次のようなお悩みを持っていませんか?
- ドライバーでプッシュアウトスライスが突然出る
- プッシュアウトを防ごうと手を返すと今度はチーピン…
- 上記のせいでドライバー恐怖症である
ドライバーで打ったボールが、斜め右に飛び出してOBゾーンにまっしぐら。
急にプッシュアウトスライスが出はじめると、怖くてドライバーが振れなくなりますよね。振れなくなるとスイングがどんどん小さくなっていき、余計に曲がりが増えてしまいます。
もし今あなたがプッシュアウトスライスに悩んでいるなら、この記事を最後まで読んで早めに直すことをおすすめします。
なぜならプッシュアウトはドライバーの問題だけにとどまらず、アイアンのシャンクやダフリ、チーピンなどの原因にもなるからです。
直さずに放置すると、これ以上のレベルアップは難しくなります。
この記事では、あなたのプッシュアウトスライスを直すために必要な根本的な原因、そして具体的な直し方について書いています。
この記事を最後まで読んで原因を知り、そして実践すれば、必ずあなたのプッシュアウトスライスは直ります。
というのも、僕自身ドライバーのプッシュアウトスライスに長年悩んでいたひとりで、これからお話する方法を実践することで直すことに成功したからです。
なのできっと皆さんにも有効な方法だと確信しています。
では一緒にがんばりましょう。
ドライバーでプッシュアウトスライスが出る原因
ドライバーでプッシュアウトスライスする人の多くは、ダウンスイングでシャフトが寝てフェースが開いています。
特にドライバーはヘッドが大きいため、後ろ側に倒れやすく、シャフトが寝やすい構造になっています。
要するに「何も考えずに振れば」、誰でもプッシュアウトをしてしまうようにできているということです。
反対に「正しいクラブの扱い方」を知れば、プッシュアウトは簡単に直ってしまう、ということになります。
✓シャローイングの危険性
飛ぶと流行の「シャローイング」は、プッシュアウトを誘発するスイングと言えます。シャローイングはダウンスイングでワザとシャフトを寝かせるからです。
シャローイングは寝たシャフトを立てる動きをパワーに変えるスイングです。
しかし多くの人がシャフトを寝かせたままインパクトを迎えるため、プッシュアウトスライスに悩まされることになります。下から入る形になるので、ドライバーでダフリが出ることもあるでしょう。
そもそもシャローイングをマスターするには手首や腕のローテーションを上手く使ってシャフトを立てる動きが不可欠です。一発の飛びは期待できるかもしれませんが、マスターするにはかなりの時間と労力が必要です。
参考記事 【簡単】ダウンスイングでシャフトが寝る癖をすぐに矯正できる方法
✓テークバックの問題
プッシュアウトスライスの原因としてダウンスイングでシャフトが寝てしまう点を挙げましたが、テークバックの時点ですでにシャフトを寝かせてしまっている人が多いのも事実です。
テークバックでシャフトが寝ると、インパクトで元の正しい位置にクラブを戻すことは困難です。結果としてシャフトが寝たままインパクトを迎え、フェースが開いたままプッシュアウトスライスに悩まされることになります。
テークバックでシャフトが寝てしまう動きとして「インに引きすぎる」という点があります。テークバックの初期でヘッドがインに入るとヘッドの重みでシャフトが寝てしまうので、プッシュアウトが起こりやすい動きになります。
✓トップで左手首が甲側に折れる
トップで左手が甲側に折れると、フェースが開いてしまうのでプッシュアウトスライスが起こりやすくなります。
左に振ることができればOKなのですが、インサイドアウトに振るとプッシュアウトスライスになる可能性が高いです。
関連記事 左手が甲側に折れる原因と解決方法【効果のある練習器具も紹介】
ドライバーのプッシュアウトスライスの直し方
ドライバーのプッシュアウトスライスを直すには、スイング中にシャフトが寝てしまう動きを止めないといけません。
理由は先ほどお話しした通りで、プッシュアウトスライスが出るのはシャフトが寝たままインパクトしてしまうからです。シャフトが寝るとフェースは開いたままになるので、右に飛び出す確率が上がります。
✓ダウンスイングでシャフトを立てる
とはいえ、単にシャフトを立たせることを意識しても、上手くいかないかもしれません。
なぜかというと、シャフトが寝るのはダウンスイングだけの問題ではない可能性が高いからです。
【簡単】ダウンスイングでシャフトが寝る癖をすぐに矯正できる方法では、根本的な原因と解決法について解説していますので、よければ参考にしてください。
✓「右手が上」のスイング
シャフトが寝ないようにするためには、右手が左手よりも下にならない意識が必要になります。
どういう事かと言うと、ダウンスイングで左手よりも右手が下になってしまうとヘッドが下に落ちてしまい、シャフトが寝てしまうということです(下の画像)。
この形になるとフェースがドン開きになるので、右斜めにボールが飛び出しやすくなります。右に行かないよう急激に手を返せば、今度はチーピンが出やすい形です。
「右手が上」のスイングはゴルフの基本中の基本と言える動きなので、詳しい内容については下の記事を参考にしてみて下さい。
✓プッシュアウトを直す練習器具
なかなかプッシュアウトスライスが直らないという人は、フレループという練習器具を使うと、時短でスイング矯正ができます。
曲がったシャフトの先端に重量感のあるボールが付いた変わった形状で、シャフトが寝ると手の中でグリップが回転するような気持ちが悪い感覚が伝わります。
「あ、今シャフトが寝たな」という気持ちの悪い感覚がが目をつぶっても手に伝わるので、効率よくスイングを良くすることができます。
石川遼選手をはじめ多くのプロゴルファーも愛用していることもあり、効果の高さはお墨付きです。アマチュアゴルファーの人にもたくさん売れており、もちろん僕もキャディバッグに入れてますよ。
もう少し詳しく知りたい方は、レビュー記事を書いてますので良ければご覧下さい。
ドライバーは出球が命です
プッシュアウトスライスを含め、ドライバーでスコアを崩してしまう原因に「出球の管理が悪い」という点があります。
インパクトの直後からボールがフェアウェイを外れてしまうため、どうしてもOBの確率が上がってしまう。
反対に出球の方向さえコントロールできれば、よほど曲がらない限りOBまでボールが行くことはありません。
今日ご紹介したドライバーのプッシュアウトを直す方法を実践したら、さっそく練習場では出球の管理を練習してみて下さい。
詳しい方法については、下の記事で書いていますので参考にしてみて下さいね。