2打目がOB…ところで次は何打目?【誰でも分かるゴルフルール】

コラム
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2打目がOBになっちゃった…。

ところで、次は何打目だろう?

この記事では、ゴルフルールの下記3点を、初心者の方でもわかりやすく解説します。

  1. 2打目がOBなら、次は何打目?
  2. OBの数え方
  3. 2打目がOBの際の処置方法

ゴルフルールに自信がない方でも、この記事を読めば不安がなくなると思います。

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2打目がOBなら次は何打目?

答え:2打目がOBなら、次は「4打目」です。

ゴルフ規則によると、次のように定められています。

球が紛失、またはアウトオブバウンズとなった場合、プレーヤーは、1打の罰を加え、直前のストロークを行った所から元の球か別の球をプレーすることによってストロークと距離の救済を受けなければならない。

参照:JGAゴルフ規則 18-2b

つまり、2打目がOBの場合、1打のペナルティを加えた上でもう1球打ち直しになるので、「2打+1ペナルティ+1打=4打」となります。

OBのときのスコアの数え方

OBは1罰打(1打のペナルティ)です。

ですので、数え方としては「実際に打った数+OBの回数」になります。

わかりにくいと思うので、具体的に説明します。

たとえば、下の図のように2打目がOBだったとします。

打ち直しも含め、実際にボールを打った数は「4」ですが、OBを1回打っているので「1」を足します。ですのでこの場合、「5打」でグリーンに乗ったことになります。

途中でOBを打って「あれ…スコアはいくつだろう?」と悩んだときには、実際にボールを打った数にOBの回数を足せばOKです。

OBの数え方については、【ゴルフルール】OBのときのスコアの数え方【初心者向けに解説】で詳しく説明していますので、よければ参考にしてください。

2打目がOBの場合の処置

2打目がOBの場合の処置方法についても、ゴルフ規則に定められています。

球が紛失、またはアウトオブバウンズとなった場合、プレーヤーは、1打の罰を加え、直前のストロークを行った所から元の球か別の球をプレーすることによってストロークと距離の救済を受けなければならない。

上記によると、2打目がOBだった場合には1打のペナルティを加えた上で「元の場所」から打ち直さなければいけません。

(この際、OBになったボールを使ってもいいですし、見つからない場合や取りに行くのに時間がかかる場合には新しいボールを打っても大丈夫です。)

ここで注意しなければいけないのが「元の場所」の定義です。

2打目以降がOBの場合、元の場所にドロップして打ち直さなければならないのですが、ドロップできるエリアは下記に限定されます。

直前のストロークを、ジェネラルエリア、バンカー、またはペナルティーエリアからプレーした場合、基点はその直前のストロークを行った箇所となる。球は基点から1クラブレングス以内で、その基点と同じコースエリアでその基点よりホールに近づかない所にドロップする。

参照:JGAゴルフ規則 図14-6

ポイントは、太字部分の「その基点と同じコースエリア」です。

わかりやすく解説します。

ジェネラルエリアからOBを打った場合

ジェネラルエリアとは、コース全体から下記4つを除いたエリアです。

  • ティーイングエリア
  • ペナルティエリア(池など)
  • バンカー
  • パッティンググリーン

わかりやすく言うと、フェアウェイとかラフが該当します。

ジェネラルエリアから打った2打目がOBの場合、元に打った場所を「基点」とし、そこから「1クラブレングス以内にドロップ」して打ち直しです。(※ただし、ホールに近づいてはいけません。)

バンカーからOBを打った場合

バンカーからの2打目がOBだったケースです。

元打った場所を「基点」とし、そこからホールに近づかない「1クラブレングス以内にドロップ」して打ち直しなのは同じです。

しかし要注意なのが、バンカー内にドロップしなければいけないということです。

なぜなら、ゴルフ規則の中に「その基点と同じコースエリアで」と書かれているからです。

直前のストロークを、ジェネラルエリア、バンカー、またはペナルティーエリアからプレーした場合、基点はその直前のストロークを行った箇所となる。球は基点から1クラブレングス以内で、その基点と同じコースエリアでその基点よりホールに近づかない所にドロップする。

参照:JGAゴルフ規則 図14-6

バンカーやペナルティエリア内で打ったボールがOBだった場合には、同じエリア内から打たなければならないので注意しましょう。

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