こんにちは。たけちんゴルフです。
先日、久々にラウンドレッスンを受けてきました。
あるパー4のホールで、僕の放ったティーショットは240ヤードほどのグッドドライブ。フェアウェイ中央のベストポジションに着弾しました。
ピンまで残り110ヤード。
ピッチングウェッジを手にし、ピンに絡んでいく弾道を「妄想」しつつ打ったセカンドショットは…なんと痛恨のシャンク。
数ホール先のホールでも似た状況があったのですが、今度は引っ掛けです。
失意に暮れている中、レッスンプロに言われたのが次の言葉です。
「〇〇さん、インパクトで右肩がかぶってますよ」
皆さんの中にも、グリーンを狙う「おいしい場面」でシャンクや引っ掛けが出て、みすみすチャンスを逃してしまうという方もいると思います。
もしかすると、僕と同じように右肩が前に出ることで起きているミスかもしれませんよ?
右肩が前に出ることで起こるミス
インパクトにかけて右肩が前に出てしまうと、次のミスが起こりやすくなります。
- シャンク
- 引っ掛け
- スライス
右肩が前に出ると、同時に手元がボールに近づきますから、打点がヒール寄りになりシャンクしやすくなります。
また、アウトサイドイン軌道になりやすく、引っ掛けやスライスの原因にもなります。
僕もよくレッスンプロに「体が開かないように!」と怒られますが(笑)、右肩が前に出る動きはゴルフにおいて「悪い動き」「悪癖」とされています。
右肩が前に出る原因
そもそも、なぜ右肩が前に出てしまうのでしょう?
しかも、大事な場面に限って…。
僕は反対に「大事な場面だからこそ出てしまうミス」なのだと考えてます。
大事な場面で出やすいミス
ゴルフをしていると、誰でも「ここぞ!」っていう場面があると思います。
たとえば、先ほどのピンを狙うショットをはじめ、パー5でドライバーを飛ばしたいときとか、右に池があるときとか。
でも、こんな大事な場面に限って、出て欲しくないミスが出ませんか?
シャンクしたり、思い切りプッシュアウトしたり、とんでもなくスライスしたり。
こんなミスが出た状況を振り返ってみると、体(特に上半身)に無駄な力が入っていたということが多いんですよね。
力むと右肩が前に出てくる
体、とくに上半身が力むと、右肩が前に出てきやすくなります。
理由は単純明快で、利き腕の方が力が入りやすいからです。
右打ちの場合だと、右腕。
右腕に力を入れようとすると、自然と体の右サイドがボールに向かっていきます。
飛ばしたい、寄せたい、曲げたくない。
こんなとき、つい僕たちは上半身に「無駄な力」が入り、体の右サイドがしゃしゃり出てきます。
「右手(利き手)が悪さをする」なんて言い方もしますよね。
力を抜けばミスは減る
反対に、力が入らない場面では、シャンクや引っ掛けといったミスはほぼ出ません。
たとえば、バンカー手前にレイアップするときや、飛ばす必要がないティーショットとか。
力を抜くと、不思議なくらい(?)素直なボールで飛んでくれます。
シャンクや引っ掛けといった酷いミスは、ほとんど出ません(たまに緩んでダフリますけど(笑))。
ゴルフではよく「力を抜くほど飛ぶ」と言われますが、無駄な力みによって右肩が前に出ないことが、理由のひとつにあると思います。
右肩が前に出る癖を修正する練習方法
右肩が前に出ないようにするには「力を抜きましょう!」ということになるのですが、それだと心構えだけになっちゃうので、レッスンプロに教えてもらった効果的な練習方法をご紹介します。
それは「インパクト後に右手を離す」という方法です。
まずは素振りから。
普段通り両手でクラブを構えてトップまで上げたら、インパクトと同時に右手を離しましょう。
すると、右肩がアドレス時と近いポジションに残り、前に出てこないと思います。
真正面を向いたまま振っている感覚が近いですかね。
慣れてきたら、実際にボールを打ってみます。
この練習は、利き腕に悪さをさせない練習として、とても秀逸だと思っています。
というのも、インパクトで右手を離すためには、トップから徐々に右腕の力を抜いていかなければならないからです。
右肩が前に出る癖がある人は、インパクトで右腕の力が最大になるように振っていたと思いますが、まるっきり反対の動きになります。
インパクトで右腕を離す練習をある程度やったら、両手でクラブを持ち、同じ感覚で打ってみましょう。
きっと「右肩を残す打ち方」のコツがつかめ、シャンクや引っ掛けといった酷いミスが出づらくなると思います(^^♪