ゴルフで大叩きしないコツ【スコアアップを約束する3箇条】

スコアメイク
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こんにちは。たけちんゴルフです。

今回のお話のテーマは、みんな大嫌い(笑)な「大叩き」をいかに回避するか?についてです。

皆さんにとって、「大叩き」とは、どれくらいのスコアですか?

トリプルボギー?それとも「8」とか「10」という、聞くだけでも寒気のするスコアでしょうか(汗)。

ゴルフの腕前や、目指すスコアによって、どれくらいから「大叩き」と解釈するかは人それぞれですが、それにしてもどうして1ラウンドに何度も大叩きを繰り返してしまうのでしょう?

ベストスコア更新目前で大叩きして、ボロボロになってしまった。

大叩きさえなくなれば、もっとゴルフは楽しいのに。

こんな悩みを抱えているゴルファーの方に向けて、大叩きしないコツや、今後の大叩きを防ぐための考え方などについてお話させていただきます。

たけちん

JGAオフィシャルハンディ8.6のアマチュアゴルファーです(2022年6月現在/ベストスコア72(ハーフベスト35))。「2025年までにハンデ3以下になる!」を目標に日々練習に励んでいます。

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ゴルフで大叩きしないコツ

早速ですが、本題の「ゴルフで大叩きしないコツ」をお話します。

余談ですが、僕も昔は1ラウンドに何度も「8」や「10」といった大叩きを繰り返し、100前後のスコアをウロウロしていました。

せっかく途中まで好調で「今日はベスト更新だ!」と喜んでいたのに、結局どこかで大叩きして、いつものスコアで終わってしまう。

そんなゴルフに嫌気がさした僕は、「そもそも、どうして大叩きをしてしまうのか?」を真剣に考えてみました。

「今日こそは大叩きしないゾ!」と意気込んでも、結局大叩きしてしまうのは、一体なぜなのか?

 

そこで導き出した答えが、これからお伝えする「大叩きしない3箇条」です。

今でもラウンド時には、常に3箇条は実践し、大叩きを最小限まで抑えることができているので、きっと皆さんにも役立つと思います。

その3箇条というのが、次のとおりです。

  1. 飛距離よりフェアウェイキープ
  2. 脱線したら即復帰
  3. とにかく転がせ

それぞれ、詳しくお話しますね。

①飛距離よりフェアウェイキープ

さっそく耳の痛いお話かもしれません(笑)。

第1箇条は、飛距離よりフェアウェイキープです。

「わかっちゃいるけど、なかなか実践できない。」こんな方も多いと思います。

でも、これが体に染みつくと、ビックリするくらい大叩きが減るんですよ!

 

大叩きの原因1位は、やっぱりOB

大叩きには色んな原因がありますが、何と言っても一番の原因はOBだと思います。

プライベートゴルフなら「プレ4」で実質2罰打ですし、何より精神的にキツイです…。

OBに気持ちが引っ張られて、ミスショットを積み重ねちゃうという人も、きっと多いのではないでしょうか?

確かに、ドライバーで飛距離を出すのは、ゴルフの醍醐味のひとつです。

だけど、それで大叩きを連発していたら、それはそれで悔しいですよね。

 

ドライバーはアプローチショット

僕の大叩きが減ったのは、ドライバーを飛ばすクラブではなく「アプローチのクラブ」だと考え方を変えたのが一番の理由です。

つまり、ドライバーはウェジと同じように狙った所に運ぶクラブである、ということです。

 

僕は多くのラウンドで、ドライバーの「200ヤードショット」を多用しています。

200ヤードであれば、無理に振り回す必要はないので、ある程度の方向性を確保できます。

たとえちょっとミスしても、OBとかトラブルに見舞われることがほとんどないんですよね。

僕の年齢は40代半ばですが、平均的な体力の男性ゴルファーであれば、軽く振れば200ヤードは飛ぶと思います。

これについては、当ブログのドライバーは200ヤードで十分と考えたら80台が安定し始めた話の中で詳しくお話していますので、よければ参考にしてください。

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フェアウェイが一番安全

ティーイングエリアとグリーンの次に、フェアウェイは最も安全なエリアです。

まず、フェアウェイは芝が短く、ミスショットが出にくいです。

ラフみたいに長い芝が絡みつくなんてことはありません。

たとえトップしたとしても、フェアウェイなら前に転がってくれます。

 

このように考えると、ティーショットでフェアウェイキープすることも大事ですが、セカンドショット以降もずっとフェアウェイにいることが大切です。

飛ばなくたってOK!とにかくずっとフェアウェイにいさえすれば、大きなトラブルに巻き込まれることがないので、大叩きを防ぐことができるんです!

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②脱線したら即復帰

ここまで、フェアウェイにいることの重要性をお伝えしましたが、当然フェアウェイを外すことも出てきます。

平坦で短い芝のラフならOKですが、たとえば急激な前上がりや、林やバンカー。

こんな類のものを僕は「脱線」と呼んでいますが、大叩きを防ぐ第2箇条は「脱線したら即フェアウェイに復帰しましょう」です

 

挽回狙いが大叩きの元

あなたはティーショットをフェアウェイに狙って打ちましたが、思いのほか大きくスライスして、ボールは右方向に飛びました。

「もしかしてOBかも…。」

不安を抱えつつ近くに行ってみると、幸運にもOBラインぎりぎりでボールが止まっています。

とてもラッキーでしたが、そこはかなり急激な前上がりです。

「OBにならなくて、めちゃくちゃラッキー!グリーンまであと130ヤードくらいだから、7番アイアンなら何とか届くでしょ。」

前上がりといえば、普通に打てばフックする状況。

そこで左に曲がる分を考慮し、少し右を向いて構えたあなたは、7番アイアンを振り抜きました。

するとボールはなぜか右にすっぽ抜け、OBゾーンに消えていきましたとさ…。

 

皆さんは、上記のような経験はありませんか?

ちなみに、これは僕の体験談でして、しかも1回や2回じゃありません(笑)。

 

このように、ミスショットをした後に狙えそうな状況にあると、つい挽回したくなっちゃうんですよね。

でも、この誘惑こそ、大叩きになる可能性をたくさん秘めているんです。

ちなみに先ほどの例ですが、「前上がり=フック」と思われがちですが、意外と右にすっぽ抜ける可能性が高いです。

詳しいことは別の機会にお話しますが、今回のように右にOBがあるなら、グリーンを狙うことよりもフェアウェイに戻すことに専念したほうが大叩きを防げると思います。

フェアウェイに戻すだけであれば、OBに背を向けて打てるので、どんな酷いミスショットをしたとしてもOBだけは避けられます

何だか消極的なプレーに感じるかもしれませんが、最終的に「8」とか「10」の大叩きをすることを考えれば、たった1打の損です。

たった1打の損で、フェアウェイという絶好のポジションから打てるのですから、もはや損ではなく「得」と言ってもいいかもしれませんね。

もしかすると、グリーンオンして1パットのパーかもしれないわけです。

ゴルフはナイスショットを競うのではなく、いかにミスを減らせるかのゲームです。

大叩きの原因になる要素が少しでもあれば、安全なフェアウェイ復帰が第一です。

③とにかく転がせ

最後は、ボールは高く上げるのではなく、とにかく転がそうです。

パターしかり、アプローチでも、ゴルフは転がすのが一番簡単です。

なぜなら、風の影響を大きく受けることがなく、最後は必ず芝の抵抗で止まってくれるからです。

反対にボールは高く上がるほど、風の影響を強く受け、場合によってはOBなどのトラブルエリアに直接飛び込んでしまいます。

またボールを上げようとすると、ダフリなどのエラーも起こりやすくなるという点もあります。

たとえば、せっかくグリーンまわりまで来たのに、ウェッジで上げようとしてザックリしたことはありませんか?

いつまでもグリーンに乗らずに周囲でウロチョロすると、すぐに大叩きになってしまいます!

パターでもいいですし、エッジまで距離があるなら7番アイアンなどのミドルアイアンでも構いませんので、転がせるのであれば徹底的に転がして、安全なグリーンに乗せちゃいましょう!

 

フェアウェイでも転がしが有効

僕はいつも「ダフりよりトップ」と思っていますが、フェアウェイであれば、トップでもOKと思ってプレーしています。

なぜなら、フェアウェイなら、トップしても前に転がってくれるからです。

極端に言うと、たとえば7番アイアンで芯を食って150ヤード飛ばすのも、トップして150ヤード転がるのも、同じ場所に止まったのであれば結果は「一緒」です。

もちろん、グリーン奥のOBは警戒する必要がありますが、「トップでもいいんだ」と考えると、ショットが楽になります。

反対にダフリだと、数ヤードしか進まない実質状の「1ペナ」になっちゃうので、避けましょう。

ちなみにダフリを避けるなら、アイアンを少し浮かせて構えるのがおすすめです。

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大叩きしても、素直に受け入れよう

ここまで「大叩きしない3箇条」をお伝えしました。

これを実践すれば、かなりの確率で大叩きを防げると思いますが、とはいえ、実際には大叩きするときもあると思います。

ゴルフは自然相手のスポーツですし、自分の調子が悪いときもありますからね。

そんなときは「やるべきことはやったのだから、今はこれでOK」と受け入れてあげましょう。

 

大叩きしたという「結果」にばかり目を向けてしまうと、その後のプレーに大きな悪影響を及ぼしてしまいます。

出だしのホールでトリプルボギーを叩いてしまい、その後も大叩きが続いてしまうことはありませんか?

このように、あるホールの結果に囚われてしまうプレーを「結果指向のプレー」と呼びますが、スコアは自分でコントロールできることではありません

コントロールできるのは「大叩きしないための準備や心構え」といった過程(プロセス)であり、反対にコントロール不可能なスコアに一喜一憂しても、意味がないのです。

なので、もしあるホールで「8」を叩いたとしても、そこで終わり!

「やるべきことはやったのだから、次のラウンドに活かせばいいや♪」と割り切りましょう。

このように切り替えることができれば、次のホールでは、引き続き大叩きしないための準備をしっかり行うことができます。

ラウンド後の復習が、大叩きを防ぐ最大のコツ

ラウンド中に過去の大叩きを反省することはいけませんが、ラウンド後には大いに振り返ってほしいところです。

なぜなら、今日大叩きした内容を振り返り、原因と対策を追求しておけば、次に同じホールで同じミスを繰り返さずに済むからです。

 

ちなみに、僕はノートに大叩きしたホールの状況を細かに残しています。

上から日付、ゴルフ場名、大叩きしたホール、スコア、レイアウトを書き、青ペンでボールの軌跡を書き込みます。

そして、「どうして大叩きになったのか?」の原因と、「どうすれば大叩きにならずに済んだのか?」の対策を、両方とも記入します。

例えば、右にOBを打ったのなら、次はもっと左を向いて構える。

4パットしたのなら、アプローチは手前につける。

こういったことを書いておいて、ラウンド前に見直すことで、より細かい注意を払いながらプレーできます。

そして、情報が積み重なっていくと、いつか自分の「ゴルフIQ」が、とても高くなっていることに気付くと思います。

こうなれば、特に意識しなくても大叩きしなくなりますよ(^^)♪

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