「素振りを毎日やっているのに、ゴルフが上手くならない。」
「素振りをやると、かえってゴルフが下手になる。」
このように悩んだり、聞いたりしたことがあるかもしれません。
結論を言うと、素振りをしているのにゴルフが下手になるのは方法が間違っているからです。
この記事では、次の内容でお話を進めます。
- 素振りをしてもゴルフが下手になる3つの理由
- 正しい素振りをすればゴルフは上手くなる
- 素振りは「目的意識」がないと失敗します
ゴルフの上達に、素振りは不可欠です。
とはいえ、やり方が間違っていれば下手になるリスクが高まり、失敗しドツボにはまります…。
でも素振りに「目的意識」があれば、あなたのゴルフは必ず上達しますよ。
素振りをしてもゴルフが下手になる理由
理由は、次の3つです。
- 目的が曖昧
- やり方を知らない
- 下手になる素振り
素振りの目的が曖昧
ゴルフの素振りには、必ず「目的」があります。
ここが曖昧だと、ほぼ失敗します。
たとえば次のとおりです。
- 型をつくる
- ヘッドスピードを上げる
- 柔軟性を高める
- 筋力アップ
何を目的にするかで、素振りのやり方は変わります。
たとえばスイングの型をつくるなら、アドレスからテークバック、トップの位置、ハーフウェイダウン、インパクト、フォロースルーに至るまで、丁寧な確認がポイントです。
一方で、ヘッドスピードを上げるなら、形よりも動きを優先すべきですね。
自分が今求めていることにマッチした素振りをしないと、時間だけ過ぎてしまいます。
毎日好きにゴルフできる人ならいいですが、そんな人は少ないですよね?
限られた時間でやるからこそ、ハッキリした「目的意識」が大事だと思います。
素振りのやり方を知らない
そもそも論として、正しい素振りのやり方を知らないと目的にマッチできません。
結論は、「学びましょう」です。
YouTubeやネットで調べれば素振りの方法は出てきますが、情報が偏っていたり不確かだったりするので、信頼できる「書籍」がおすすめです。
「型」を身に付けるなら、中井学プロのゴルフがいきなり上手くなる 素振りレッスンがおすすめですね。
ゴルフ教本としては珍しい、素振り専門の本です。
「ヘッドスピードアップ」のノウハウなら、ドラコンプロに勝る存在はいません。
僕もヘッドスピード50m/sを実現する3ステップ理論を読んで、ヘッドスピード51.4m/sを記録しました。(証拠画像あり)
下手になる素振り
方法を間違うと、行先も間違います。
地図の読み方を知らないと、知らない土地に辿り着くのと同じですね。
下記は、間違った素振りの例です。
- インパクト前でシャクる
- 振り遅れ
- ヘッドアップ
- 適当なグリップ
- フェース管理が適当
間違った素振りは、下手を固めます。
たとえば振り遅れの素振りを繰り返すと、本番でも振り遅れやすくなる。
これは素振りの動きを、筋肉が記憶するからですね。
またフェース管理が適当だと、テークバックで開いても違和感を感じなくなります。
「たかが素振り、されど素振り」ということですね。
正しい素振りをすればゴルフが上手くなる
ゴルフの上達には、素振りは欠かせません。
理由は簡単で、プロや上級ゴルファーほど素振りを大事にしているからです。
古閑美保プロや上田桃子プロなど有名なプロゴルファーを多数輩出している坂田信弘さんは、「素振りはスイング型を筋肉に覚えさせること」とおっしゃっています。
確かに、ボールをたくさん打てばある程度は上達するかもしれません。
たくさん打つことで、体が「慣れる」からですね。
とはいえ、プロのように毎日1000球もボールを打てる人は少ないと思います。
僕も含めて、ほとんどの人が週に1~2回ボールを打てる程度じゃないですかね?
素振りで筋肉に正しい型を記憶させておけば、下手なスイングで1万球打つよりも、もっと少ない球数で上達できるはずです。
とても効率的ですし、お金も少なく済みます。
素振りは「目的意識」がないと失敗します
結論は、目的意識が大事です。
目的が曖昧だと、結果も「微妙」になるからですね。
たとえば、ヘッドスピードを上げたいときに重いバットで素振りを繰り返しても、あまり速くなりません。
なぜかというと、速く振るためには筋肉に「速い動き」を記憶させなければダメだからです。
ヘッドスピードを上げたいなら、アシンメトリースティックみたいに重いものと軽いものを交互に振るのが効果的です。
あとは、継続ですね。
素振りはいかに続けられるかが、ゴルフ上達の鍵だと思います。