がんばって練習しているのに、ドライバーだけなぜか上達しないというゴルファーの方は、次のような悩みを持っているかもしれません。
- アイアンは打てるのにドライバーだけ上手く打てない
- 飛距離も方向性も安定せず、いつもバラバラ
- 1ラウンドで2~3回はOBが出てしまう
- ドライバーが上達する方法を知りたい
こんにちは。たけちんです。
僕の現在のハンディキャップは8、平均スコアは80ほどです。
なかなか100が切れない、スコアに伸び悩んでいるという人に多い悩みに「期待通りにドライバーが上達しない」という点があると思います。
結論から言うと、ドライバーが上達しないのには理由があって、センスとか体格の問題ではありません。
この記事を最後まで読めば、あなたのドライバーが上達しない理由が簡単に理解できます。そして、あなたはドライバー上達のコツやヒントをつかむことができます。あとはあなたが「やるか、やらないか」です。
この記事は、次の流れでお話を進めます。
- ドライバーが上達しない超簡単な理由
- ドライバー上達のコツ
- ドライバーが上達する効果的な練習法
実践すればあなたのドライバーは必ず上達するので、ぜひ最後までお付き合いください。
ドライバーが上達しない理由【超簡単です】
ここで、あなたの普段の練習風景を思い出してほしいのですが、いつもドライバーでどのような練習をしていますか?
「遠くに、真っ直ぐ」と答えた方は、もしかすると典型的な「ドライバーが上達しない人」なのかもしれません。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」です
そもそも僕たちアマチュアゴルファーが、ドライバーに対して飛距離と方向性の両方を一度に求めるのには無理があります。
なぜかと言うと、遠くに真っ直ぐ飛ばす技術は、プロゴルファーにとっても難しいからです。
プロは毎日500球以上打つと言われていて、しかも熟練のスイングコーチに指導を受けながら練習を行っています。
かたや、あなたを含めアマチュアゴルファーはどうでしょう?できても週に500球がいいところではないでしょうか?もちろんスイングコーチを付けている人も少ないでしょう。
ドライバーが上達しない人は、とにかく「遠くに、真っ直ぐ飛ばすこと」を目指して練習します。
しかし、遠くに飛ばそうとすれば当然曲がる可能性が高くなりますし、反対に真っ直ぐ飛ばそうとすれば飛距離は落ちます。この相反する2つを同時に叶えることは、生半可なことではないのです。
つまり、飛距離も方向性も両方を一度に求めようとするとそれぞれが中途半端になり、結局どちらもマスターできないまま時間だけが過ぎていくことになります。
まさに「二兎を追う者は一兎をも得ず」です。
ドライバー上達のコツ
ドライバーが上達する最大のコツは、飛距離か方向性のどちらか一方にテーマを絞って練習することです。
理由は先述したとおりで、限られた時間の中で飛距離と方向性という相反する2つを同時に叶えることは不可能に近いからです。
もしもあなたがドライバーの上達を願うなら、今すぐにでも飛距離を取るのか、それとも方向性を取るのかを決める必要があります。
飛距離と方向性どちらを取るか
ここまで読んでいただいたあなたは、もしかすると「飛距離と方向性のどちらを選べばいいのかわからない」と思ったかもしれません。
これについては、あなたが求めるゴルフスタイルによります。
どういう事かと言うと、人によってゴルフに対して求めることが違う、ということです。
たとえば、あなたが「OBなんて気にせず、ボールを遠くに飛ばす快感を味わいたい」という人なら、とことん飛距離を追求した練習をすればいいでしょう。反対に「とにかくスコアメークに徹底したい」という方なら、ドライバーで方向性が良くなる練習が必要です。
繰り返しになりますが、ドライバーが上達しない人のほとんどが、この2つ両方を求めます。
結果として全てが中途半端になり、失敗をしてしまいます。
あなたが上達するために必要なのは、練習量を増やすことよりも、まずは「飛距離を取るのか、方向性を取るのか」を決断することです。
とはいえ、たとえば今方向性を選んだからといって、飛距離を金輪際あきらめなければならないわけではありません。
方向性に自信が付いたら、今度は飛距離アップに取り組めばいいだけです。
ドライバーが上達する効果的な練習法
具体的な練習方法は、「飛距離を求めるか」「方向性を求めるか」によって変わります。
飛距離アップのための練習法
ドライバーで飛距離アップをするためには、筋トレよりもまず「ドライバーの飛ばし方」を理解しなければなりません。ただドライバーを振り回すだけでは、当たり前ですが飛距離は伸びないからです。
ドライバーで飛距離を出す方法や練習方法についての詳細は、下の記事を参考にして下さい。
飛距離アップのためには「タオル素振り」も効果絶大ですよ。
時短で手っ取り早くドライバーの飛距離アップしたい方は、練習器具に頼るのが一番早いです。
柔らかいシャフトが装着されたロジャーキングという練習器具は、ドライバー飛距離アップの要(かなめ)である「シャフトのしなり」を簡単にマスターできるのでおすすめです。気になる方は、レビュー記事を公開しているので良ければ参考にして下さい。
方向性アップのための練習法
ドライバーで方向性を高めるポイントは出球の管理です。
「出球の方向」とは、インパクト直後にボールが飛び出す方向のことです。
ドライバーで方向性が定まらずにOBを連発してしまう人は、そもそもインパクト直後の出球の方向が管理できていません。
その代わりに出球の管理さえできれば、多少曲がってもOBになるリスクは激減します。
ドライバーで出球を管理する具体的な方法は、下の記事で詳しく解説しています。
ドライバーのプッシュアウトスライスに悩んでいる方は、下の記事をご覧ください。プッシュアウトスライスの原因や解決法を解説しているので、実践すればドライバーの方向性が良くなってスコアが安定しますよ。