【簡単】バンカーが出ない原因と一発で脱出するための3つの秘策

バンカー バンカーショット
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バンカーが出ないと悩んでいませんか?

バンカーショットは、58度などロフトが多いクラブのフェースを開き、構えはオープンスタンス。

そこからアウトサイドインのカットに打つのが「セオリー」ですが、中には次のような疑問を持っている人がいるかもしれません。

  • セオリー通りにやっているのにバンカーから出ない…

僕も以前は上記の悩みを持っていまして、「教科書通り」に打っているのにボールが上がらなかったりシャンクしたりしてました。

しかしセオリーを全く無視すると、簡単にバンカーから脱出できる。

もしかすると、バンカーが出ないのはセオリー通りに打っているせいかもしれません。

バンカーショット成功の鍵は、「どうすればバンカーから出るのか」のメカニズムを知り、それを実現するために合理的なスイングをすることです。セオリーが先じゃないということです。

この記事では、バンカーが出ない原因と、バンカーから一発で脱出するための「秘策」を紹介します。

たけちん

JGAオフィシャルハンディ8.6のアマチュアゴルファーです(2022年6月現在/ベストスコア72(ハーフベスト35))。「2025年までにハンデ3以下になる!」を目標に日々練習に励んでいます。

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バンカーが出ない原因

バンカー

バンカーが出ない原因は、主に次のとおりです。

  • すくい打ち
  • バウンスを上手く使えていない
  • 砂を前に飛ばせていない

詳しく説明しますね。

原因①すくい打ち

バンカーショットは、上から下に打たなければいけません。

「バンカーはアウトサイドインに打ちなさい」と言われるのは、クラブを上から下に入れやすいスイング軌道だからです。

しかしボールを上げようとしたり、ダウンスイングでシャフトが寝たり、ヘッドアップしたりしてしまうと「すくい打ち」になり、クラブが「下から上」に動いてしまいます。

かなり手前をダフってボールに届かない、トップする、シャンクするなどの原因になります。

原因②バウンスを上手く使えていない

バウンスとは、ソール部分についた角度のことです。

バンカーショットは、バウンスを上手に使うことが鍵になります。

バウンスがあることでクラブが砂に潜り過ぎず、砂を適度に爆発(エクスプロージョン)させられるということです。

バンカーで「フェースを開きなさい」と言われるのは、フェースを開くことでバウンスが使えるようになるからです。

しかし、バウンスが上手く使えないとウェッジの刃の部分(リーディングエッジ)に刺さってしまったり、反対にバウンスが効きすぎて跳ねてしまうことがあります。

原因③砂を前に飛ばせていない

バンカーショットでは、砂とボールを一緒に飛ばすことが必要です。

プロや上級者のバンカーショットを観察してみると、砂をグリーン上まで飛ばしていることがわかります。

しかし、バンカーから出ない人は砂が前に飛んでいません。

バンカーから一発で出すための3つの秘策

バンカー

ここまでをまとめます。

バンカーから脱出するために必要なことは次の3つです。

  • 上から下に振る
  • バウンスを上手く使う
  • 砂を前に飛ばす

「オープンスタンスでアウトサイドインに振りなさい」「フェースを開きましょう」というのは、言い換えれば上記を実現させるための方法です。

しかし多くの人にとって、これらのセオリーが「逆効果」になっているようです。

「セオリーどおりに振っているのにバンカーから出ない」のは、このためです。

「上から下に振る」「バウンスを上手に使う」「砂を前に飛ばす」ためには、いったん従来のセオリーは捨て、合理的なスイングをすることが大切です。

①クローズスタンスで構える

バンカーショットでは右足を引いた「クローズスタンス」で構えると、クラブを上から下に動かしやすくなり、成功確率が上がります。

とても重要なことなのですが、スタンスの向きとクラブの軌道には次のような関係があります。

  • クローズスタンス → 上から下に振りやすい(アウトサイドイン)
  • オープンスタンス → 下から上に振りやすい(インサイドアウト)

クローズスタンスから目標方向に振ると、軌道はアウトサイドインになり、クラブは上から下に動きやすくなります。

プロのフェードヒッターはクローズスタンスから左に振り抜いてフェードを打ちますが、これはクラブを上から下に動かしやすいからです。

反対に、オープンスタンスから目標方向に振ると、軌道はインサイドアウトになり、クラブは下から上に動きやすくなります。

ドローボールの練習方法に「オープンスタンスにしてアウトに振る」というものがありますが、これはドローを打つのに適した「下から上」のスイングを行うためです。

 

バンカーのセオリーは「オープンスタンスでアウトサイドイン」ですが、オープンスタンスにすることでかえってあおり打ちを誘発しているケースが多くあります。

クローズスタンスに構えることでクラブを上から下に振りやすくなり、バンカーから脱出しやすくなります。

②自分のバウンスを知る

バンカーで使っているウェッジのバウンス角は何度でしょうか?

もしかすると、お使いのウェッジのバウンス角によっては、フェースを開くとバンカーから出ないかもしれません。

先述しましたが、フェースを開く目的はバウンスを効かせるためでした。

しかし、そもそもバウンス角が大きい(12度くらい)サンドウェッジのフェースを開くと、バウンス角が大きくなりすぎて跳ねてしまいます。

つまり、バウンス角が大きいウェッジでバンカーを打つ場合、わざわざフェースを開く必要はないということです。

フェースを開く必要があるのは、バウンス角が小さいウェッジで打つ場合のみです。

機会があれば、一度フェースを開かずにバンカーショットを打ってみることをおすすめします。意外と簡単にバンカーから出るかもしれませんよ。

もしバウンス角が小さいサンドウェッジをお使いなら、バウンス角が12度以上でソール幅が広いタイプを選ぶとバンカーが格段に優しくなると思います。

③ロフトが立ったクラブで打つ

「バンカーはロフト角が大きいほど出やすい」と思っている人が多いですが、実はそうでもないです。

身長ほどもある深いバンカーなら別ですが、ふつうの高さのバンカーなら52~54度くらいのアプローチウェッジの方が出やすいです。

なぜかというと、ロフトが立ったクラブの方が砂が前に飛びやすいからです。

逆に言えば、砂を前に飛ばす感覚を養う方がバンカーショットのコツがつかみやすいです。練習でグリーン上に砂を飛ばす練習をするだけでも、効果があります。

意外とピッチングウェッジとか9番アイアンでも、フェースを軽く開いて軽くポーンと打てば、簡単に出るので試してみてください(^^♪

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