ボールのつかまりを良くするためにシャットに(閉じて)上げるコツを知りたい。テークバックでフェースを開く癖が直らないから効果的な練習方法もしりたいな。
こんにちは。たけちんです。
今日はこのお悩みを解決します。
✓この記事の内容
- シャットに上げるコツ
- シャットフェースのデメリットや注意点
- シャットフェースを作る効果的な練習方法
テークバックをシャットに上げるのをおすすめのゴルファータイプは、次のような方々です。
- ボールが右にばかり飛ぶ人
- 手を無理やり返さないとスライスする人
- シャンクが多い人
このタイプの人はたぶん9割近くの人がテークバックでフェースを開いてしまう癖がある人でして、反対にシャットに上げる方法をマスターできればこれらの多くを解決することができます。
テークバックで開く癖が抜けない人には難しく感じるかもしれませんが、この記事を読み終わる頃にはシャットに上げるコツが理解できるはずですので最後までお付き合い下さい。
そしてこの記事で学んだとおりに練習を行えば、ボールが右に飛んだりスライスばかりの状況から抜け出すことができると思います。
シャットに上げるコツ
ゴルフクラブをシャットに上げるコツを紹介します。
いくつかありますのでご自身に合いそうなものを選んでみて下さい。
- フェースをボールに向けたまま上げる
- 右手の平をボールに向けたまま上げる
- シャフトを左に回す
フェースをボールに向けたまま上げる
テークバックの際にグリップが腰のあたりに到達するまでずっとフェースがボールに向いたままにしておきます。
こうすることでテークバックでフェースが開くのを防ぐことができます。
プロゴルファーにフェースを開きながら上げる人はほぼ皆無で、これまで多くのゴルファーが「スイングの手本」にしてきたタイガー・ウッズ選手も、フェース面がボールを向いたままテークバックしてるのがわかりますね。
シャットフェースというかこれが「標準」ですね。
右手の平をボールに向けたまま上げる
「右手の平の向き=フェース面の向き」ですので、フェース面が意識しづらい方は右手の平をボールに向けたままの意識でテークバックするといいでしょう。
シャフトを左に回す
これは意外と気付いていないゴルファーの方が多いのですが、ゴルフクラブはドライバーもアイアンもバックフェース側(フェース面の裏側のこと)が重いので、下のようにシャフトが右に回転しやすいです。
テークバックで開く癖がある人はこれに気がついてないケースが多いですね。
これは地球の重力の仕業なのでどうしようもなくて、シャフトが右回りしないように左に回すことで力を打ち消すことができます。
シャットフェースのデメリット
シャットに上げるコツを解説してきましたが、シャットフェースもいいことばかりではなくて、やり過ぎるとデメリットもあります。
シャットフェースにするデメリットは次の通りです。
- ボールが上がりづらい
- 左に曲がる
- 違和感がハンパない
ボールが上がりづらい
シャットフェースにすることでボール上がりづらくなることがあります。
シャットに上げると言っても限度があるので、あまりシャットにしすぎるとボールが上がらなくなるので要注意ですね。
最初はフェースを開いてあげる癖を矯正するため極端なシャットにして練習してOKですが、慣れてきたら徐々にシャット具合を減らしていくと良いです。
関連記事 シャットフェースが飛ばない理由|フェースの許容範囲と注意点
左に曲がる
これまでフェースを開きながら上げていた人のあるあるですが、シャットフェースにするとボールが左に曲がるという現象が起こります。
これはインパクトで無理やり手を返して打っていた癖のせいです。これまでテークバックで開きながら上げていたので、インパクトで「えいやっ!」と手をこねないといけなかったからです。
シャットに上げる練習を始めたばかりの頃は左に曲がるかもしれませんが、徐々に手を無理やり返す癖もなくなってくるので、しばらく続けてみて下さい。
(スライスよりマシと思いましょう(* ̄0 ̄)/ !)
違和感がハンパない
こればっかりは慣れるしかしょうがないですね。すみません以上です笑。
シャットフェースをマスターする練習方法
シャットフェースをマスターする練習方法ですが、効果的なのはフレループという器具を使った素振りです。
フレループはシャフトが曲がった独特な形をした練習器具なのですが、ゴルフクラブを使うよりも時短でシャットに上げる感覚をマスターしやすいです。
なぜかというとフレループはシャフトが曲がって先端が重いため、ゴルフクラブよりも「開きやすい」からです。テークバックで開くと手の中でグリップが回るので、目を閉じていてもフェースが開く違和感がわかります。
この違和感が出ないように振るのがミソでして、わざわざゴルフクラブを使って無理やりシャットに上げる練習をしなくても、フレループさえあれば正しいテークバックを身に付けることができるんです。
実は僕もテークバックで開く癖が出るときがあるので、ゴルフバッグに常に入れていて練習場やラウンド前に「矯正」しています。スイングプレーンに上げやすくなるのでめちゃいいですよ。ボールのつかまりも良くなって、飛距離も出ている気がします。
「フレループってどんな感じなんだろ?」という人は、レビュー記事を書いているので参考にしてみて下さい。
15,000円くらいするのでちょっと高めに感じますが、打ちっぱなし練習場にただボールを打ちに行ってお金を使うくらいなら、フレループで素振りをしている方が100倍は効果がありますよ。
打ちっぱなし数回分の値段で買えるので、無駄な練習にお金を使うくらいなら早めに買っちゃいましょう!