最近ゴルフを始めた初心者なんだけど、フェアウェイウッドの選び方がわからない。フェアウェイウッドって色んな種類があるから、どんな基準で選べばいいのか教えて欲しい。
こんにちは。たけちんゴルフです。
今日はこのお悩みにお答えします。
✓この記事の内容
- フェアウェイウッドの種類
- フェアウェイウッドの正しい選び方
ゴルフショップに行くとたくさんのフェアウェイウッドが並んでいるので、初心者ゴルファーの方にとって「何を基準に選べばいいのかわからない」という方も多いでしょう。
そこで今回は、初心者ゴルファーの方に向けて正しいフェアウェイウッドの選び方を詳しく解説します。
初心者向けということで、複雑にならないようポイントをしぼって解説しているので、フェアウェイウッドの選び方がシンプルになると思います。
フェアウェイウッドの種類
ゴルフ初心者の方がフェアウェイウッドを選ぶにあたって、フェアウェイウッドにはどのような種類があるか?について正しい知識を持っておく必要があります。
とはいえ難しい知識は必要なくて、次の2つのポイントだけ理解しておけば十分です。
- ヘッドの種類
- シャフトの種類
※なおヘッドの種類には「番手(ロフト角)」「素材」など複数の要素がありますが、この記事では初心者の方向けということで「番手(ロフト角)」のみに絞って解説します。
ヘッドの種類
フェアウェイウッドのヘッドには、主に次のような種類があります。
(番手) | (ロフト角) | (別名) |
3番 | 13~15度 | スプーン |
4番 | 16~17度 | バフィー |
5番 | 18~19度 | クリーク |
7番 | 20~22度 | - |
9番 | 23~24度 | - |
11番 | 25~26度 | - |
ロフト角とは、地面からの垂直線とクラブフェースでできる角度のことです。
ロフト角はメーカーやブランドによって前後しますが、大体この範囲内におさまります。
ここで注意すべき点は、フェアウェイウッドによって番手表記とロフト角表記の2つのパターンがあるということです。
例えば同じ3番ウッドの場合でも、下の写真のようにヘッド部分に「3(番)」と書かれたものもあれば、「13.5(度)」と書かれたものの両方が店頭に並んでいるということです。
「3」は番手を表し、「13.5」はロフト角を表しています。
(画像引用元:ゴルフパートナーオンラインショップ)
ちなみに下の画像は僕のフェアウェイウッド(ブリジストン製/3番)ですが、番手とロフト角の両方書かれていますね。こんなタイプもあります。
番手(ロフト角)の選び方としては、初心者の方は次のポイントを覚えておきましょう。
- 数字が小さい:距離が出る・弾道低い・むずかしい
- 数字が大きい:距離が出ない・弾道高い・かんたん
シャフトの種類
シャフトとは、フェアウェイウッドの棒の部分のことです。フェアウェイウッドのシャフトはカーボン製(炭素繊維)がメインになります。
シャフトにも要素がたくさんありますが、初心者ゴルファーの方は硬さにだけ着目すればいいでしょう。
フェアウェイウッドのシャフト硬さのラインナップは、次の通りです。
- S(硬い/男性)
- SR(ちょっと硬い/男性)
- R(ふつう/男性・女性)
- L(ちょっと柔らかい/女性)
- A(柔らかい/女性)
男性ですとSからR、女性だとRからAがマッチします。
初心者ゴルファーの人はシャフトの選び方として、
- 力がありスイングスピードがある人:硬め
- 非力でスイングスピードが遅い人:柔らかめ
がマッチすると覚えておきましょう。
さて、ここまでフェアウェイウッドの種類について見てきました。
これを踏まえて、ここから初心者ゴルファー向けの正しいフェアウェイウッドの選び方を解説します。
初心者ゴルファーのフェアウェイウッドの正しい選び方
初心者の方は、次の3つのポイントを踏まえてフェアウェイウッドを選びましょう。
- ロフト角(番手)が大きいもの
- シャフトが柔らかいもの
- 見た目が好みのもの
それぞれ詳しく説明します。
ロフト角(番手)が大きいもの
初心者の人にとって、フェアウェイウッドはとても難しいクラブです。中級レベルのゴルファーでも苦手な多いほど、難易度が高いです。
ですのでフェアウェイウッドを選ぶポイントは、簡単なものを選ぶということです。
先ほど番手(ロフト角)のところで解説をしましたが、番手(ロフト角)の数字が大きければ大きいほどボールが上がりやすく、難易度は下がります。
初心者の方ですと、7番~9番ウッド(ロフト角22~24度)から始めると、違和感が少なく扱えると思います。
シャフトが柔らかいもの
初心者ゴルファーの方は、出来るだけ柔らかいシャフトを使うと上達が早くなります。
ボールを遠く飛ばすためにはシャフトの「しなり」を上手く使う必要があるのですが、柔らかいシャフトを使うとコツが掴みやすいからです。
初心者の男性であれば、Rまたは硬くてもSRのものを選びましょう。
見た目が好みのもの
ゴルフをこれから楽しむためには、やはり見た目が好みのフェアウェイウッドを選んだ方が、愛着がわきますよね?
見た目を重視しすぎて難しいフェアウェイウッドを選ぶのは問題かもしれませんが、比較的簡単なモデルであれば見た目で選ぶのは全然アリです。
フェアウェイウッドは選び方を間違えると失敗します
フェアウェイウッドを使えるようになると、ゴルフのスコアが良くなるだけでなく、ドライバーのスイングにもいい影響を与えます。
ゴルフの上達のためには、ぜひマスターしておきたいクラブと言えますね。
しかし初心者ゴルファーの人にとって、フェアウェイウッドはとても扱いが難しいクラブです。
そのため間違ったフェアウェイウッドの選び方をしてしまうと、苦手意識がめばえ、スイング全体に悪影響をおよぼしてしまいます。
初心者の方は、できるだけ簡単なフェアウェイウッドを選ぶのがコツです。
そのためには、今日お話した次のポイントを押さえておきましょう。
- ロフト角(番手)が大きいもの
- シャフトが柔らかいもの
- 見た目が好みのもの