こんにちは。たけちんゴルフです。
「2025年までにハンデ3以下になる」を目標に、自分のスイングを見つめ直している毎日ですが、最近主に取り組んでいるのが今日のテーマであるシャフトプレーンです。
先に結論を言ってしまうと、シャフトプレーンはゴルフスイングの「基礎中の基礎」で、これに乗せられるか否かで飛距離や正確性に大きな差が生まれちゃいます。
世の中にはやれ「〇〇理論」だ、やれ「シャ〇ー」だなど、色んなスイング論が飛び交うカオス状態になっているわけですけど、案外(?)シャフトプレーンをすっ飛ばしたのが多いんですよね。
あくまで基本である「シャフトプレーンに乗せること」ができたうえで上記の方法論に取り組まないと、一生迷走しちゃいそうな怖さがあります。
というわけで今日は、シャフトプレーンとは何?という簡単なお話と、それに乗せるためのコツや練習方法についてお話します。
シャフトプレーンとは?
シャフトプレーンとは、アドレスしたときにできるシャフトの角度のことです。
「インパクトはアドレスの再現」なんて言葉がありますが、極論を言えば構えたときと同じシャフトの角度で戻せればれば、スクエアかつパワー効率の高いインパクトができます。
反対にシャフトプレーンから外れてしまうとフェース面が変わります。
スクエアに戻すにはインパクト直前で手首を返すなど「合わせる」動作が必要になり、ギャンブル的な要素が強くなるほか飛距離のロスも大きくなってしまいます。
インパクトでフェースを真っ直ぐにしようと考えるは多いと思いますが、シャフトプレーンに乗せることができれば自動的にフェースをスクエアに戻すことが可能です。
シャフトプレーンに乗せるタイミング
ちょっと余談ぽくなりますが、スイング中ずっとシャフトプレーン上を通るわけではないです。
トップに向かうとき、そしてフィニッシュに向かうときは腕やクラブは上昇するので、シャフトプレーンから外れるタイミングもあります。
ポイントは、インパクトの前後でシャフトプレーンに乗せられるか否かです。
特に「ビジネスゾーン」と呼ばれる、シャフトが地面と平行になる「3時~9時」のポジションでシャフトプレーンに乗せられるかが、ショットの成否を左右します。
もちろん、テークバックも例外ではありません。
テークバック初期でシャフトプレーンから外れると、ダウンスイングでシャフトプレーンに戻すことが困難になるので、日々練習を重ねています。
下は僕のツイートです。
クラブと一緒にアライメントスティックを持って脇腹から離れないよう注意しながらテークバックの練習。9時のポジションでヘッドと右手が重なるようシャフトプレーンに沿って上げる。インサイド(又はアウトサイド)に引きすぎたりフェースの開きを防止。 pic.twitter.com/aJS2eTn0sJ
— たけちんゴルフ (@takechin_golf) December 2, 2022
シャフトプレーンに乗せるコツ
シャフトプレーンに乗せるコツは、グリップエンドが常におヘソを向いたまま振ることです。
まずトップまで上げたら、シャフトが地面と平行になるポジション(時計の針だと3時の位置)まで腕を真下に落とします。
胸が右を向いたまま落とせば、グリップエンドがヘソの前にくるはずです。ここがシャフトプレーン上に振るための「スタート地点」です。
ここからが重要なポイントで、そこからグリップエンドがずっとヘソを向いたまま、再びシャフトが地面と平行になるポジション(9時)まで振ります。
このようにクラブを動かすことで、シャフトプレーンに乗せることができます。
左手で引っ張るとシャフトプレーンから外れる
グリップエンドがおヘソから離れるように、左腕でクラブを引っ張ってしまうと、シャフトプレーンから簡単に外れてしまいます。
多いのが、シャフトプレーンより下をヘッドが通ってしまう、通称「シャフトが寝る」現象です。
ヘッドがシャフトプレーンよりも下を通るとフェースが開くので、スライスになります。
以前スライスに悩んだらグリップエンドを「へそ」に向ける意識でという記事を書きましたが、これはヘッドをシャフトプレーン上に乗せてフェースをスクエアに保つための手段です。
スライスやシャンクが多い方は、ビジネスゾーンでグリップエンドをヘソに向ける動きをマスターするといいでしょう。
右手と左手を離して握る「スプリットハンド」のドリルがおすすめです。
インパクトに向かって右手を前に出す動作が入り、勝手にグリップエンドがおヘソを向くと思います。
朝の5時からスプリットハンドドリル。眠い。寒い。 pic.twitter.com/XBm3pN7RBh
— たけちんゴルフ (@takechin_golf) December 2, 2022
シャフトプレーンに乗せるコツをつかむには「フレループ」という練習器具もおすすめです。
野球のバットやテニスラケットとは違う「偏重心」のゴルフクラブを扱うには、コツをつかむのが重要です。
フレループは、そのコツを教えてくれます。
気になる方は下のレビュー記事をどうぞ♪