スコアに伸び悩みを感じている方は、次のような悩みを抱えているかもしれません。
ゴルフ歴10年目にしてやっと90が切れたと思ったら、また100を叩いてしまった…。けっこう長いことゴルフをやっているのに、どうしてスコアが安定しないんだろう?練習場にも毎週通っているのに、やっぱり自分にはセンスないのかも…。
これまで自己流でゴルフを学んできた方にとって、平均スコアを70台や80台までもっていくのには、大きな壁が存在します。
では、壁を乗り越えるにはどうすれば良いのか?
そこで必要になるのが、ゴルフの基礎です。
頑丈な基礎がないと高層ビルが建てられないのと同様に、高いスコアの壁を越えるためには基礎が欠かせないのです。
今日ご紹介する「タオルを使ったゴルフ練習」には、ゴルフの基礎がたくさん詰まっています。
タオルを使った練習を繰り返すことで、長年に渡り積もった悪癖が取り除かれ、あなたのスイングは見違えるものに変わります。
そしてそのスイングは、70台や80台といった大きな壁を超えるだけの原動力となるはずです。
では早速、「タオルを使ったおすすめゴルフ練習3選【スコアの壁をブチ破ろう】」を書いていきます。
タオルを使ったおすすめゴルフ練習3選
これからご紹介するタオルを使った練習は、次の3つです。
- タオル素振り
- 両脇タオルはさみドリル
- タオルでダウンブローマスター
上記3つは、僕が日常的に行なっている練習内容になります。
レッスンプロやプロゴルファーの方も推奨する練習方法なので、きっとあなたにも高い効果が出ると思いますので参考にして下さい。
①タオル素振り
タオルを使ったゴルフ練習のひとつめ「タオル素振り」は、ゴルフスイングの基礎となる下記のコツをつかむのに効果的です。
- スイングの「タメ」を作る
- シャフトのしなりを使う
- クラブの重さを使ったスイング
- 飛距離アップ
バスタオルや大きめのスポーツタオルの先端を結び、素振りするだけのシンプルなゴルフ練習ですが、上記のとおり効果は絶大です。
腕に頼ると上手に振れないので、自ずと下半身を主体にしたスイングが身に付きます。
わざわざ練習場に通わなくても自宅でできるので、お風呂に入る前などのタイミングでぜひ習慣にしてみて下さい。スイングプレーンが安定し、飛距離も伸びてくるはずです。
詳しい練習方法については、下の記事で詳しく解説しています。
参照 ゴルフが激変するタオル素振りの効果【間違った方法では効果なし】
②両脇タオルはさみドリル
僕が個人的に絶大な信頼を置いているのが、この「両脇タオルはさみドリル」です。
練習方法は至ってシンプルで、一枚のタオルを両脇にはさみ、ボールを打ちます。
このゴルフ練習で得られる効果は、主に次のとおりです。
- 体と腕の同調
- 下半身リードのスイング
- 飛距離アップ
アイアンやドライバーの方向性に問題があるのは、腕と体の動きがバラバラだからです。
手だけでクラブを上げたり、手でボールに当てに行ったり。反対に、体だけ回って腕がついて来てないのかもしれません。
両脇にはさんだタオルを落とさないようにするためには、腕と体の動きを一体化させなければいけません。
いわば強制的に、腕と体の同調を作り上げるのです。
プロゴルファーの方も取り入れているおすすめの練習なので、あなたもぜひトライしてみて下さい。
超地味な練習かもしれませんが、ボールコントロールの精度がみるみる変わると思います。
参照 両脇タオルはさみドリルの効果とコツ【ゴルフ上達の必須練習】
③タオルでダウンブローマスター
難易度が高い練習方法ですが、「さらなるレベルアップをしたい!」という方におおすすめなのが、「タオルでダウンブローマスター」です。
大げさなネーミングで申し訳ないですが(笑)、練習方法はシンプルです。
ボールの2~30センチくらい後ろに折り畳んだタオルを置き、タオルに触れないようにボールを打つ練習です。
はじめに断っておきますが、めちゃくちゃ難しいです(笑)。
でもこれが難なく打てるようになれば、アイアンの飛距離や精度が今よりも格段に上がります。
上手に打つためのコツを紹介します。
後ろのタオルに当てないためには、ヘッドをギリギリまで地面に落としてはいけません(※超重要)。
ポイントは、テークバックで上げたヘッドをその場に残したまま、グリップ(手元)を下に下げることです。こうすることでシャフトが立ち、ヘッドが遅れた形でインパクトを迎えます(これを「レイトヒット」と呼びます)。
上記の表現で伝わるかわかりませんが、とにかくインパクトギリギリまで右手首の角度をほどかないように、ヘッドを遅らせることです。
できるだけ右手首を柔らかく使うのがコツになりますので、小さなスイングから始めてみて下さい。
アイアンのキレやスピードが大幅にアップしますよ(^^♪