自然と綺麗なフィニッシュになる」と、よく言いますよね?
僕は、これは半分正解で、半分間違いだと思ってます。
なぜかというと、たとえインパクトまで正しいスイングをしても、筋力や柔軟性がないと正しいフィニッシュの位置に収まらないからです。
たとえば、フィニッシュでは左足一本で立てるくらいの筋力とバランス感覚が必要です。それがない人が、いくらインパクトまでは綺麗に振れても、フィニッシュで止まれないです…。
「フィニッシュ よろける」でググると、右腰の回転がどうとか、フォローで腕をこうとか、難しいことが書いてますけど…ぶっちゃけ、僕は割とどうでもいいかなと思ってます。
そんなことよりも、先に正しいフィニッシュを練習して、そこから逆算してスイングを作った方が、上手くいくと思いますよ。
フィニッシュでよろけないための練習方法
やり方は、とても簡単です。
スイングせずに、正しいフィニッシュの形(※後述)だけを練習します。
1日3分でいいので、やると綺麗なフィニッシュが身に付きますよ。
フィニッシュで10秒静止【※注:超キツイです】
フィニッシュの体勢で、10秒静止する練習を繰り返します(5秒でもOK)。
フィニッシュでよろけないために必要な筋力や柔軟性が、自然とついてきます。
先に言いますが、超キツイです(笑)。
僕は体が硬いので、最初は本当にしんどかったです。
でも、毎日やっているうちに慣れてきて、10秒でも耐えれるようになりました。
たぶんこの練習をやっている人は少ないと思っていて、フィニッシュで「ビタッ」と止まる、綺麗なフィニッシュが取れるようになると思います。
小さいスイングからフィニッシュをとってみる
フィニッシュの形に慣れてきたら、少しずつスイングを入れていきます。
最初は、インパクトからフィニッシュまででOKです。
フィニッシュでよろけることがないか、正しいフィニッシュの形になっているかをチェックします。
そして、次は右腰からフィニッシュまで、右肩からインパクトまでと、徐々に大きくしていきます。
途中でよろけることがあれば、小さいスイングに戻しましょう。
正しいフィニッシュの形
ポイントは、下記の4つです。
- おへそを目標(または目標よりやや左)を向ける
- シャフトは両耳と平行
- 両太ももをつける
- 足裏を真後ろに向ける
下の動画がわかりやすいと思います。
なんで再生回数が少ないのか不明なくらい、有益な動画です。