ゴルフ上達のためには多くのお金がかかると思われがちですが、あまりお金をかけないで上達する方法も存在します。
<<この記事でお話すること>>
- お金をかけてもゴルフが上達しない人の特徴
- あまりお金をかけずにゴルフが上手くなる方法
私も限られたお小遣いの中で、お金をかけずに工夫をしてしています。
お金をかけてもゴルフが上手くならない人の特徴
残念ながら、「ゴルフにかけるお金」と「ゴルフの上達」はかならずしも比例しません。
それはゴルフ上達のための「正しいお金の使い方」をしていないことが理由です。
打ちっぱなし練習場に行く回数が多い
お金をかけてもゴルフが上達しない人の特徴として、打ちっぱなし練習場に行く回数がとても多いことが挙げられます。
練習熱心で非常に良いことなのですが、ただ単にボールを打ちに行くだけでは正しいスイングは身に付きません。ボールを打つことに夢中になりすぎて、反対にスイングを崩してしまっている方がほとんどです。
特に要注意なのが、ラウンドに行く回数と打ちっぱなし練習場に行く回数に大きな開きがある場合です。前者が多い場合にはOKなのですが、問題は後者が圧倒的に多い場合です。
英会話に例えるならば、外国人と話すことなく、1人机の上で英会話の本を読んでいる状態です。英会話上達にはどちらを優先すべきかは、明白ですね。
すぐに新作のクラブに飛びつく
ゴルフクラブメーカーからは、毎年のように新作のクラブが発売されています。
どれも「飛ぶ」「曲がらない」など、どれも魅力的なのキャッチコピーをつけて発売されるので、ついつい目移りしがちになります。
確かに新作のゴルフクラブに買い替えるのは、ゴルフの楽しみのひとつであることには間違いないので、否定するつもりはこれっぽっちもありません。
しかし、1年もたたないうちにコロコロとクラブを変えてしまうのは、あまり賛成できません。なぜかというと、クラブが変わるとタイミングそのものも変化するからです。
簡単に言うと、せっかく1年かけて馴染んできたのに、またイチからクラブに合わせていく必要が出てくるんですよね。簡単なようで、意外と大変な作業です。
私の友人はクラブを「組む」のが趣味で、会うたびに違うシャフト・違うヘッドの組み合わせで現れます(笑)。彼の楽しみなので口を挟むことはしませんが、明らかに毎回スイングがバラバラです。
クラブは必ずしも新作がいいとは限りません。中古の1万円台のドライバーでも、自分のスイングに合うものなら新作よりもはるかに飛びます。例え「飛距離性能10%アップ!」と書かれていても、必ずしもそうならないのが、ゴルフクラブの難しさであり面白いところなんです。
これまで「飛ぶ!」という噂のドライバーに買い替えて、飛距離が落ちた仲間をたくさん見てきました。
あまりお金をかけずにゴルフが上手くなる方法
素振りをする
素振りはゴルフ上達のためには一番大切な練習です。自宅でもできますから、練習代はタダです。
打ちっぱなし練習場でも、「素振り3:ボール1」の割合で素振りをメインにすることで、無駄なお金や無駄な練習を避けることができます。
素振りは退屈な練習方法ですが、中井学プロの「サラリーマンでもお金をかけず素振りだけで100を切る方法」には、数多くの素振りメニューが紹介されていますので、ゴルフの上達を目指す方は持っておいて損はない本です。
アイアンのダフリやシャンク、ドライバーのプッシュアウトスライスなどは、スイング中にクラブが寝てしまうことが原因です。
下の記事で私が紹介している練習器具を使って素振りをすることで、クラブが寝ないオンプレーンスイングが身に付きます。

ショートコースやハーフラウンドを活用する
打ちっぱなし練習場に頻繁に通うくらいなら、一回でも多くラウンドに出かけるのが上達の早道です。
18ホールのラウンドだとお金も時間もかかりますが、ショートコースやハーフ(9ホール)のラウンドだと安上がりですし、半日で済みます。
ご存知の通り、ゴルフはティーショット以外、平坦な場所で打てる機会はありません。色々な傾斜やライから打つ状況判断能力は、ラウンドでしか身に付けることはできません。
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