ゴルフで100がなかなか切れない人は、スイングよりもむしろ「クラブセッティング」を見直した方が早いことが多々あります。
<<この記事でお話すること>>
- 100切りに必要なクラブセッティングは?
- 100切りにおすすめのドライバーの選び方
- 100切りにおすすめのアイアンの選び方
- 100切りにおすすめのパターの選び方
クラブセッティングを見直せば、かなり高い確率で100を切ることができるようになります。
100切りに必要なクラブセッティングは?
ゴルフのルール上、ゴルフクラブは最大14本まで入れることができます。
結論から言うと、この14本という数字が100を切れない原因の多くを作っています。
「14本使わないといけない」という勘違い
ゴルフではキャディバッグに最大14本のクラブを入れることができますから、ほとんどのゴルファーは14本フルに入っている人がほとんどです。
しかし、14本のクラブをすべて使いこなすのには相当の腕前が必要です。
すでに100を切っている人や、80台でラウンドする人でも、14本すべて使い分けることができる人は皆無です。「ゼロ」だと言い切ります。
つまり、100を切るために14本すべてのクラブを使う必要は一切ないということです。
得意なクラブだけを選定する
ゴルフクラブにはドライバーからパターまで色々な種類や番手があります。
ゴルフで100を切れないのは、あなたが下手だからではありません。
苦手なクラブでミスをしているから、100を切れないんです。
- ドライバーを持つといつもOBになる
- 6番アイアンになると急にダフる
- フェアウェイウッドがいつもチョロになる
思い当たる節はありませんか?
100を切るためには、苦手としているクラブを使わなければいい。ただそれだけです。
キャディバッグに入っているクラブを、今から次の3つに分類してみて下さい。
- 打てる自信が全くないもの・・・×
- ある程度打てて、OBまではならない・・・△
- 自信をもって打てるクラブ・・・〇
ゴルフで100を切るためには、×を付けたゴルフクラブを使わない勇気を持つだけです。
あなたの苦手なクラブはどれですか?
- ドライバー
- 3番ウッド
- 5番ウッド
- 7番ウッド
- 4番アイアン(ユーティリティ)
- 5番アイアン(ユーティリティ)
- 6番アイアン
- 7番アイアン
- 8番アイアン
- 9番アイアン
- ピッチングウェッジ
- アプローチウェッジ
- サンドウェッジ
- パター
「ハーフセット」も視野に入れる
苦手なクラブを選別したら、そのクラブを使わないという選択をするだけで100切りは目の前です。あとはそれを実行するだけです。
かといって、ラウンドに持って行ってしまうと「使いたい欲求」が出てくるものです。
そういうときは、思い切って苦手なクラブを抜いたセッティングでラウンドに行くのもおすすめです。おそらく半分は苦手なクラブ(×を付けたクラブ)でしょうから、キャディバッグの中身は半分の「ハーフセット」になっています。
荷物も身軽になるので、行き帰りも楽々です。
もしもハーフセットでラウンドに行くのが恥ずかしいと思うなら、苦手クラブの目立つところに赤いテープでも貼っておきましょう。
「このクラブを使ったら100切りできない」ということを、視覚でわかるようにしておくわけです。
100切りにおすすめのドライバーの選び方
ここからは、100切りを目指す人におすすめの「クラブの選び方」についてです。
まずはドライバーからです。基本的にドライバーは次のようなものを選ぶようにしましょう。
- スライスしにくいドライバー
- スイートスポット(芯)に当たるモデル
100切りできないゴルファーの多くはスライサーです。多少スライスするくらいなら構いませんが、30ヤードも大きくスライスするようだと、スコアメイクが厳しくなってきます。
そういう方はスライスの曲がり幅を抑えられるように「フックフェースのドライバー」を使うと、フェアウェイにボールが残りやすくなります。
また、ドライバーは基本的にスイートスポットの広い「やさしいモデル」を選ぶようにして下さい。
間違っても、プロが使っているからといって「飛ぶ」モデルに飛びつかないように注意します。飛ぶ代わりにスイートスポットが狭かったり、構えたときにオープンフェースでスライスが助長される可能性があるためです。
スイートスポットが広い分芯に当たりやすくなり、飛距離が安定して曲がり幅も少なくなります。
【おすすめのやさしいドライバー】
- ダンロップ ゼクシオシリーズ
- ブリジストン Tour B JGR
- プロギア RS-E
100切りにおすすめのアイアンの選び方
アイアンもドライバーと同じく、基本的にやさしいモデルを使うのがおすすめです。
やさしいアイアンというのは、
- ヘッドが大きめ
- ソール幅が広い
- スイートスポットが広い
ものです。
ヘッドが大きい分ミスの許容範囲が広くなります。
またソール幅が広いと、多少ダフっても芝の上をフェアウェイウッドのように滑ってくれるので、大きなミスになりません。
【おすすめのやさしいアイアン】
- テーラーメイド Mグローレ
- ゼクシオシリーズ
- ミズノ GX
100切りにおすすめのパターの選び方
パターは大きく分けて「ピン型」と「マレット型」に分けることができます。
【ピン型】
【マレット型】
パターの形状はプレーヤーの持ち球と大きな関係を持ちます。
ピン型はドライバーやアイアンの持ち球が「フック系」の人に合いやすい傾向があります。ピン型のパターは「開いて閉じる」というストロークが必要だからです。
反対にマレット型はストレート系、またはスライサーと相性が良く、フェースターンをせずに「まっすぐ引いて、まっすぐ出す」という打ち方になります。
100切りを目指す方にはスライサーの方が多いと思うので、フェースの後ろが大きく出っ張った「マレット型」を選ぶと、ショットとの相性もよくなります。
今日覚えたことを、早速ゴルフ場で試してみましょう。
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ではでは。