次のようなお悩みを持っていませんか?
- ゴルフ歴2~3年でスコアに伸び悩んでいる
- 週イチで練習場に通っているのにスコアは100前後…
- 簡単にスコアアップできる方法やコツを知りたい
こんにちは。たけちんです。
僕はゴルフ歴13年ほどでハンディキャプは8、平均スコアが80前後のゴルファーです。
今日はこのお悩みを解決します。
✓この記事の内容
- 簡単にスコアアップできるラウンドのコツ
- 練習をがんばってもスコアアップできない理由
- スコアアップに直結する練習方法
スコアに伸び悩んでいる人によくある悩みとして「練習をがんばっているのにスコアが伸びない」という点があると思います。
僕も昔は毎週のように打ちっぱなしに通いつめ、思ったようにスコアアップできずに苦しんでいた一人です。
湯水のように練習代にお金を使っても全然スコアが良くならないので「もしかして、自分ってゴルフのセンスがないのかも…」と落ち込みました。
しかしある時に「スコアアップのコツ」を知り、そこからは加速度的にスコアが良くなっていきました。
今日はそのコツを、皆さんと共有したいと思います。
では「簡単にスコアアップできるコツ【効果のある練習方法も公開】」を書いていきます。
スコアアップできるラウンドのコツ
皆さんご存知のとおり、ゴルフは適当にボールを打てばスコアが良くなるわけではありません。
なぜならゴルフ場には色んな「罠」が仕掛けられていて、それを上手く避けつつプレーをしなければスコアアップできないように作られているからです。
その罠を避けるための方法論が「コースマネジメント」と呼ばれるものですね。
とはいえコースマネジメントという難しいことばや理論は覚えなくても大丈夫で、次の5つことさえ頭に入れておけば、簡単にスコアアップが可能です。
それが次のとおり。
- ディフェンスに徹する
- 70点の積み重ね
- ゴルフはゴロフ
- ピンは狙うな
- スコア管理すべし
順番に解説していきます。
①ディフェンスに徹する
「コースマネジメント」という言葉を聞いて、どのようなイメージを持ちますか?
フェアウェイの右サイドに打つ。
ドライバーで230ヤード地点まで運ぶ。
このように「どこにボールを打つか?」という「オフェンス(攻撃)」のイメージが強いのではないでしょうか?
しかし本来のコースマネジメントの意味は「ディフェンス(守り)」です。
ディフェンスとは「どこにボールを打ってはダメなのか?」を確認し、それを実行することです。
理由は冒頭でお話したとおりで、ゴルフで良いスコアを出すためには、コース上に仕掛けられた様々な罠を避けなければならないからです。
コース上の罠とは、わかりやすいものだとOBや池、バンカーなど。
つまりスコアアップの最大のコツは、OBや池、バンカーなどを徹底的に避けるべく、ディフェンスに徹することです。
関連記事 ドライバーを使わない=せこい?【答え:勇気ある正しい選択です】
②70点の積み重ね
思うようにスコアアップできない人の中には「ゴルフはナイスショット(100点満点)を積み重ねなければいけない」という人が多いかもしれません。
ゴルフで良いスコアを出すコツは、100点ではなく70点のショットを積み重ねることです。
70点のショットとはどういうことかと言うと、たとえばドライバーなら曲がっても打てる場所にあればOKという意味です。
理由は先述のとおりで、ゴルフは打ってはいけない場所に打たなければスコアになるからです。
極端に言えば、芯をくったナイスショットがラウンド中に一回も打てなくても、OBや池、バンカーなどのトラブルさえ避けられればいいスコアで回れるということ。
スコアアップの2つめのコツは、「70点のショットを積み重ねましょう」です。
関連記事 簡単に100切りできるコースマネジメント【ナイスショットは不要】
③ゴルフはゴロフ
これは青木功プロの有名なことばです。
この言葉は「ゴルフは転がし(=ゴロ)の方がスコアが良くなる」という意味でして、実はゴルフはフェアウェイを転がせるほうが圧倒的に有利になります。
極端な例だと、もし200ヤード転がせるパターが開発されたら、間違いなく今よりも劇的にスコアアップできると思います。
なぜかと言うと転がしは風の影響をほぼ受けず、またラフで止まるのでOBなどのリスクが激減するからです。反対にボールを空中に飛ばす方が不確定要素が多く、OBや池などの危険が高まります。
また「ボールを上げたい」という意識がミスショットになりやすいというのも理由のひとつです。
具体的な例だと、たとえばアプローチ。
「アプローチ=サンドウェッジ」と考えている人が多いかもしれませんが、バンカー越えでもない限り、パターや7番アイアンなどで転がす方がミスが減り、さらにピンに寄せやすいです。
またショットでもわざわざ高いボールを打たなくても、「ゴロでもOK!」という気持ちで打つと上手くいくものですよ。
④ピンは狙うな
どこからでもピンを狙ってしまうという癖は、スコアを悪化させる大きな原因のひとつです。
なぜならピンという狭いターゲットを目標にしてしまうとミスショットが起きやすいからです。体が委縮してスイングが小さくなり、当てるだけのショットになりやすいんですね。
たとえばセカンドショットやアプローチを打つときは、ピンではなく「グリーンに乗ればOK」という気持ちの方が上手くいきやすいです。ターゲットが広いのでプレッシャーが減るからです。
パター以外はピンを狙わないことが、意外かもしれませんがスコアアップのコツになります。
⑤スコア管理すべし
スコア管理というのは、単にスコアを記録しておくだけではなく、もっと詳細なデータを残しておくことです。
たとえば「何番ホールのセカンドショットで7番アイアンを打ってどこに飛んだ」など。
なぜこのデータが必要かというと、次回のラウンドの反省材料になったり、練習の課題が明確になるからです。
たとえばアイアンでの大ダフリがラウンド中に5回あったなら、単純に5打の損ですから、練習ではダフらないようにボールコンタクトを良くする練習をする、といった具合です。
スコアカードに一打ずつ記録してもいいのですが、記入スペースが少ないので、ラウンドログカードを持って行くと便利です。1枚あたり7~80円とコスパが良いのでおすすめです。
練習をがんばってもスコアアップできない理由【簡単です】
「毎週がんばって練習場に通っているのに、全くスコアが良くならない」というお悩みが多いと思います。
実はこの理由はとても簡単で、スコアアップと関係のない練習をしているからです。
具体的には「遠くに真っ直ぐ飛ばす練習」ですね。
たぶん多くの人がこんな練習をしていると思うのですが、残念ながらあまりスコアに結びつきません。
たとえば練習場で真っ直ぐ飛ばす練習をしていても、何球かに一回は左右に曲がりますよね?
その確率はさておきとして、問題なのは「(ミスした時に)左右どっちに曲がるかわからない」という点です。
これではラウンドで使えません。
右がOBのホールで「右に行かないように真っ直ぐ飛んでくれ…」と願ったボールが、右にスライスしてOBになった経験はありませんか?
そもそも「真っ直ぐ飛んでくれ」という思考が間違いでして、ギャンブル以外なにものでもなく、スコアは「運任せ」になってしまいます。
なのでスコアアップを本気で目指したい方は、練習方法を今すぐ変えることをおすすめします。
関連記事 ゴルフ打ちっぱなしの練習方法【お金を無駄にせず最速で上達する】
スコアアップに直結する練習方法
ではスコアアップをするために効果的な練習方法を紹介します。
それはズバリ、ディフェンスをメインにした練習です。
ディフェンスとは具体的にどういうことかと言うと、「絶対に○○しないボールを打つ」ということです。
たとえば次のとおり。
- 絶対に右に行かない
- 絶対に左に行かない
- 絶対にダフらない
絶対に右に行かないボールとは、フックです。反対に、絶対に左に行かないボールとは、スライスです。
これをラウンドで打ち分けられるようになったら、確実にスコアアップします。
「狙ってフックボールなんて打てない」という人がいるかもしれません。
でも意外と簡単で、アドレスでフェース面を30~45度くらい左に向けて構えたら、誰でもフックは打てます。
「そんなのカッコ悪い」と思われるかもしれませんが、僕は平気でやりますよ(笑)。
カッコいいドローボールだろうと、チーピンみたいなフックでも、右のOBを避けられたのなら結果は同じです。
反対にスライスを狙って打ちたければ、左を向いてフェースを開き、あとはいつものスイングをするだけです。
あと「絶対にダフらないボール」を打つためには、ボールをクリーンにヒットする練習をすることです。
ちょっと難しいかもしれませんが、練習場のマットに触れないよう、ボールだけに当てる練習をひたすら繰り返します。
最初はトップするかもしれませんが、「絶対にダフらない」という命題はクリアしているのでOKです。
慣れてくるとクリーンヒットのコツがつかめてきて、最終的にキレのいいアイアンショットが打てるようになるので頑張ってみて下さい。
最初はティーアップしたボールをサンドウェッジや9番アイアンなどの短いクラブで打つと、感覚がつかみやすいと思います。