こんにちは。たけちんゴルフです。
今回はドライバーが苦手という方に向けて「どこを見て打つのが正解か？」についてお話ししたいと思います。
あなた自信も「どの辺を見ればスライスが治るんだろう？」とか「『ボールをよく見て打て！』と言われるけど上手くできない」と悩んだ経験があるかもしれません。
にわかに信じがたいかもしれませんが、「どこを見るか？」を変えるだけでドライバーの弾道は激変します。
僕がスライスばかりで悩んでいたとき、レッスンプロから見る位置についてアドバイスを受けたところ、いきなり強弾道のつかまったボールが打てました。
スイングは何も変えていないにもかかわらずです。
もしかすると、あなたも僕と同じように「見る場所」を変えるだけで大変身できるかもしれません。
ドライバーはどこを見て打つのが正解？
ドライバーの場合、ボールの右側を見て打つのが正解です。
なぜかと言うと、ドライバーはアッパーブローで打つのがもっとも効率的に飛ばせるからです。
ドライバーの基本アドレス
ドライバーの基本となるアドレスは「約3度の右肩下がり」です。
僕たちアマチュアゴルファーにとって、ドライバーをもっとも効率的に飛ばせるのは約3度のアッパーブローと言われています。
この形でインパクトするには、アドレスの段階で右肩を左肩よりも3度ほど下げておくのが理想です。
このアドレスを作るのに、ボールの右側を見るのが効果的なんです。
Two different looks at how @JonRahmpga hits a high draw with #Paradym Driver 💣 pic.twitter.com/3NEoVa4OR9
— Callaway Golf (@CallawayGolf) January 23, 2023
右肩が高いとスライスしか出ない
ボールを左足寄りに置くドライバーで右肩を高くしてしまうと、自然と体の右サイドが前に出るためカット打ちになりやすく、スライス系の球が多くなります。
また体が突っ込みやすいため「ヘッドビハインドザボール」になりにくく、距離も出せません。
当時の僕がレッスンプロから指摘されたのはまさにこの点で、ボールを真上からのぞき込むように構えていたため、右肩と左肩が同じ高さ（ひどいときは右肩の方が高い）になっていたそうです。
たぶんこういうアドレスになっている人は多いんじゃないかな？と思います
ボールを見る場所を変えるとアドレスも変わる
そこでアドバイスを受けたのがボールを見る場所です。
「ドライバーを打つ時にはボールの右側を見なさい」と言われたんです。
ボールの右側を見ようとすると人間は体を右に傾けようとするため、自然とアッパーブローに打てるアドレスができあがります。
注意するのは、右肩を必要以上に下げすぎないことだけです。
ボールの真上を見て打つのはやめたほうがいい
ドライバーを打つとき、ボールを真上から見るのはおすすめしません。
理由は先述したとおりで、カット打ちになりやすいからです。
ボールに当てたい気持ちが強くなると、どうしてもボールを真上から見下ろすように構えたくなります。
頭がボールから離れるど「当たらないんじゃ？」という不安が大きくなるからです。ダフリの不安を感じる人もいるかもしれません。
だけど、ドライバーは最下点を過ぎてからインパクトする「アッパーブロー」が基本。
そうしないと飛ばないし、ボールがつかまらないんです。
インパクトもボールを見るべき？
「ボールをよく見て打て！」と言われたことがある人は多いと思います。
これは主にヘッドアップを防ぐ目的ですが、僕は「インパクトでボールは見なくてもいい」と考えています。
アドレスでアッパーブローに打てる構えを作ったら、あとはボールの存在を忘れてフィニッシュまで振り切った方が結果が良くなる可能性が高いからです。
ボールを見て打つ意識が強いと、力が入ってスムーズに振り切れなくなってしまい、かえって芯に当たらず飛距離をロスしてしまいます。
インパクトではボールを直接打つ意識は捨て、まるで素振りのように振り切ることだけに意識を向けた方が結果が良くなるはずです。
もし体が突っ込んでしまったりヘッドアップの癖が抜けないという方は、右足の前あたりを見て打つといいでしょう。
インパクトで頭が残ったヘッドビハインドザボールが作れます。
