打ちっぱなしのゴルフ練習場に初めて行くという方は、「1人でも大丈夫かな?」「迷惑をかけるんじゃないか」など、様々な不安を抱えているかもしれませんね。
もしかすると、そんな不安のせいで打ちっぱなしに行くことを「躊躇」している方もいるかもしれません。
この記事では、「打ちっぱなしデビュー」を控えた初心者ゴルファーの方々の不安を取り除くノウハウを盛り込みました。
誰でも最初は初心者です。もちろん私もそうでした。
この記事を読んで、ぜひ不安を取り除いていただいて、無事「打ちっぱなしデビュー」を果たしてください。
初めての打ちっぱなしによくある「不安」
打ちっぱなし練習場に初めて行くという方には、いくつか共通する不安があります。
私や私の知人の実体験をもとに解決していきましょう。
①下手クソだから恥ずかしい?
初めて打ちっぱなしに行くときに、一番気にするところかもしれませんね。
ゴルフ初心者でまともにボールに当たらない。まわりから白い目で見られるんじゃないか。こんな不安を抱えても仕方がないことだと思います。
でも大丈夫です。初心者の方のそんな姿を見て、白い目で見るゴルファーはほぼ皆無です。
反対に初心者の方が一生懸命ボールに当てようとする姿を見ていると、つい「頑張れよ~!」と思っちゃいます。
だって私も他のゴルファーも、みんな同じ「初心者」だったんですから。
私もそうですし、他のゴルファーもみんな同じ道をたどってきました。皆さんと同じく、初めての打ちっぱなしにドキドキ不安を抱えたまま行きました。
でも今思えば、まわりの先輩ゴルファーは温かい目で見てくれていたと思います。私自身、実際に白い目で見られた経験もありません(もちろん「マナー違反」は白い目で見られますから注意!※後述)。
万一白い目で見てくる人がいたら、かなり変わった特殊な人です。だから安心して打ちっぱなしに行きましょう。
②まわりに迷惑をかけるのではないか?
打球がどこに飛ぶかわからないなど、まわりに迷惑を掛けるのでは?と不安になることもあるでしょう。
ゴルフ初心者のうちはボールが右に飛びやすいので、私はなるべく右端の打席で打つようにしていました。これなら右打席の人の目の前にボールが飛ぶなんてことは防げます。
1階に比べて、2階や3階に行くと、人が少ない傾向にあります。特に1階はベテランの口うるさい(?)ゴルファーが多かったので、私は避けるようにしました。
まわりに迷惑を掛けてしまうのでは?と感じる方は、なるべく2階や3階の端に近い打席を選ぶと気を遣わなくて済むのでおすすめです。
余談ですが、1階打席よりも、2階や3階の方が上達が早いんですよ!何故かはまた別の機会に。
③女性ひとりで恥ずかしい?
最近女性ゴルファーの方がとても増えてきていますね。そんな中、ゴルフを始めたけれど、1人で打ちっぱなしに行くことをためらう女性ゴルファーの方も多いようです。
最初に触れたように、近頃女性ゴルファーの方が非常に増えている実感があります。プロゴルフの世界でも、どちらかと言えば男子よりも女子ゴルフの方が盛り上がってますもんね♬
私がよく行く打ちっぱなしには、1人で来て練習している女性ゴルファーの方がたくさんいますよ!
最近では打ちっぱなし練習場に「女性専用のフィットネスやヨガ」を併設した施設も登場するなど、女性ゴルファーに「ウェルカム」な雰囲気も漂っています。
④知らないおじさんに話しかけられる?
どこの練習場にも「教え魔」と言われるおじさま方がいます(笑)。ここ数年でかなり減ったようにも感じますが・・・。
とはいえ、特に初心者の頃は、知らないおじさんから声を掛けられることがあると思います。「もっとテークバックを・・・」「頭を残して・・・」無料で親切に教えてくれます(笑)。
そのまま仲良くなってもいいですし、嫌なら「すみません。レッスンプロに習っているので。」と丁重に断ればOKです。
打ちっぱなし練習場の基本システム
打ちっぱなしのゴルフ練習場は「前金制」と「後払い制」に分かれています。料金は基本的に打席に入るための打席料と、ボール代金がかかります。
前金制は、あらかじめフロントでプリペイドカードを購入したり、所定の料金を支払った上で打席に入るシステムです。
後払い制は、練習が終わったあと、打った球数に応じて料金を支払うシステムです(最近私の地域ではめっきり少なくなりました)。
打ちっぱなしは屋外がいい?それとも室内?
打ちっぱなしのゴルフ練習場には、屋外型と室内型(インドア)があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
屋外型のメリット&デメリット
【屋外型のメリット】
- ボールがどこまで飛んだかがわかりやすい
- 広々としている
- 利用料金が比較的安め
【屋外型のデメリット】
- ボールの行方が気になりスイングが乱れやすい
- 冬は寒い(休場の可能性あり)
- 夏はヤバいほど暑い
- 郊外に位置することが多く、遠い(車が必須)
屋外型ゴルフ練習場のメリットは、ボールが飛んだ方向や距離、曲がり幅などを確認できる点です。
反面、どうしても立地は郊外に集中するため、車がないと通えないという不便さがあります。
室内型(インドア)のメリット&デメリット
【インドアのメリット】
- ボールの行方が気にならないので、スイングの基礎が早く身に付く
- 駅近や街中にあり、仕事後にも通いやすい
- 天候や季節に左右されない(暖かい・涼しい)
【インドアのデメリット】
- ボールが飛んだ行方が分かりにくい
- 料金は比較的高め
室内型(インドア)の場合、初心者ゴルファーの方にありがちな「スイングが固まらない」ということは起こりにくく、早めの上達が期待できます。
また駅から近い施設も多く、車がなくても仕事終わりに徒歩&手ぶらで寄ることも可能です(クラブレンタルやシューズレンタルもある場合)。
インドアの練習場ではネットに囲まれた中で打つため、ボールがどれだけ飛んだか、どれだけ曲がったかがわからないというデメリットがあります。
打ちっぱなしに適した服装や持ち物は?
動きやすい服装を選ぶ
打ちっぱなし練習場は、基本的にゴルフコースとは違ってドレスコード(服装の決まりごと)はありませんので、動きやすい服装で大丈夫です。
ただし、ヒールやサンダルなどは打ちにくいので、滑りにくいスポーツ用のスニーカーやゴルフシューズがいいでしょう。
ゴルフグローブは必要
施設によっては販売やレンタルをしているところもありますが、基本的にゴルフグローブは持って行った方が無難です。
ゴルフクラブはレンタル可能
ほとんどの打ちっぱなし練習場では、ゴルフクラブのレンタルを行なっています。
ゴルフクラブをまだ揃えていないけど、とりあえず打ちっぱなしだけは行ってみたい!という方でも大丈夫です。
レンタル料金は基本的に有料ですが、「初心者の方は無料」というキャンペーンを行なっている施設もありますので、お近くの施設のホームページをチェックしてみて下さい。
打ちっぱなしにロッカーはある?
初めて打ちっぱなしに行く女性の方は、着替え用のロッカーがあると助かりますよね。
調べてみると、女性用のロッカーがある施設は多いのですが、ない施設もありました。
ですので、ロッカーの有無に関しては事前にホームページなどで調べる必要がありそうです。
また、設備が充実した打ちっぱなしだと、シャワー室まで完備しているところもあります。
打ちっぱなし練習場でのマナー
初めて打ちっぱなし練習場に行くときに抑えておきたいのが、最低限のマナーです。みんなが使う場所なので、気持ちよく練習に集中できるように配慮が必要です。
大声で騒がない
1人で行く場合は問題ないでしょうが、友達と一緒に行くときには注意しましょう。練習に集中している人の邪魔にならないように気を付けます。
スマホや携帯電話で大声で話すのも、マナー違反です。
通路で素振りをしない
通路はあくまで歩行者が通るところ。通路でゴルフクラブを振っていて、万一人に当たれば大惨事です。素振りは必ず打席で行うように!
左打ち専用打席は使わない
ゴルフは右打ちの人ばかりではありません。
打ちっぱなし練習場には数が限られた「左打ち専用打席」があります。右打ちの人は使用を控えましょう。
もしも左打ち専用打席を使っていて左打ちの人が来たら、気持ちよく譲るようにして下さい。
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