アプローチの距離感が合わないと感じたときに確認してもらいたい2つのこと

アプローチ
記事内に広告が含まれています。

ゴルフのスコアは、ほぼ100ヤード以内のアプローチとパッティングによって作られることはよく知られています。

アプローチショットが大きくショートしてバンカーに落としてしまったり、反対に大きすぎて奥のラフから下りのアプローチを残すなんてことをしていると、ボギーはおろかダブルボギーやそれ以上も見えてきてしまいます。

ところでどうしてアプローチの距離感が合わないのかを考えたことはありますか?練習が足りないから?

それもありますが、アプローチの距離感が合わないという悩みには、技術的な面以外にも原因が隠れていることがあるんです。

スポンサーリンク

ウェッジのロフトが合っていない!?

あなたのキャディバッグには、何本のウェッジが入っていますか?ピッチングウェッジとアプローチウェッジ、サンドウェッジ・・・。3本という方が結構多いと思います。

では、ウェッジのロフト角は何度ですか?

「52度と58度と・・・あれ?ピッチングウェッジは何度だっけ?」という方は要注意です!

ロフト間ピッチが広すぎる(狭すぎる)と起こる弊害

ひと昔前と比べて、アイアンの「ストロングロフト化」が顕著になってきました。昔の9番アイアンのロフトが、今のピッチングウェッジのロフト角の標準みたいな流れになっています。

セットアイアンのロフト角は5度の間隔(ピッチ)で設計されており、その差が10~15ヤードの飛距離の差を作り出しています。

ところがピッチングウェッジが43度だったとして、次に短いアプローチウェッジが52度だとすると、急にピッチが10度近く開いてしまいます。アイアン約2本分の間隔です。

こういうセッティングだと距離間のギャップが大きすぎて、上手く距離感を作るのが難しくなってしまいます。

ウェッジのロフトの組み合わせを間違えると失敗のモトになる
グリーンまわりでのアプローチショットでは欠かせない、ウェッジ。ピッチングウェッジからサンドウェッジ、はたまたロブウェッジ...

ギャップウェッジを1本入れてみる

ピッチングウェッジが43度だった場合、アプローチウェッジとサンドウェッジを買い替えてピッチを埋める(5度間隔にする)という方法でもいいですが、52度と58度はそのままに、1本クラブを買い足すという方法もあります。ピッチングウェッジ(43度)と52度のギャップを埋める「ギャップウェッジ」を足す方法です。

この場合、48度のウェッジをギャップウェッジとして足すことにより5度(4度)のピッチができあがり、距離の打ち分けが容易になります。

残り距離を正確に把握していない

アプローチはだいたいこれくらい…」なんて曖昧な判断で打っていませんか?それではいつまでたっても距離感は合うわけがありませんし、スコアはずっと横ばい状態です。

「打つべき距離」をきっちりと把握をして打つことは、ターゲットゲームであるゴルフでは当たり前のことです。しかし、ずっと90や100を切れない人は、こんな当たり前のことをやっていない人が意外と多いです。

レーザー距離計GPS距離計を活用してピンまでの距離をしっかりを把握して打つことで、自分の中にデータが蓄積されてはじめて「自分の距離感」というものが身に付いていきます

私が普段ラウンドで愛用していて、仲のいいゴルフ仲間にもおすすめしているニコン「COOLSHOT PRO STABILIZED」は、ピンまでの距離を正確に教えてくれるレーザー距離計です。

手ブレ補正に優れたレーザー距離計

以前使っていたレーザー距離計は手ブレがひどく、ピンまでの距離を測るのに時間がかかってしまい、スロープレーの原因にもなっていました。結局測れずじまいで、残り距離が曖昧なまま打ってショートやオーバーすることが多々ありました。

ところがこの「COOLSHOT PRO STABILIZED」に切り替えたところ、以前持っていたものに比べて手ブレがとても少なく、ピンフラッグを素早くとらえられます。プレースピードアップにも役立っています。STABILIZEDって、「手ブレ補正」の意味なんですね。

Nikon ゴルフ用レーザー距離計 COOLSHOT PRO STABILIZED 

ピンフラッグと奥の林を測り間違えない新機能

そして驚いたのが、新しく搭載された「LOCKED ON サイン」という機能。

よく、ピンフラッグの距離を測定していて、レーザーが奥の林に当たってしまい、その距離を信じて打つと奥のOBにボールが消えるなんてことが案外多いんですね。

この「LOCKED ON サイン」が搭載されたことにより、測定したいピンフラッグからレーザーが外れた場合も、ひと目でわかるようになりました。

Nikon ゴルフ用レーザー距離計 COOLSHOT PRO STABILIZED 

高低差と打つべき距離を教えてくれる

もちろんこの「COOLSHOT PRO STABILIZED」は、高低差を教えてくれると同時に、打つべき距離も教えてくれます。林間コースに行くと、起伏の激しいところが多いですし、日本に多い砲台グリーンでは欠かせない機能です。

もちろん、競技に備えて高低差を測るモードと直線距離のみ測るモードとを切り替えることが可能。直線距離だけを測るモードに切り替えた場合、他の人にもわかるようにLEDで点滅する機能も搭載しているので、安心です。

Nikon ゴルフ用レーザー距離計 COOLSHOT PRO STABILIZED 

直線距離のみ測れる廉価版の「COOLSHOT 20GII」との機能比較表を載せておきますので、選定の際の参考にしてみて下さい。

COOLSHOT 20GII」はシンプルな機能ですが、レーザー距離計の入門編としては最適な商品だと思います。

  COOLSHOT PRO STABILIZED COOLSHOT 20GII
ピンフラッグを測定できる最大距離の目安 500ヤード 300ヤード
手ブレ補正機能 ×
LOCKED ON 機能 ×
高低差の測定 ×
測距スピード 約0.3秒
防水機能 防水・防曇 生活防水

実際のコースでの測定はもちろん、普段行く打ちっ放し練習場でもレーザー距離計は大活躍します。

打ちっ放し練習場の距離の看板は10ヤード刻みで設置されているところはほとんどなく、また看板の距離もいい加減なもが多いです。

私は練習場に必ずレーザー距離計を持参して、測りながら練習をすることで、アプローチの距離感の精度を上げる練習を繰り返しています~♪

タイトルとURLをコピーしました