こんにちは。たけちんゴルフです。
本日のテーマは、1m前後のショートパットを高確率で決める方法についてです。
1m前後のショートパットは、スコアメイクの上で、是が非でも沈めたい距離です。
しかし、カップの淵に蹴られてしまったり、カップに触ることすらなかったり…。
もしかすると「自宅のパターマットでは簡単に入るのに、何で本番で入らないの!?」と嘆いている人もいるかもしれませんね。
確かに、練習と本番とでは、プレッシャーの有無で差はあります。
本番では「入れなければ」というプレッシャーが重くのしかかるので、ストロークがスムーズでなくなり、1mを外してしまうというわけです。
しかし、1mのショートパットが入らないのは、なにも精神的な問題だけが原因ではありません。
重要なのは、いくら構えた方向が正しく、その方向に打てたとしても、カップインしないことがあるということです。
この事実を知っておくと、1mのパットを高確率で決めるコツがわかってきます。
方向が正しくても1mのパットが入らないことがある
1メートル前後のパットは「入れる」より「当てる」くらいの強さが必要。
特にカップ周りはプレーヤーに踏み荒らされていて、弱いと必ずイレギュラーを起こしてカップに嫌われる。
ガムテープでも空き缶でも直径10センチくらいの物に「ガツン」と当てる。ショートパットは強気に。 pic.twitter.com/elk090n67M— たけちんゴルフ (@takechin_golf) September 1, 2022
今回お伝えしたい内容は、上記の僕のツイートの通りになります。
皆さんは、広いグリーンの中で、最も「荒れやすい」部分はどこだと思いますか?
「荒れる」というのは、綺麗に芝が刈られたあと、踏まれるなどして地面がデコボコになっている状態のことですね。
正解は、カップまわりです。
なぜなら、カップまわりはプレーヤーがカップインしたボールをピックアップするため、必ず踏む場所だからです。
では、カップまわりが荒れているとどうなるでしょう?
そうですね。
転がりにイレギュラーが起こりやすくなります。
つまり、いくらプレーヤーがまっすぐ転がしても、思わぬ方向に曲がる可能性が高いということです。
では、そんなイレギュラーを回避するために、どうすればいいのか?
それはイレギュラーを乗り越えるくらいの強さで打つことです。
1mのパットは「入れる」より「当てる」つもりで
1m前後の「入れごろ外しごろ」の距離では、どうしても「入れたい」という気持ちが強くなると思います。
しかし、「入れる」という気持ちで打つと、カップまで届くギリギリの距離か、ほんの少しだけオーバーする程度の「弱めのタッチ」になりがちです。
ですが先述のとおり、カップまわりは多くの場合、見た目以上に荒れてデコボコになっています。
弱めのタッチだと思わぬ方向にボールが曲げられ、カップに嫌われてしまいます。
ちゃんと狙った方向に、正しく打てているにもかかわらずです。
1m前後のパッティングでは、カップに「入れる」のではなく「当てる」くらいの強さで打つと、イレギュラーを起こしにくくなってカップインの確率が上がります。
多くのプロゴルファーは、ショートパットをカップの奥にガツンと当てて打ちますが、そんなイメージです。
旗竿を刺したままプレーする場合は、旗竿に当てるくらいの気持ちで打ちましょう。
始めのうちは外れて大きくオーバーする恐怖があるかもしれません。
でも、この恐怖心を乗り越えないと、1m前後の距離に強くなるのは難しいと思います。
なぜならラインは読めても、イレギュラーまでは読めないからです。
自宅では、ガムテープや空き瓶など、直径が10センチ前後の丸いものに「当てる」練習がおすすめです。
上記のツイートの動画で紹介していますが、僕も毎日やっている練習になります。
真ん中を狙って、しっかりと当てましょう。
そして本番では、カップを「穴」ではなく「丸いもの」と考え、それに当てるようにしっかり打ちます。
すると、イレギュラーに曲げられることが少なくなるので、カップインの確率が上がってくると思います(^^)!