本当に「ドライバーの買い替えは無駄」なのかを考えてみた

ドライバー
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こんにちは。たけちんゴルフです。

今使っているドライバーが飛ばない、スライスする、いまいちシャフトが自分に合ってない気がする。

こんなとき、真っ先に検討するのが「ドライバーの買い替え」かもしれません。

毎年春頃になると、各メーカーからこぞって「新モデル」のドライバーが発売されますよね。

店頭には「飛距離性○%アップ!」とか「最大級のつかまり」なんてキャチフレーズが所狭しと並ぶのですが、いざ購入してみると「前と大して変わんないじゃん・・・」とがっかり。

こんな経験をお持ちの方は少なくないと思います。

果たして、ドライバーの買い替えは「無駄」なのでしょうか?

たけちん

JGAオフィシャルハンディ8.6のアマチュアゴルファーです(2022年6月現在/ベストスコア72(ハーフベスト35))。「2025年までにハンデ3以下になる!」を目標に日々練習に励んでいます。

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ドライバーの買い替えは「無駄」なのか?

結論から言うと、ドライバーを買い替える行為自体は無駄ではないと思います。

買い替えることで、スコアがアップしたり、自分のモチベーションを上げたりしてくれるからです。

だけど、買い替える動機やモデル、タイミングなどを考えて買わないと、単なるお金の無駄になってしまう可能性があります。

動機とマッチすれば無駄ではない

「ドライバーを買い替えたい」と感じる動機というのは、人それぞれだと思います。

たとえば、次のようなものがありますよね。

  •  今使っているドライバーが飛ばない
  •  スライスする(=つかまらない)
  •  振りにくく感じる
  •  知人が使っているドライバーが飛ぶ(曲がらない)
  •  新モデルが発売された
  •  お気に入りのプロが使っている

買い替えが無駄かどうかは「動機とのマッチング」で決まります。

たとえば動機が「新モデルを早く使いたい」「お気に入りのプロと同じドライバーを買いたい」なら、たとえ高額だろうと(または自分に合っていなくても)決して「無駄」ではありません。

目的は「目当てのドライバーを手に入れること」であり、性能は二の次だからです。

スライサーで飛距離に悩んでいる方なら、買い替えの動機の多くは「スライス軽減」でしょう。

今はスライサー向けのつかまるモデルのドライバーは数多く発売されていて、スイング改造なんて時間のかかることをやらなくてもスライスを瞬時に直すことが可能です。

しかし気をつけたいのが、メーカーや第三者の情報や口コミを「鵜呑み」にしてしまうことです。

それらはあくまで「他人の評価」で、本当に自分の動機を満たしてくれるかどうかは不明からです。

ネット購入のリスク

ドライバーを買い替える場合、いきなりネットで購入はやめた方がいいです(僕は結構「やらかし」ました笑)。

試打とかラウンドで使ってみて、納得の上で買うのは全然OKですけど、先述したようにメーカーや口コミ評価「だけ」で決めるのは、かなり危険かなと。

なぜなら、自分のスイングに合わない可能性がいくらでもあるからです。

仮に合わないドライバーを買ってしまった場合、「中古販売店に買い取ってもらう」という選択肢を思い浮かべるかもしれません。

しかし、ドライバーをはじめモノのほとんどは購入した瞬間に価値が下がります。

「半値八割」なんて言葉がありますが、「10万円で買ったばかりドライバーを中古屋に持って行ったら4万円にしかならなかった!」ということは珍しくありません。

これって、めちゃ勿体ないですよね?

なので買い替えが無駄にならないようにするためには、「自分の本当の動機」が何かを知り、それに合ったドライバーを根気強く探す姿勢が大事だと思うんです。

ドライバーを買い替える際の注意点

買い替えを無駄にしないためにも、面倒臭がらず「試し打ち」をしましょう。

試し打ちをすれば、それが本当に買い替えの動機を満たしてくれるか「テスト」できるからです。

今はたくさんのお店に「試打ルーム」が備え付けてありますよね?

それでもOKですし、ラウンドで使えたらもベストです。

「試打なんてお店に迷惑かかりそう」と思うかもしれませんが、そんなことは絶対ありませんので安心してください。「自分に合ったドライバーを買う」という前向きな行為なので。

試し打ちでは、以下のポイントを確認しましょう。

  •  芯に当たりやすいか?
  •  振りやすいと感じるか?
  •  理想の球筋になっているか?
  •  それが何球も続けて打てるか?
  •  「背伸び」をしていないか?

自分に合うドライバーは、芯に当たりやすく振り抜きもスムーズです。

芯に当たれば飛距離が伸び、曲がり幅も少なくなって球筋が安定します。

このとき「自分はSフレックスだ」とか「先調子オンリー」といった偏見は捨てることをおすすめします。

せっかく良い商品とのマッチングの機会を失ってしまいますので。

注意したいのは、メーカーや他人の情報・評価を鵜呑みにしないことです。

「簡単にドローが打てる」と評判のドライバーが、必ずそうなる保証はどこにもありません。

逆に他の人は「つかまらない」と言っても、「実際打ってみたら最高だった」という可能性もあります。

あと「背伸びをしない」ってのも大事なポイントですね。

最近1つのモデルに対して3つのタイプがラインナップされているのをよく見かけませんか?

「アスリート向け」「中級者用」「アベレージ用」みたいな分類がされていますよね。

これは「松竹梅の法則」なんて言い方がされる消費者の購買意欲をそそるための手段なのですが、危険なのは「真ん中を選びやすい」ってことです。

たとえば、鰻を食べに行ったときに「松・竹・梅」の3種類があったとき、多くの人は真ん中の「竹」を選ぶ傾向があります。「松は高いけど、梅だとちょっとな・・・」と考えるわけですね。

ドライバーに置き換えてみましょうか。

3つとも試し打ちしてみたら、一番自分に合っていると感じたのは最も優しい「アベレージ向け」だった。

でも「アベレージ向け」って恥ずかしいし、他人の目が気になる。

とはいえ一番難しい「アスリート向け」は流石になあ・・・。

じゃあ、ちょうど真ん中のモデルにしようかな。

「あるある」だと思います笑。

ドライバーを買い替えるタイミング

ドライバーを買い替える最適なタイミングは、自分の中で「悩みや動機」が生まれたときがベストでしょう。

具体的にはスライスが止まらない、仲間に距離を置いていかれる、あとは新モデルが発売されたタイミングもそうですね。

どんな動機であれ、貴重なお金と時間を無駄にしないために大切なのは「どうして買い替えたいと思ったのか?」の理由を明確にすることだと思います。

ふと「ドライバー買い替えようかな」と考えたとき、そこには必ず「理由」があるはずですから、その理由と正直に向き合いましょう。

ちなみに、理由は何でもOK。

「技術的な悩みを解決したい」はもちろん、「新モデルを手に入れたい」、あと「見栄を張りたい」も全然アリだと思います。

大事なのは、それが自分の「本当の動機」かどうかです。

良くないのは、本来の動機が「技術の修正」なのに、いつの間にか「見栄」に切り替わってしまうことですね。

そんなときは胸に手を当てて、本当の動機をもう一度確認するようにしてくださいね。

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