こんにちは。たけちんゴルフです。
今回はゴルフスイングにおける悪癖のひとつである「テークバックでクラブが寝る癖を治す」をテーマにお話したいと思います。
テークバックは、オンプレーンスイングのための、いわば助走段階。
そんな初期段階からプレーンを外れてしまえば、当然スイング全体が「崩壊」してしまいます。
正しくインサイドインに振るためにも、テークバックではクラブを寝かせることなく、プレーンに乗せることがとても大事です。
とはいえ「気を付けてはいるけど、どうしてもクラブが寝てしまう…」という方も多いと思います。
そこで今回は、テークバックでクラブが寝る癖を治すためのコツをご紹介します。
ポイントは…グリップエンドの向きですよ!
クラブが寝る癖を治す方法【テークバック初期】
テークバックでクラブが寝る癖を治したい方は、グリップエンドの向きに意識を向けてみてください。
下は僕のツイートです。
テークバックでクラブを寝かさないようにするにはシャフトが地面と平行のポジションでグリップエンドを飛球線と平行もしくはやや左に向ける。グリップエンドが飛球線の右を向くとクラブが寝てヘッドが下に垂れフェースが開く。スライスやシャンクが出やすいテークバック。 pic.twitter.com/pk9rBRYIPB
— たけちんゴルフ (@takechin_golf) December 27, 2022
ポイントは、シャフトが地面と平行になったポジションでのグリップエンドの向きです。
ツイートにも書いたように、テークバックでクラブが寝る人は、100%グリップエンドが右を向いています。
シャフトが地面と平行のポジションでは、グリップエンドが飛球線と平行もしくはやや左を向くようにしましょう。
クラブが寝る癖が強い人は、左に向ける意識でちょうどいいと思います。
自分から見ると、グリップエンドが左股関節を向く感じになります。
すごく左を向いているようで気持ち悪いかもしれませんが、意外とこれくらいでちょうどいいんです。
後方から見たときに、手とクラブヘッドが重なっていれば100点満点。
手よりもヘッドが少し外側にあっても大丈夫です。
NGなのは、ヘッドが手よりも内側に入り、下に垂れる動きですよ!
クラブが寝る癖を治す方法【テークバック後半】
後方から見て手とクラブヘッドを重ねることに成功したら、今度はグリップエンドを地面に向けるように上げていきます。
グリップエンドを地面に向ける意識を持つことで、クラブが立つようにテークバックできます。
ちなみに、グリップエンドの向きの許容範囲は、ボール~ボールと足の中間くらいまでの間。
下の画像だと、赤い範囲内にグリップエンドが向けばOKです。
グリップエンドがボールより向こうを指すと、クラブが寝ますので要注意です。
「グリップエンドがどこを向いているかよくわからない」という方は、アライメントスティックを一緒に持つと、指している位置がわかりやすいと思います。
テークバックでクラブが寝ると様々なミスが出る
冒頭でお話しました通り、テークバックの段階でクラブが寝てしまうと、インパクトにかけても寝たままになりやすく、様々なミスショットを誘発します。
たとえば、次の通りです。
- シャンク
- プッシュアウトスライス
- チーピン
- ダフリ
上記のようなミスが出やすい方は、打ち方に悩む前に、ぜひ一度ご自身のテークバックをスマホなどで確認してみることをおすすめします。
テークバックをオンプレーンに乗せることができれば、自動的にナイスショットの確率も上がりますよ(^^♪