次のようなお悩みを持っていませんか?
- ドライバーの方向性が安定しない
- ドライバーさえまともならスコアが良いはずのに・・・
- ドライバーが怖くて握れない
こんにちは。たけちんです。
現在ハンディキャップ8、平均スコア80前後のアマチュアゴルファーです。
ゴルフのスコアが安定しない人の悩みとして「ドライバーの方向性が安定しない」という点があると思います。
狙ったところに構えているはずなのに、なぜかボールは右へ左へ。
「もうどうにでもなれ!」と、神頼みのような気持ちでドライバーを打っている人も少なくないでしょう。
アマチュアゴルファーがスコアを崩す原因として多いのがドライバーでのOBです。スコア100以上を叩いてしまう人の中には、1ラウンドに3回も4回もOBを出している人も多いかもしれませんね。
僕たちアマチュアゴルファーがスコアを安定させるためには、間違いなくドライバーを安定させなければなりません。
とはいえ毎回250ヤード越えのビッグドライブを打つ必要はなく、180~200ヤード先のフェアウェイを捉えれば十分。これができれば十分シングルを狙えるレベルです。
つまり僕たちが狙うべきなのは、ドライバーの飛距離ではなく、方向性を安定させることです。
ドライバーの方向性が安定すれば、スコアがまとまるだけでなく、結果的に飛距離が伸びます。
そのレベルに達すれば、今度はゴルフの「戦略」に目を向けられるようになり、ゴルフが今より10倍は楽しくなります。
というわけで今回は、「ドライバーの方向性が安定しない人の特徴と効果を約束する練習方法」について書いていきます。
練習方法については、僕が欠かさずやっている内容なので効果は間違いないと思います。
ドライバーの方向性が安定しない人の特徴
ドライバーでOBや池に打ち込んでしまう原因として、あなたが想像することは何ですか?
スライス、チーピン、それともプレッシャー?
もちろんそれもあるでしょうが、もっと根本的な問題があります。
それが何かと言うと、出球の方向です。出球の方向というのは、インパクトした直後にボールが飛ぶ方向のことです。
皆さんの経験を思い出してほしいのですが、OBを打ったときというのは出球の方向が悪いと思うんです。打った瞬間にフェアウェイから外れてしまい、そこからさらに曲がってOBゾーンに入ってしまう。反対にフェアウェイに真っ直ぐ飛んで、そこから曲がってOBというのは少ないと思います。
つまりドライバーの方向性が安定しない人の特徴は、そもそもボールの出球が管理できていないという点があります。
ボールの出球の方向さえ管理できれば、多少曲がってもOBにはなりません。なぜならフェアウェイ中央からOBゾーンに入れるには、最低でも2~30ヤードは曲げないといけないからです。OBになってしまうのは最初からOB方向に飛び出し、さらに事態を悪化させる方向に曲がるからです。
ドライバーの方向性を安定させるポイントは、出球の管理です。
これさえできるようになれば、OBを打つ確率はビックリするほど激減します。
そればかりかアイアンなど他のクラブの方向性も安定するため、スコアアップが約束されます。
いったんドライバーの飛距離を求めることから方向性の安定にシフトすれば、あなたのスコアはみるみる良くなり、さらにゴルフが今よりも10倍は楽しくなるでしょう。
ドライバーの方向性を安定させる練習方法
残念ながら、簡単に方向性を安定させる方法というのはありません。
あるのは地道な練習のみです。
いったん飛ばすことを封印するので、もしかすると退屈で辞めてしまう人が多いかもしれません。
しかし最後まであきらめずに取り組んだ人だけが、ドライバーの確実な方向性を手に入れることができるのだと思います。
ドライバーの方向性を安定させるために僕がやっている練習方法を紹介します。
出球を管理する
マットの幅くらいに2本クラブを置き、その間にボールを飛ばす練習です。
この練習の目的は、インパクト後の出球を管理することです。
ボールが曲がってもいいので、2本のクラブの間にボールを飛ばすことだけに集中します。ハーフスイングで100ヤードからはじめ、徐々にスイングを大きくしていくといいでしょう。
ドライバーの方向性が悪いには人は意外と難しく感じるかもしれません。
この練習をしていると、積極的にフェースターンをすると方向性が安定しないことに気付くはずです。反対にフェースターンをできるだけ抑えた方が、間に通しやすいと思います。
方向性の安定を目的にしているので、飛ばす必要はありません。とはいえ、飛ばさないとつまらないと感じる人もいるでしょう。
そんなときは、ゲーム感覚でやることをおすすめします。
たとえば150ヤード先の看板に目標を定め、「看板に当てるまで帰れない」みたいにゲーム形式でやると、けっこう夢中になれて楽しいですよ。
両脇タオルはさみドリル
両脇にタオルをはさみ、ハーフショットを打つ練習です。
ドライバーの方向性が悪い時は、体と腕の動きがバラバラになっていることがほとんどです。
腕だけで打ちにいったり、体が先行しすぎて振り遅れてしまったりといった具合ですね。
このドリルを行うことで、腕と体が同調したスイングを身に付けることができるので、結果として方向性がとても良くなります。
根気が必要な練習ですが、効果がとても高いドリルです。
方向性を安定させると平均飛距離がアップします
あなたの「平均飛距離」はどのくらいですか?
220ヤードくらい?それとも力自慢の男性なら250ヤード以上と答える人もいるでしょう。
しかし平均飛距離とは、実際に飛ぶ距離を表すものではありません。
たとえばミスなく1発で250ヤード飛ばしたとすると、当たり前ですが平均飛距離は250ヤードです。
では250ヤード飛ばしたにもかかわらず、惜しくもOBだった場合はどうでしょう?この場合の平均飛距離は250ヤードにはなりません。
どういうことかと言うと、最初に250ヤードを飛ばしましたが結果はOBだったので、最初の記録は「0ヤード」です。
次の打ち直しでナイスショットをし、250ヤード先のフェアウェイをとらえたとしても、OBの打ち直しは3打目なので、平均飛距離は「250÷3≒約80ヤード」になります。OBを打ってしまうと「250ヤード飛ばすのに3打かかった」と解釈されるからです。
このようにドライバーの方向性を安定させることができれば、平均飛距離をアップさせることができます。
なぜなら方向性が安定することで、OBが激減するからです。
「俺はドライバーで200ヤード飛ばせる」というと大したことないように聞こえますよね?でも「俺の平均飛距離は200ヤードだ」というと、かなりの腕前だと気づくはずです。
実際に平均飛距離で200ヤードなら、アマチュアでもかなりトップレベルだと思います。それくらいアマチュアは「飛んでいない」ものなんです。
まずは100ヤードでも150ヤードでもいいので、ドライバーで狙った方向に飛ばせるように練習をがんばってみてください。
とても地味な練習ですが、乗り越えれば必ずドライバーの方向性が安定し、今よりゴルフが楽しくなりますよ♪